今、デュエルアカデミアの熱気は最高潮に達していた。
それは校長鮫島の復帰と共に開催された。
『デュエル・ワールドカップ』通称『ジェネックス』によってであった。
世界中からプロ、アマ問わず様々なタイプのデュエリストが世界一の称号を目指し、
凌ぎを削っていた。オベリスクブルー女子生徒の枕田ジュンコもその中の1人であったが、
戦意の方は高いとは言えなかった。憂鬱そうな表情を浮かべ、
この日も1人自分のデッキを弄びながら不毛な時間を過ごしていた。
「ジュンコさん、ちょっと良いッスか?」
声に気付き、不図ジュンコが後ろを振り向くと、
そこには最近、ラーイエローに昇格した丸藤翔が居た。
表情の方は覇気が満ちており、これから話す内容は何かと言う事はすぐに伝わった。
「何? デュエル?」
「そうッス。今日はもうやりました?」
「まだだけど……あんたメダル幾つ持っているの?」
「僕は7つッス。ジュンコさんは?」
「13」
ジュンコのメダル獲得数を聞き、
翔は素直に驚きと尊敬の表情をジュンコに対して浮かべ、賞賛の声を上げた。
「凄いじゃないッスか! ジュンコさん!」
「止めてよ……そんな、こんなの……」
翔の声にも関わらず、ジュンコのテンションは低いままであった。
翔はジュンコの状態を多少、心配したが、
ここで退いたらジュンコは憂鬱なままだと悟った。
翔は引き続きジュンコにデュエルを申し込んだ。
「それで……お願いしてもらって良いッスか?」
「良いわよ、全部は取らないから安心して2つ賭けで行くわよ」
ジュンコは気だるそうに立ち上がり翔とのデュエルを承諾した。
「場所変えるよ」
ジュンコは歩き始め、翔はジュンコの後を付いて行った。
ジュンコに連れて込まれた場所は森の粗大ゴミ置き場に置いてある。
中古のスモーカーであった。ゴミ置き場においてあるが、まだ新しく、
中のソファーも綺麗な状態であった。2人は適当な距離を置くとデュエルを開始した。
ジュンコの先攻でデュエルはスタートした。
ジュンコはモンスター『切り込み隊長』を召還し、
隊長の特殊能力で手札から『怒れる類人猿』を召還した。
「ターンエンド。決まったわね」
今までの翔ならここでサレンダーする程、絶望的な状態ではあるが、
翔の目から闘志の炎は消えていなかった。自分の手札を確認し思案を練っていた。
そして翔のターン、翔は『ジェットロイド』を攻撃表示で召還しターンを終了させた。
ジュンコはジェットロイドの特殊能力に注意したがデュエルは序盤の状態である為、
恐らく打たれるであろう『魔法の筒』も怖くないと感じ、
類人猿でジェットロイドを攻撃した。その瞬間に翔は行動を起こした。


「『ジェットロイド』のモンスター効果! このカードが戦闘対象になった時、
手札から罠を発動する事が出来る!」
てっきりジュンコは『魔法の筒』が来るとばかり思っていたが、
翔が発動させたカードは『重力解除』であった。
これは全フィールドのモンスターの表示形式を変更するカードで強制的に全てのモンスターは
守備表示になった。その結果、類人猿のモンスター効果で類人猿は破壊された。
思わぬ反撃にジュンコは眉間に皺を寄せた。
「やるわね……ちゃんと勉強はしているようね。
私は『切り込み隊長』を攻撃表示に変更してターンエンドよ」
そして、翔のターン。翔は『スチームロイド』を召還し隊長に攻撃した。
スチームロイドの効果で500ポイント攻撃力は上昇し、
ジュンコのライフは2900に削られた。更にジェットロイドのダイレクトアタックで
1700にまでダウン。更に翔は2枚のカードを伏せてターンを終了した。
圧倒的にジュンコが不利な状況ではあるが1枚のカードをドローした瞬間、
ジュンコは勝ち誇った顔を見せた。ジュンコが召還したモンスターは『暗黒の狂犬』
特殊能力こそ無いが、生贄を必要としないモンスターでは攻撃力1900と
トップレベルであった。ジュンコはスチームロイドを撃破し、
翔のライフを3400にまで落としてターンを終了した。
初めて攻撃を与えた喜びに加え、
2枚のリバースカードは警戒する物では無いと確信しジュンコは勝利を確信した。
だが翔に勝負を諦める様子は無かった。翔は手札から『ドリルロイド』を召還し、
更に手札から魔法カード『ユニオン・アタック』を発動させた。
これは他のモンスターの攻撃力を指名した1体のモンスターに加える事が出来るカードで
戦闘ダメージこそ与えられないが、
ドリルとジェットで狂犬を破壊する事に成功した。
「かかったわね翔、この瞬間、『森の番人グリーン・バブーン』の効果発動!」
ジュンコは手札から最上級モンスターグリーン・バブーンを特殊召還した。
このカードは自分の場から獣族モンスターが破壊された時、
ライフを1000支払い特殊召還出来る効果モンスター。
ジュンコの本当の狙いを知って翔は愕然としたがどうする事も出来ずターンを終了した。
ジュンコはグリーンバブーンで攻撃表示の『ドリルロイド』を攻撃した。
その結果、翔のライフは2400にまで削られた。
更に手札から魔法カード『地砕き』を発動させ『ジェットロイド』を破壊した。
ライフこそ1700もの差があるがジュンコの優位には変わらなかった。
ジュンコは磐石の状態にする為、『ビッグ・シールド・ガードナー』を守備表示で召還し、
ターンを終了させた。

「どうする? サレンダーするなら今の内だよ」
ジュンコは翔を気遣いサレンダーを要求したが、
翔は首を短く横に振ってそれを拒否した。そして翔はドローをした。
ドローしたモンスターを翔はセットした。裏側守備表示の為、
効果モンスターである事は分かりっていた。だがジュンコには対抗策があった。
自分の手札には『抹殺の使徒』がある為、翔の逆転への鍵も怖くは無かった。
だが翔はここで一気に勝負を付けようとした。
「リバースカードオープン! 『太陽の書』!」
伏せていたカードはそのターンに裏側守備表示のモンスターを攻撃表示に変える
魔法カードであった。
翔が表側攻撃表示にしたモンスターはショートカットに眼鏡を掛けた愛くるしい
少女のモンスター『地霊使いアウス』であった。
アウスの効果で地属性のグリーンバブーンのコントロールは翔へと移った。
「そんな……けど……」
「一気に決着付けるッス!
グリーン・バブーンで『ビッグ・シールド・ガードナー』を攻撃!」
グリーン・バブーンの攻撃力とガードナーの守備力は同等の為、破壊はされないが、
ガードナーのモンスター効果で攻撃を受けたガードナーは攻撃表示に変更された。
100の攻撃力しかないガードナーは500のアウスでも十分に倒す事が出来、
ジュンコのライフは300にまで削り取られた。
「まだ終わらないッス! 罠カード発動『地霊術―鉄』!」
翔が発動させた罠は自分フィールド状の地属性モンスターを生贄に捧げ、
墓地にあるレベル4以下の地属性モンスターを特殊召還出来る罠であった。
翔はグリーン・バブーンを生贄に捧げ、墓地から『ドリルロイド』を特殊召還し、
ジュンコにダイレクトアタックを放った。デュエルは翔の勝利で幕を閉じた。
「やった! 良いデュエルでしたジュンコさん」
翔は良いデュエルを出来た事を喜んで、
ジュンコの傍に近付き握手をしようとしたが、ジュンコはへたり込み俯いたまま、
黙ってメダルを翔に手渡した。
予想外の敗北に悔やんだのかどうかは分からないが予想外の事態に翔は困惑をした。
「あ、あの? ジュンコさん?」
「あんたさ変わったよね……」
ジュンコは俯いた状態から立ち上がり顔を上げたがその表情には今1つ元気と言う物が無く、
何処か虚ろな表情であった。翔は恐る恐るジュンコに話し掛けた。
「一体、何がッスか?」
「基本的なデュエルに対する姿勢よ、
前はやる前から負のオーラ全開だったのに最近ではデュエルを楽しんでいるし」
「それは……僕自身が変わりたいからって思ったから、
結果として付いて来たってだけッスよ」
翔は真剣な表情を浮かべてジュンコに話し始めた。
ジュンコは中々見る事が出来無い翔の真剣な表情に魅入っていた。
「周りは変化しているし、僕も次のステップに行きたい。
そう思って行動したから今がある訳だけだし、
まぁ、まだまだ未熟で至らない所だらけッスけどね」
「やっぱ、そう思わせた原因は遊城十代?」
「それもあります。けど1番の原因は……」
「カイザーの事?」

ジュンコの問いに対して翔は少し顔を悲しみに歪めながらも首を縦に振り話を続けた。
「お兄さん本人の問題だから、
お兄さんが『ヘルカイザー』と言う形でプロとしてやって行く事を選んだのはお兄さんだけど、
けど、やっぱ僕は『カイザー』と呼ばれて、僕の憧れだったお兄さんが1番、好きだから……」
「翔……」
翔の表情は悲しげでは合ったが、その中にも強い決意をジュンコは感じていた。
今までに見られなかった翔の表情に心を開き、
ジュンコは翔に自分の中にある暗闇を話し始めた。
「そう……凄いね翔は」
「何がッスか?
オベリスクブルーに1年から所属しているジュンコさんの方が凄いじゃないッスか」
「そう言う事ではないよ」
そう言ったジュンコの表情は悲しげであった。
ジュンコを心配しながら翔はジュンコの話を聞き入った。
「そうやって翔は色々と考えて行動して進化しているのに、
私と来たら何の変化も無くダラダラと過ごしてさ……」
「そんな事は!」
「良いよ下手にフォローなんてしなくても。
この1年でやった事と言ったら、アイドルデュエリストの追っ掛けくらいだしさ……
本当、自分が情けなくなるよ」
「そんな! ジュンコさんはオベリスクに在籍し続けているのだから……」
「翔、知っている? 1回昇格をするとね、
相当、酷いデュエルをしない限り降格は無いのよ、
私は挑戦をせずに保守へと逃げただけ」
そう言ったジュンコの表情は悲しげで翔もその表情を見て悲しみを感じた。
2人ともこの状況に耐え切れなかった。
そして状況を打ち破ったのはジュンコの方であった。
「でもさ、何で私とデュエルをしたいと思ったの?」
「え? 何でって?」
「他にも強いデュエリストなら一杯居るのにさ、やっぱメダル稼ぐ為?」
「違うッスよ! それなら、もう十分にやったッスよ!」
「だったら何で?」
「それは、気持ちを確かめたかったから……」
「え?」
思いも寄らなかった翔の発言にジュンコは目を丸くして驚いた。
翔は自分の思いを静かに話し始めた。
「アニキが言っていたッス。
『相手の気持ちを確かめるにはデュエルするのが1番』だって」
「全くあれらしいわね。それでどう感じた?」
「やっぱジュンコさん強かったッス。
あそこでアウス引いていなかったら僕、負けていたッス。けど……」
「けど何よ?」
「何か億劫になっていると言う感覚が伝わって来たッスよ、
あんまり魔法使わなかったし、罠に関しては1回も使っていないし」

痛い所を付かれてジュンコは顔を顰めた。
戦略的に使えなかったと言うのもあるが相手が翔でなかったらもっと早く
自分が負けていたと思われる様な投げやりな内容のデュエルであったと思い返し、
ジュンコは改めて自分が情けなくなり、
これ以上隠すのは無意味だと悟り静かに自分の胸中を話し始めた。
「何て言ったら良いかな? 正解だよ、この所デュエルが楽しくなくて億劫でね」
「それって……」
「そう明日香様が原因。何よ白の結社って……
聞いた話では一国の核兵器まで得たとか聞いたよ、何処へ行きたいのよ一体……」
ジュンコは自分が慕った明日香がドンドン遠い存在になって行く事に対して
気持ちの沈みを隠せずにいた。
翔はそんなジュンコを心配そうな眼差しでずっと見ていた。
「本当、自分が情けないよ、じゃあね翔」
その場に居るのが辛くなったのか、
ジュンコは翔に背を向けて自分の寮に戻ろうとしたが翔はジュンコの手を取って
ジュンコにスモーカーから出る事を許さなかった。
「ダメッスよジュンコさん! それだと嘗ての僕と同じッスよ!」
「何が?」
「諦めないで下さいッス!
皆、元に戻す為に必死になってがんばっているッスからジュンコさんも諦めないで!」
今までの翔なら絶対に考えられなかった逞しい男が見せる表情にジュンコは驚きと興奮を覚え、
呆然とした。翔に掴まれた手からは翔の温度が伝わって来て、
それまでの弱かった自分を掻き消してくれる様な嬉しい錯覚に囚われさせてくれた。
翔は言いたい事を言うと掴んでいた手に気付いて慌てて離してフォローに入った。
「ああああわあわわわわ……ゴ、ゴメンなさいッス、偉そうに!」
「良いよ、そんな言ってくれた事、嬉しかったし」
そう言うジュンコの表情には生気が満ちており、
少なくとも先程よりは元気を取り戻したと感じはした。
ジュンコは軽く翔に微笑むとそのまま優しく翔に抱き付いた。
突然の事に翔はドギマギとして対応に困った。
「なななな、何すかジュンコさん?」
「気持ち確かめたいだけではないのでしょ? 私とデュエルしたのは」
「いや……あの……」
「知っているよ、あんたが私に気あるの」
「え! いや! あ!」
翔は隠しているつもりだった自分の気持ちをストレートに言われ、
顔を真っ赤にして照れたがジュンコはそんな翔の様子を笑いながら見ていた。
「隠しているつもりだったの? バレバレだよ。
だってさ私に対する態度、明らかに他の女子達と違っていたし」
「そ、それは……」
「まぁ今までは対称ではないけどさ、良いよ今の翔なら……」
そう言うとジュンコは目を閉じてゆっくりと翔の唇に自分の唇を近付けて来て、
そのまま互いの唇を重ね合わせて来た。
突然の事に翔はどうする事も出来ずにいたが、
ジュンコは翔の口内に自分の舌を捻じ込み、翔の口内を味わった。
舌が離れて、互いに見合わせる状態に戻ると翔は呆然としていたが
ジュンコに終わらせる様子は無かった。
「しよ」
「何をッスか?」
「寮では出来無い事しよ」
その言葉に翔は全てを悟り呆然とした。
何も言わず服を脱ぎ始めたジュンコを只見ている事しか出来ず、
翔はジュンコの成すがままになっていった。

後方にある長椅子に2人は全裸の状態で居た。
翔は始めて見る女性の裸に見惚れる事しか出来なかった。
ジュンコの方も翔が男性を象徴している部分に興味を持ち、繁々と見ていた。
「あれね……こう……」
「何がッスか?」
「もっと、こうももえが見せてくれた様な雑誌みたいに親指みたいな物を
想像していたけど……けっこうあるね翔のそれ」
翔はジュンコの開けっ広げな発言に耳まで真っ赤にして羞恥に染まった。
翔の物は見た目の幼さとは反比例して、男性の平均サイズをキープした物であった。
特別に大きいと言う訳ではないがジュンコはそれに興味津々であった。
一方の翔はされるがままではいけないと思い、ここで自分から初めて行動に移した。
「あの、そろそろ始めませんか?」
「そうね……じゃあ良いよ」
翔は先程、ジュンコにやられた事を見よう見真似でやろうとした。
ジュンコと口付けを交わし、そのまま自分の舌をジュンコの口内へと入れて行き
ジュンコの唇を存分に味わった。
舌を絡ませる度に翔は強い興奮を覚え、そこそこに終え次の行動へと移した。
体を下へと動かして行き、胸に顔を合わせると、そのまま赤子の様に吸い付いた。
「く……んふぅ……あはぁ」
ここで初めてジュンコは反応を示し、それが嬉しくなった翔は行為を続けたが、
自分の男が臨界点を突破しそうな勢いなのを感じると胸から口を離し、
ジュンコに了解を取ろうとした。
「ごめんなさい。もう……」
「良いよ……私も初めてだから不安だし、今日はこれで……」
そう言いジュンコは股を開いて、翔を受け入れる体制を作った。
翔は自身をジュンコの恥部へと宛がい、そのまま押し込む様に奥へと入れて行った。
「あぐ! 痛い……」
率直な感想をジュンコは述べ苦痛に顔を歪ませた。
翔は慌てて自身を引き抜こうとしたがジュンコの手で強引に抱きしめられ、
それが出来ずにいた。
「バカ! 離す奴があるか!」
「けど……」
「やった以上、どんな結果であれ、最後まで貫きなさい、サレンダーは許さないわよ」
「じゃあ……」
翔はジュンコの思いを汲み取って最後まで行為を続ける事にした。
出来る限りジュンコに痛みを与えない様、ゆっくりと動いていたが、
それでも初めての感覚に翔は限界を自分でする時よりも早く迎え、
力無くジュンコの中に吐き出した。
終わったのを確かめると翔は情けない表情を浮かべて
ジュンコから自身を引き抜いた。
だがジュンコにそれを気遣う余裕は無く痛みが引くのを黙って待っていただけであった。
漫画とは違い淡白過ぎる初体験に2人とも妙な虚脱を感じていた。

その後、2人は制服を着直し、今もスモーカーに2人居た。
既に過去の事となった初体験に付いて2人は話し合っていた。
「何て言うか、これが1つになるって奴なのね」
「そうッスね」
「凄く早かったけど」
そう言いジュンコはジト目で軽く翔の事を責めた。
痛い所を付かれて翔は完全に小さくなった。
「ごめんなさい……」
「良いけどさ。次はこう言う言い訳出来無いわよ」
「次……」
「そう。やり逃げは許さないわよ、あんた1回ポッキリで済ますつもりなの?」
ジュンコは軽く怒声が篭った声で翔に接した。
翔は多少、怯えながらも慌てて自分の意見を話し始めた。
「そんな訳無いッスよ! 次は今よりもっと良くなるから!」
「そう、それで良いのよ。私もそうするから翔もがんばってデュエルの方でもね」
「この大会でお兄さんを必ず僕の目標だったお兄さんに戻すから……
絶対に! 絶対に!」
「うん。私は明日香様に対してそんな立派な事は出来無いと思うけど、
それでもやれるだけの事をやってみたいって思う、
私、翔を信じているから、絶対に光の結社になんて入らないでね」
「勿論ッスよ!」
そう言い2人はどちらからともなく顔を近付け触れるだけの口付けを交わした。
立派な兄を持ち、それに憧れるだけであった少年は今、
1人のデュエリストとして歩き始めた瞬間であった。
「あいつが女だったらな……」
その頃、ヘルカイザー事、
丸藤亮は軽く愚痴を言いながらテレビゲームをやって1人リラックスしていた。
テーブルには読み掛けの漫画『かしまし』も置いてあり、
妙に生活臭の漂う部屋で亮はギャルゲーの『双恋』をやっており、
現在、白鐘姉妹を攻略中であった。その中でも姉の双樹の方を気に入っており1人悶えていた。
「お兄さん〜」
「やっぱ、こうでないとな。たまらないな (*´Д`)ハァハァ」
弟が自分よりも早く男になったことなど知らず兄は自分1人の快楽のみに浸かり、
気持ち良くなっていた。この亮の真実を知っているのは吹雪だけであり、
今の亮に絶望した吹雪はこの事を近々、暴露本として出そうとしているが、
それは又、別の話である。
  • twitter
  • livedoor クリップ
  • はてなブックマーク
  • delicious
  • Yahoo! ブックマーク
  • niftyブックマーク
  • Buzzurl

Wiki内検索

Wikiをはじめる

マイページ