- 女性音楽家考
- 男性音楽家考
- ホロヴィッツ考
- 支那人ピアニスト考
- ベートーベンのバイオリン・ソナタ「クロイツェル」と黒人差別
- ブラームスのハンガリア舞曲の1〜5番
- ショスタコービッチ考
- ラフマニノフ作品34 14番
- ドボルザークのスラブ舞曲第2番
- ラベルのワルツ
- ショパン特集
- ダニエル・ポラック
- シューベルトのセレナーデ
- ヤナーチェクとグリンカ考
- クライスラーの「愛の悲しみ(Liebesleid)」
- アルハンブラの思い出
- ピアノ芸
- リベルタンゴ特集
- セザール・フランクのバイオリンとピアノのためのソナタ
- ミキス・テオドラキス考
- 北欧音楽特集
- ユダヤ人の音楽特集
- トルコ音楽特集
女性音楽家考
ショパンのノクターン第20番「遺作」は、ショパンの1849年の死の直後、譜面が発見されたピアノ曲です。
平原綾香の「ノクターン」(「カンパニュラの恋」の主題歌)
がこの曲の翻案だという話を前に(コラム#3073で)しましたが、仲道郁代によるこの曲の演奏(コラム#3067)
は、3分23秒と、最もテンポの速い部類に属してたんですね。
これに対し、男性のチッコリー二
による演奏もいいですが、これは4分44秒と、反対に最もテンポの遅い部類に属します。
このほかにも、できのいいのは、緩急を強調し(過ぎ?)た(同じく男性の)カツァスの演奏
のほか、無難な(男性の)アシュケナージの演奏、
更に、映画「ピアニスト」(ポランスキー監督)で用いられた、これまた無難なオレニチャクの演奏
です。
お時間があれば、バレンタインデーですから、できることなら恋人と一緒に(以下同じ)、この4つを聴き比べてみてください。
なお、このようなゆっくりとした、しかも大きい音の連打を要しないピアノ曲では、女性ピアニストもハンデなく演奏することができます。
ちょっと気になるのは、アシュケナージ/オレニチャクの演奏では、30秒を過ぎたあたりで2回にわたり、仲道/チッコリーニとは違った音符・・同じものが2回・・で伴奏が行われている点です。
私が持っているショパンのノクターンの楽譜では19番までしか載っておらず、この20番の楽譜がどうなっているのか確かめられませんでした。私は、アシュケナージ/オレニチャク版の伴奏の方が好きですがね。
さて、この曲を1935年にミルスタインがバイオリン用に編曲しています。
そのゆっくりとした五嶋みどり(女性)による演奏(5分21秒)、
速い韓国系米国人のサラ・チャン(女性)による演奏(3分48秒)、
これも速い、ただし男性たるパールマンによる演奏(3分55秒)
を聴き比べてみてください。バイオリンは基本的に単旋律楽器ですから、それぞれピアノ伴奏つきです。
どれも素晴らしい演奏ですよ。
(基本的に筋力・・力とスピード・・が要求されないところの)バイオリン演奏では、ピアノ演奏と違って、女性のハンデはほとんどないと言ってよいでしょう。
ちなみに、この3つともピアノ伴奏は、仲道/チッコリーニ版で行われてます。
蛇足ながら、コラム#3067で、同じ曲でもバイオリンで演奏した場合の方がテンポが速くなるのかも、と記したところですが、この曲を見ると必ずしもそうではないことが分かります。
とまれ、日本の女性は、この曲をピアノでは最もテンポを速く、バイオリンでは最もテンポを遅く、しかもどちらも完璧な演奏をしています。
日本人・・しかも女性・・は、欧州文明由来のクラシック音楽を完全に自家薬籠中のものにし、独創性豊かな演奏ができている、ということでしょう。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51333161.htmlより)
平原綾香の「ノクターン」(「カンパニュラの恋」の主題歌)
がこの曲の翻案だという話を前に(コラム#3073で)しましたが、仲道郁代によるこの曲の演奏(コラム#3067)
は、3分23秒と、最もテンポの速い部類に属してたんですね。
これに対し、男性のチッコリー二
による演奏もいいですが、これは4分44秒と、反対に最もテンポの遅い部類に属します。
このほかにも、できのいいのは、緩急を強調し(過ぎ?)た(同じく男性の)カツァスの演奏
のほか、無難な(男性の)アシュケナージの演奏、
更に、映画「ピアニスト」(ポランスキー監督)で用いられた、これまた無難なオレニチャクの演奏
です。
お時間があれば、バレンタインデーですから、できることなら恋人と一緒に(以下同じ)、この4つを聴き比べてみてください。
なお、このようなゆっくりとした、しかも大きい音の連打を要しないピアノ曲では、女性ピアニストもハンデなく演奏することができます。
ちょっと気になるのは、アシュケナージ/オレニチャクの演奏では、30秒を過ぎたあたりで2回にわたり、仲道/チッコリーニとは違った音符・・同じものが2回・・で伴奏が行われている点です。
私が持っているショパンのノクターンの楽譜では19番までしか載っておらず、この20番の楽譜がどうなっているのか確かめられませんでした。私は、アシュケナージ/オレニチャク版の伴奏の方が好きですがね。
さて、この曲を1935年にミルスタインがバイオリン用に編曲しています。
そのゆっくりとした五嶋みどり(女性)による演奏(5分21秒)、
速い韓国系米国人のサラ・チャン(女性)による演奏(3分48秒)、
これも速い、ただし男性たるパールマンによる演奏(3分55秒)
を聴き比べてみてください。バイオリンは基本的に単旋律楽器ですから、それぞれピアノ伴奏つきです。
どれも素晴らしい演奏ですよ。
(基本的に筋力・・力とスピード・・が要求されないところの)バイオリン演奏では、ピアノ演奏と違って、女性のハンデはほとんどないと言ってよいでしょう。
ちなみに、この3つともピアノ伴奏は、仲道/チッコリーニ版で行われてます。
蛇足ながら、コラム#3067で、同じ曲でもバイオリンで演奏した場合の方がテンポが速くなるのかも、と記したところですが、この曲を見ると必ずしもそうではないことが分かります。
とまれ、日本の女性は、この曲をピアノでは最もテンポを速く、バイオリンでは最もテンポを遅く、しかもどちらも完璧な演奏をしています。
日本人・・しかも女性・・は、欧州文明由来のクラシック音楽を完全に自家薬籠中のものにし、独創性豊かな演奏ができている、ということでしょう。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51333161.htmlより)
今年は必ずしも夏らしくない天気が多いですが、暑気払いに、比較的最近アップされた、五嶋みどり(1971年〜)のバイオリン演奏をどうぞ。
どちらも、一皮むけたようなすばらしい演奏だと思います。
ブルッフの(Bruch)のスコットランド幻想曲(Scottish Fantasy)
プーランク(Poulenc)のバイオリンソナタ第一楽章(Violin Sonata 1st mvt)
ところで、彼女、尊敬に値する人物です。
彼女ほどの才能があろうとなかろうと、日本人、就中日本の女性の皆さん、彼女の生き様をぜひ見倣ってください。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%B6%8B%E3...
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51396143.htmlより)
五嶋みどり(コラム#3095、3458)が14歳の時、弦が2度も切れるというアクシデントに全くひるまず、コンサートマスターから次々とバイオリンを借りて演奏を続けたという伝説的シーンです。
バーンスタインが自作の Serenade after Plato's Symposium(=饗宴。コラム#814、908、3033、3417)を指揮してます。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51403025.htmlより)
どちらも、一皮むけたようなすばらしい演奏だと思います。
ブルッフの(Bruch)のスコットランド幻想曲(Scottish Fantasy)
プーランク(Poulenc)のバイオリンソナタ第一楽章(Violin Sonata 1st mvt)
ところで、彼女、尊敬に値する人物です。
彼女ほどの才能があろうとなかろうと、日本人、就中日本の女性の皆さん、彼女の生き様をぜひ見倣ってください。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%B6%8B%E3...
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51396143.htmlより)
五嶋みどり(コラム#3095、3458)が14歳の時、弦が2度も切れるというアクシデントに全くひるまず、コンサートマスターから次々とバイオリンを借りて演奏を続けたという伝説的シーンです。
バーンスタインが自作の Serenade after Plato's Symposium(=饗宴。コラム#814、908、3033、3417)を指揮してます。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51403025.htmlより)
最後に、週末でもあり、コラム#3356で言及したKatica Illenyiの特集を組んでみました。
彼女、クラシックだってしっかり弾きこなせるんですよ。
バッハの2つのバイオリンのためのコンチェルトです。
よろしければ、再度、クライスラーの愛の悲しみ(Liebesleid)をどうぞ。
一応クラシックです。
その彼女がポップスのアメージング・グレイス(Amazing Grace)を歌います。歌を歌っている時の彼女は、一層美人に見えますね。
ポップスのLa Palomaを歌とバイオリンで交互にやってのけます。
映画音楽を二つ。
まず、シンドラーのリストのテーマ曲です。
そして、シェルブールの雨傘のテーマ曲です。
ヴィットリオ・モンティ(Vittorio Monti)のチャルダッシュ(Csardas)です。
彼女、ハンガリー系ルーマニア人らしいので、お国の音楽ってところかな。
この曲も一応クラシックです。
最後にジャズで、スィート・ジョージ・ブラウン(Sweet George Brown)です。
すごいですねえ。
マルチですね。フュージョンですね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51381678.htmlより)
彼女、クラシックだってしっかり弾きこなせるんですよ。
バッハの2つのバイオリンのためのコンチェルトです。
よろしければ、再度、クライスラーの愛の悲しみ(Liebesleid)をどうぞ。
一応クラシックです。
その彼女がポップスのアメージング・グレイス(Amazing Grace)を歌います。歌を歌っている時の彼女は、一層美人に見えますね。
ポップスのLa Palomaを歌とバイオリンで交互にやってのけます。
映画音楽を二つ。
まず、シンドラーのリストのテーマ曲です。
そして、シェルブールの雨傘のテーマ曲です。
ヴィットリオ・モンティ(Vittorio Monti)のチャルダッシュ(Csardas)です。
彼女、ハンガリー系ルーマニア人らしいので、お国の音楽ってところかな。
この曲も一応クラシックです。
最後にジャズで、スィート・ジョージ・ブラウン(Sweet George Brown)です。
すごいですねえ。
マルチですね。フュージョンですね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51381678.htmlより)
クラシックとポピュラーを架橋するバイオリン演奏活動をしているKatica Illenyiを以前(コラム#3360で)ご紹介しましたが、日本にだって勝るとも劣らない活動をしている川井郁子がいます。歌までは歌わないけど、彼女による編曲はかなりのものですよ。
最初に、このコラムで皆さんお馴染みのリベルタンゴ(Libertango)(コラム#3235)で2005年の演奏です。
次に、ロドリゴの「アランフェス協奏曲」第2楽章です。恐らく上と同じ頃の演奏でしょう。
加古隆作曲「黄昏のワルツ」です。2000年の演奏のようです。
ここから先は、ポピュラーということになりますが、まず、誰でも知っている「さくら」です。ここでも、彼女の編曲の才能を感じます。
五輪真弓作曲の「恋人よ」を五輪の歌唱・ピアノと共演します。2001年の演奏です。前奏はバッハの曲です。
岩崎宏美の「思秋期」の伴奏をします。2005年の演奏です。
いかがでした?
Katica Illenyiには悪いけど、川井の方がはるかに美人でしょう。
演奏の年を分かる範囲で入れたのは、2005年の彼女が、とりわけまぶしいほど美しいことに気づいていただきたかったからです。
そう、彼女はこの時、恋をしていたのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E4%BA%95%E9...
もともとぬきんでた芸を持っている彼女に、時分の花たる芸が加わったのですから、この時点での彼女と競える男性のバイオリン演奏家はいなかったことでしょうね。。
現在の彼女の演奏を視聴してみたいものです。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51392187.htmlより)
最初に、このコラムで皆さんお馴染みのリベルタンゴ(Libertango)(コラム#3235)で2005年の演奏です。
次に、ロドリゴの「アランフェス協奏曲」第2楽章です。恐らく上と同じ頃の演奏でしょう。
加古隆作曲「黄昏のワルツ」です。2000年の演奏のようです。
ここから先は、ポピュラーということになりますが、まず、誰でも知っている「さくら」です。ここでも、彼女の編曲の才能を感じます。
五輪真弓作曲の「恋人よ」を五輪の歌唱・ピアノと共演します。2001年の演奏です。前奏はバッハの曲です。
岩崎宏美の「思秋期」の伴奏をします。2005年の演奏です。
いかがでした?
Katica Illenyiには悪いけど、川井の方がはるかに美人でしょう。
演奏の年を分かる範囲で入れたのは、2005年の彼女が、とりわけまぶしいほど美しいことに気づいていただきたかったからです。
そう、彼女はこの時、恋をしていたのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E4%BA%95%E9...
もともとぬきんでた芸を持っている彼女に、時分の花たる芸が加わったのですから、この時点での彼女と競える男性のバイオリン演奏家はいなかったことでしょうね。。
現在の彼女の演奏を視聴してみたいものです。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51392187.htmlより)
その1
日本が誇る若手バイオリニストの庄司紗矢香(コラム#3159)が定番の名曲を弾いているのがアップされてました↓。
メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲
チャイコフスキーのバイオリン協奏曲(動画)
サラサーテのカルメン幻想曲(ハイフェッツ編曲)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51385212.htmlより)
その2
このところ、次々に庄司紗矢香(コラム#3159、3382)によるバイオリン演奏がアップされています。著作権の問題はクリアしてるんだろうかと心配しちゃう。
その中から、有名なバイオリン協奏曲を3曲を、とにかく聴くべし。ブラームスとチャイコフシキーは動画つきだけど、可愛いいい表情ですねえ。↓
ブラームス
メンデルスゾーン
チャイコフスキー
こんな、ど演歌ならぬどクラシックなんていやだとおっしゃる方、しょうがないですねえ。
じゃ、だまされたと思って、篠崎史紀のチャルダッシュ(コラム#3360)の「バイオリン」演奏を聴いてみましょう!↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51392801.htmlより)
その3
庄司紗矢香(コラム#3159、3382、3434)が第46回(1999年)パガニーニ国際コンクールに16歳(同コンクール最年少)で優勝したときの映像です。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51403025.htmlより)
日本が誇る若手バイオリニストの庄司紗矢香(コラム#3159)が定番の名曲を弾いているのがアップされてました↓。
メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲
チャイコフスキーのバイオリン協奏曲(動画)
サラサーテのカルメン幻想曲(ハイフェッツ編曲)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51385212.htmlより)
その2
このところ、次々に庄司紗矢香(コラム#3159、3382)によるバイオリン演奏がアップされています。著作権の問題はクリアしてるんだろうかと心配しちゃう。
その中から、有名なバイオリン協奏曲を3曲を、とにかく聴くべし。ブラームスとチャイコフシキーは動画つきだけど、可愛いいい表情ですねえ。↓
ブラームス
メンデルスゾーン
チャイコフスキー
こんな、ど演歌ならぬどクラシックなんていやだとおっしゃる方、しょうがないですねえ。
じゃ、だまされたと思って、篠崎史紀のチャルダッシュ(コラム#3360)の「バイオリン」演奏を聴いてみましょう!↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51392801.htmlより)
その3
庄司紗矢香(コラム#3159、3382、3434)が第46回(1999年)パガニーニ国際コンクールに16歳(同コンクール最年少)で優勝したときの映像です。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51403025.htmlより)
庄司紗矢香によるカルメン幻想曲(サラサーテ作曲)の演奏をこの前(コラム#3382で)ご紹介しましたが、あれは特殊な編曲でした。
今回は、原曲通りの演奏をお聞きください。
バイオリン演奏については、名演奏が多くて目移りするのですが、ここは、同じ日本人ということで、まずは諏訪内晶子の演奏をどうぞ。↓
ただ、この曲の曲想により合致していると思うのは、レイラ・ブロニア・ヨセフォヴィッツ(Leila Bronia Josefowicz)による演奏です。↓
今度は、Mate Bekavacによるクラリネット演奏です。信じられないうまさです。↓
ホロヴィッツによるピアノ演奏もすごいよ。↓
どうでもいいけど、キーシンによるピアノのダメ演奏ぶりもご参考まで。↓
ついでにおまけで、サラサーテならぬワックスマン(Waxman)作曲のカルメン幻想曲・・超絶技巧を要求される・・もどうぞ。
ハイフェッツのバイオリン演奏です。↓
神尾真由子(1985年〜)(4年に1度開催されるチャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門で2007年に優勝。日本人としては1990年の諏訪内晶子以来)の演奏です。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51386124.htmlより)
今回は、原曲通りの演奏をお聞きください。
バイオリン演奏については、名演奏が多くて目移りするのですが、ここは、同じ日本人ということで、まずは諏訪内晶子の演奏をどうぞ。↓
ただ、この曲の曲想により合致していると思うのは、レイラ・ブロニア・ヨセフォヴィッツ(Leila Bronia Josefowicz)による演奏です。↓
今度は、Mate Bekavacによるクラリネット演奏です。信じられないうまさです。↓
ホロヴィッツによるピアノ演奏もすごいよ。↓
どうでもいいけど、キーシンによるピアノのダメ演奏ぶりもご参考まで。↓
ついでにおまけで、サラサーテならぬワックスマン(Waxman)作曲のカルメン幻想曲・・超絶技巧を要求される・・もどうぞ。
ハイフェッツのバイオリン演奏です。↓
神尾真由子(1985年〜)(4年に1度開催されるチャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門で2007年に優勝。日本人としては1990年の諏訪内晶子以来)の演奏です。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51386124.htmlより)
フジコ・ヘミングの一番最初のカンパネラは絶品ですね。
後の2曲は、自分でも弾いたことあるけど、ノクターン1番は、もうちょっとメリハリがあった方が僕は好きだ。
クラウディオ・アラウの演奏と比べてみてください。
愛の夢も、ちょっと私の解釈とは違う。
(同じ女性で比較すると)仲道郁代(コラム#3067、3073、3095)の解釈が私とほぼ同じです。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51361535.htmlより)
後の2曲は、自分でも弾いたことあるけど、ノクターン1番は、もうちょっとメリハリがあった方が僕は好きだ。
クラウディオ・アラウの演奏と比べてみてください。
愛の夢も、ちょっと私の解釈とは違う。
(同じ女性で比較すると)仲道郁代(コラム#3067、3073、3095)の解釈が私とほぼ同じです。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51361535.htmlより)
こんな記事があったのでご紹介しておきます。
「音楽とモテに関する意識調査」
http://topics.jp.msn.com/entertainment/music/artic...
さて、遅きに失したきらいがありますが、これまた日本が誇る世界的バイオリニスト・・ただし、ジャズ・バイオリニスト・・の寺井尚子(1967年〜)の特集といきましょう。
ラ・クンパルシータ
ちょいと脱線して、このタンゴ曲の様々なバリエーションもお楽しみください。
オケ版です。この曲が本来はどういうものかが分かります。
フィギュアスケート版
舞踊の抱腹絶倒版
「カルメン幻想曲」(コラム#3388)から「ハバネラ(Habanera)」
「アランフェス協奏曲」(コラム#3428、3448)
バッハ(Bach)作曲「アダージオ(adagio)」
彼女が作曲したもの。
「アパッショナータ(appassionata)」
これは名曲。残念だけど、作曲家としては、彼女、この一曲だけで終わってしまうかも。
この曲の彼女による演奏に感動し、自分なりに再現した(アマチュア?)男性の演奏もよろしければどうぞ。 彼の鼻息がちょっと気になるけどね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51396720.htmlより)
「音楽とモテに関する意識調査」
http://topics.jp.msn.com/entertainment/music/artic...
さて、遅きに失したきらいがありますが、これまた日本が誇る世界的バイオリニスト・・ただし、ジャズ・バイオリニスト・・の寺井尚子(1967年〜)の特集といきましょう。
ラ・クンパルシータ
ちょいと脱線して、このタンゴ曲の様々なバリエーションもお楽しみください。
オケ版です。この曲が本来はどういうものかが分かります。
フィギュアスケート版
舞踊の抱腹絶倒版
「カルメン幻想曲」(コラム#3388)から「ハバネラ(Habanera)」
「アランフェス協奏曲」(コラム#3428、3448)
バッハ(Bach)作曲「アダージオ(adagio)」
彼女が作曲したもの。
「アパッショナータ(appassionata)」
これは名曲。残念だけど、作曲家としては、彼女、この一曲だけで終わってしまうかも。
この曲の彼女による演奏に感動し、自分なりに再現した(アマチュア?)男性の演奏もよろしければどうぞ。 彼の鼻息がちょっと気になるけどね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51396720.htmlより)
第一部
Jacob Gade(デンマーク人)作曲ジェラシー(タンゴ)。
この曲のメニューヒン(Yehudi Menuhin)ともう一人(Stephan Grappelli)によるバイオリン合奏もついでにどうぞ。
Noro Morales 作曲 Maria Cervantes。ピアノは松岡直也。
この曲のTITO PUENTEによる木琴演奏をどうぞ。
松岡直也作曲 Never Tears。
Sydney Bechet作曲、小さな花(Petite Fleur)。
この原曲のHenri salvadorによる歌唱です。
寺井の作曲か? すまして・笑って・そして泣いた(She Posed, She Smiled, and She Cried)
第二部へ行く前に、彼女のインタビューを掲げておきます。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51413275.htmlより)
第二部
nelson willie作曲Golden Earrings。
この曲のPeggy Leeによる歌唱をどうぞ。
この曲のHikari Ichiharaによるトランペット演奏です。
寺井の作曲か? When Love Is Shinning
シャンソンの「パリの空の下セーヌは流れる」(Sous le Ciel de Paris=Under Paris Skies)です。
この曲の原曲のYves Montand、Edith Piafそれぞれによる歌唱です。(歌詞付き)
Richard Galliano作曲 Tango Pour Claude(タンゴ)です。RICHARD GALLIANO がアコーディオンを演奏。
これは、この曲のユーチューブ上の最高の演奏であり、他にあげるべきものはありませんでした。
吉川晃司innocent sky の歌唱に寺井が伴奏をつけます。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51413559.htmlより)
第3部(付録)
マイウェイ(My Way)です。
その原曲は、Paul Anka 作詞でFrank Sinatraが歌ったこれ↓です。
そのシナトラとLuciano Pavarottiが一緒に歌ったなんてのもありますよ。↓
えーい、ついでに三大テノール(Domingo、Carreras、Pavarotti)の華麗なる共演でどうぞ。↓
Elvis Presleyのもあるよ。
昨日登場したばかりのマゴマエフによる歌唱もいかが。↓
(彼の生涯も分かるよ。)
実は、原曲の原曲は、作曲・歌詞ともJacques Revaux、Claude Francois と Gilles Thibault 合作による "Comme d'Habitude"なんですよ。Claude Francois 歌唱でどうぞ。↓
最後に、美空ひばりによる絶唱をご堪能下さい。↓
締めくくりは、寺井による君が代の演奏です。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51413835.htmlより)
Jacob Gade(デンマーク人)作曲ジェラシー(タンゴ)。
この曲のメニューヒン(Yehudi Menuhin)ともう一人(Stephan Grappelli)によるバイオリン合奏もついでにどうぞ。
Noro Morales 作曲 Maria Cervantes。ピアノは松岡直也。
この曲のTITO PUENTEによる木琴演奏をどうぞ。
松岡直也作曲 Never Tears。
Sydney Bechet作曲、小さな花(Petite Fleur)。
この原曲のHenri salvadorによる歌唱です。
寺井の作曲か? すまして・笑って・そして泣いた(She Posed, She Smiled, and She Cried)
第二部へ行く前に、彼女のインタビューを掲げておきます。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51413275.htmlより)
第二部
nelson willie作曲Golden Earrings。
この曲のPeggy Leeによる歌唱をどうぞ。
この曲のHikari Ichiharaによるトランペット演奏です。
寺井の作曲か? When Love Is Shinning
シャンソンの「パリの空の下セーヌは流れる」(Sous le Ciel de Paris=Under Paris Skies)です。
この曲の原曲のYves Montand、Edith Piafそれぞれによる歌唱です。(歌詞付き)
Richard Galliano作曲 Tango Pour Claude(タンゴ)です。RICHARD GALLIANO がアコーディオンを演奏。
これは、この曲のユーチューブ上の最高の演奏であり、他にあげるべきものはありませんでした。
吉川晃司innocent sky の歌唱に寺井が伴奏をつけます。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51413559.htmlより)
第3部(付録)
マイウェイ(My Way)です。
その原曲は、Paul Anka 作詞でFrank Sinatraが歌ったこれ↓です。
そのシナトラとLuciano Pavarottiが一緒に歌ったなんてのもありますよ。↓
えーい、ついでに三大テノール(Domingo、Carreras、Pavarotti)の華麗なる共演でどうぞ。↓
Elvis Presleyのもあるよ。
昨日登場したばかりのマゴマエフによる歌唱もいかが。↓
(彼の生涯も分かるよ。)
実は、原曲の原曲は、作曲・歌詞ともJacques Revaux、Claude Francois と Gilles Thibault 合作による "Comme d'Habitude"なんですよ。Claude Francois 歌唱でどうぞ。↓
最後に、美空ひばりによる絶唱をご堪能下さい。↓
締めくくりは、寺井による君が代の演奏です。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51413835.htmlより)
ご存じの方も多いと思いますが、我が国が誇る世界的クラシックギタリストの村治佳織(Kaori Muraji。1978年〜)をご紹介しましょう。
美しい人でもあります。
私は、歌唱の伴奏楽器としてはともかく、楽器としてのギターは余り評価していないのですが・・。
とにかく、彼女による「アランフェス協奏曲」から始めましょう。↓
既に登場したバイオリニストの川井郁子(コラム#3428)による同じ曲の演奏
の方が華麗だったと思いませんか?
この曲をこのお二方が合奏しているビデオも、よろしければご視聴下さい。↓
次は村治によるフランシスコ・タレガ(Francisco Tarrega)の「アルハンブラの思い出(Recuerdos de la Alhambra)」です。↓
もっとも、ギターでの演奏が一番あっている曲ってのも探せばあるもんです。
グラナドス(Enrique Granados)の「スペイン舞曲第5番(Spanish Dances No.5)・・アンダルシア」(アスピアス編曲)をお聴きください↓。もう一人のギタリストによる伴奏付です。
この曲の、他の楽器による(ユーチューブにアップされていた)演奏の中で、どうにか聴くに堪えたのが次の二つです。
実はこの曲、もともとはピアノ曲として作曲されたところ、原曲のClaudio Carboによるピアノ演奏をどうぞ。↓ 当然、伴奏なしです。
次いでJacques Thibaud によるバイオリン演奏もどうぞ。(ピアノ伴奏付。クライスラー編曲です。)↓
いかがでしたか。
この曲に関しては、ギターでの演奏の方がよかったでしょう。
皆さんも、ギターの方があうクラシック曲をご存じでしたらお教え下さい。
(→明日詳しく書くけど、最も典型的なのが、上の方で登場した「アルハンブラの思い出」です。)
クラシックの最後に、再び彼女の演奏で、「ど」クラシックの「バッハ 主よ、人の望みの喜びよ」をどうぞ。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51394583.htmlより)
美しい人でもあります。
私は、歌唱の伴奏楽器としてはともかく、楽器としてのギターは余り評価していないのですが・・。
とにかく、彼女による「アランフェス協奏曲」から始めましょう。↓
既に登場したバイオリニストの川井郁子(コラム#3428)による同じ曲の演奏
の方が華麗だったと思いませんか?
この曲をこのお二方が合奏しているビデオも、よろしければご視聴下さい。↓
次は村治によるフランシスコ・タレガ(Francisco Tarrega)の「アルハンブラの思い出(Recuerdos de la Alhambra)」です。↓
もっとも、ギターでの演奏が一番あっている曲ってのも探せばあるもんです。
グラナドス(Enrique Granados)の「スペイン舞曲第5番(Spanish Dances No.5)・・アンダルシア」(アスピアス編曲)をお聴きください↓。もう一人のギタリストによる伴奏付です。
この曲の、他の楽器による(ユーチューブにアップされていた)演奏の中で、どうにか聴くに堪えたのが次の二つです。
実はこの曲、もともとはピアノ曲として作曲されたところ、原曲のClaudio Carboによるピアノ演奏をどうぞ。↓ 当然、伴奏なしです。
次いでJacques Thibaud によるバイオリン演奏もどうぞ。(ピアノ伴奏付。クライスラー編曲です。)↓
いかがでしたか。
この曲に関しては、ギターでの演奏の方がよかったでしょう。
皆さんも、ギターの方があうクラシック曲をご存じでしたらお教え下さい。
(→明日詳しく書くけど、最も典型的なのが、上の方で登場した「アルハンブラの思い出」です。)
クラシックの最後に、再び彼女の演奏で、「ど」クラシックの「バッハ 主よ、人の望みの喜びよ」をどうぞ。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51394583.htmlより)
今回は、クラシックとポピュラーの接点で活躍する、もう一人の日本人バイオリニストの松尾依里佳(Erika Matsuo)をご紹介しましょう。
1984年生まれで、京都大学経済学部卒の才色兼備の女性です。
ガーシュイン(George Gershwin)作曲「ラプソディーインブルー(Rhapsody in Blue)」
バーンスタイン(Leonard Bernstein)のピアノ・指揮で原曲をお聴きください。
リベルタンゴ(Libertango)(コラム#3235、3428)
ビル・エヴァンス(Bill Evans)作曲「デビーのためのワルツ(Waltz for Debby)」
自作「ナインスゲート」(ピアノを弾いている松尾シゲオキ(1978年〜。関西学院大学経済学部卒。依里佳とは偶然名字が同じ)との共同作曲)
↑ちょっと録音の品質がよくないけど、それよりも何よりも、寺井尚子(コラム#3462、3464)のアパッショナータに曲想が似ているところ、アパッショナータほどの冴えは見られない曲です。でも、彼女、可愛いから許そ。
後で気が付いたけど、上掲のユーチューブ、全部、彼女の公式HP
http://www.erika-m.jp/
で紹介されてるんですね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51403025.htmlより)
1984年生まれで、京都大学経済学部卒の才色兼備の女性です。
ガーシュイン(George Gershwin)作曲「ラプソディーインブルー(Rhapsody in Blue)」
バーンスタイン(Leonard Bernstein)のピアノ・指揮で原曲をお聴きください。
リベルタンゴ(Libertango)(コラム#3235、3428)
ビル・エヴァンス(Bill Evans)作曲「デビーのためのワルツ(Waltz for Debby)」
自作「ナインスゲート」(ピアノを弾いている松尾シゲオキ(1978年〜。関西学院大学経済学部卒。依里佳とは偶然名字が同じ)との共同作曲)
↑ちょっと録音の品質がよくないけど、それよりも何よりも、寺井尚子(コラム#3462、3464)のアパッショナータに曲想が似ているところ、アパッショナータほどの冴えは見られない曲です。でも、彼女、可愛いから許そ。
後で気が付いたけど、上掲のユーチューブ、全部、彼女の公式HP
http://www.erika-m.jp/
で紹介されてるんですね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51403025.htmlより)
関連コラム
コラム#3067 ハンデと戦う女性ピアニスト達
男性音楽家考
恒例の一人題名のない音楽会ですが、夏休みの最後を飾る、3日連続の武満徹特集を組んでみました。
本日は、その「その1」です。
1 始めに
武満徹(1930〜96年)は、20世紀を代表する世界的作曲家の一人ですが、その彼にピアノを与えることができず、しかも、公式の音楽教育を施すことさえできなかった戦後日本の貧困な文化状況を我々は恥ずべきです。
どうしてそんなことになったかは、例えば、ウィキペディアの日本語版
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E6%BA%80%E5...
と英語版
http://en.wikipedia.org/wiki/T%C5%8Dru_Takemitsu
を読み比べるだけでも、何となく分かります。
前者も、決してできの悪い内容ではないのだけれど、質量とも、後者には全く及びません。
ちょっと次元が違うけど、その違いを、随筆と学術論文の違い、と形容することもできそうです。
違いは、例えば、それぞれの出だしのセンテンスを見ただけでも明らかです。
日本語版:現代音楽の分野において世界的にその名を知られ、日本を代表する作曲家である。
英語版:Japanese composer and writer on aesthetics and music theory
後者の方が、はるかに武満の全体像に目配りをしていることがお分かりになるでしょう。
やや大げさに言えば、これは、明治政府が、東京帝大の一環として芸術関係学科を設けなかったこと、その後できた(東京美術学校と並立した)東京音楽学校、及びその後継たる東京芸術大学音楽学部(注)の楽理科や作曲科の入試制度が柔軟性を欠いていること
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%BD%E7%90%86%E7...
http://www.geidai.ac.jp/enter/pdf/faculty20090727m...
、に根本的な原因があるような気がします。
(注)「1876年(明治9年)、工部大学校付属「工部美術学校」が設立され、お雇い外国人によるヨーロッパ式の教育が行われたが1883年に廃止された。その後、1885年(明治18年)に文部省<に>・・・「図画取調掛」が設立される。その後1887年(明治20年)・・・に「東京美術学校」と改称・・・
1879年(明治12年)、文部省に・・・「音楽取調掛」が設立され、・・・1887年(明治20年)10月4日に「東京音楽学校」と改称される・・・
1949年・・・、「東京美術学校」と「東京音楽学校」が統合され、・・・東京芸術大学<が>設立された。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E8...
その結果、武満を芸大入試で落としてしまい(日本語ウィキ)、結局、武満に最後まで音楽等に関し、基本的に自学自習を強いた上、極度のタコツボ化によって日本の音楽学を含む芸術に係る学問の発達が阻害されてしまったため、武満の評価が日本では質量ともに十分行われないまま現在に至っているのではないか、と私は思うのです。
2 編曲の達人としての武満徹
武満は、数多くの編曲を手がけています。
その代表的なものを一瞥するだけで、彼が極めて多様な音楽の影響を受けていることが見て取れます。
武満はピアノにあこがれつつもピアノを持っておらず、ギターに親しんだと考えられます。
ギターで、好きなメロディーを編曲しつつ弾いた、というのが武満の作曲活動の原点だったのではないでしょうか。
武満が、一番最初に惹き込まれたのはシャンソンでした。(上記両ウィキ)
シャンソンAmours Perdues のギター編曲
(グレコ(Juliette Greco)(コラム#3472)が歌う原曲)
もちろん、武満には日本のメロディーも染みこんでいました。
中田章 作曲「早春賦」のギター編曲 村治佳織(コラム#3448)演奏
(その原曲)
武満は、戦後、米軍基地で働いていた時期があります。
その時に、米軍のラジオ放送で、米国の音楽漬けになります。(日本語ウィキ)
1939年に公開された下掲の米国の映画の音楽にも聴き入ったと想像されます。
映画「The Wizard of Oz(オズの魔法使い)」からOver the Rainbowのギター編曲 村治佳織(同上)演奏
(その原曲に近いもの)
ビートルズの「Yesterday」のギター編曲
(その原曲)
ギター曲ばかりになったので、最後に一つ、合唱曲を。
日本古謡「さくら」の編曲 混声合唱
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51400625.htmlより)
本日は、その「その1」です。
1 始めに
武満徹(1930〜96年)は、20世紀を代表する世界的作曲家の一人ですが、その彼にピアノを与えることができず、しかも、公式の音楽教育を施すことさえできなかった戦後日本の貧困な文化状況を我々は恥ずべきです。
どうしてそんなことになったかは、例えば、ウィキペディアの日本語版
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E6%BA%80%E5...
と英語版
http://en.wikipedia.org/wiki/T%C5%8Dru_Takemitsu
を読み比べるだけでも、何となく分かります。
前者も、決してできの悪い内容ではないのだけれど、質量とも、後者には全く及びません。
ちょっと次元が違うけど、その違いを、随筆と学術論文の違い、と形容することもできそうです。
違いは、例えば、それぞれの出だしのセンテンスを見ただけでも明らかです。
日本語版:現代音楽の分野において世界的にその名を知られ、日本を代表する作曲家である。
英語版:Japanese composer and writer on aesthetics and music theory
後者の方が、はるかに武満の全体像に目配りをしていることがお分かりになるでしょう。
やや大げさに言えば、これは、明治政府が、東京帝大の一環として芸術関係学科を設けなかったこと、その後できた(東京美術学校と並立した)東京音楽学校、及びその後継たる東京芸術大学音楽学部(注)の楽理科や作曲科の入試制度が柔軟性を欠いていること
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%BD%E7%90%86%E7...
http://www.geidai.ac.jp/enter/pdf/faculty20090727m...
、に根本的な原因があるような気がします。
(注)「1876年(明治9年)、工部大学校付属「工部美術学校」が設立され、お雇い外国人によるヨーロッパ式の教育が行われたが1883年に廃止された。その後、1885年(明治18年)に文部省<に>・・・「図画取調掛」が設立される。その後1887年(明治20年)・・・に「東京美術学校」と改称・・・
1879年(明治12年)、文部省に・・・「音楽取調掛」が設立され、・・・1887年(明治20年)10月4日に「東京音楽学校」と改称される・・・
1949年・・・、「東京美術学校」と「東京音楽学校」が統合され、・・・東京芸術大学<が>設立された。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E8...
その結果、武満を芸大入試で落としてしまい(日本語ウィキ)、結局、武満に最後まで音楽等に関し、基本的に自学自習を強いた上、極度のタコツボ化によって日本の音楽学を含む芸術に係る学問の発達が阻害されてしまったため、武満の評価が日本では質量ともに十分行われないまま現在に至っているのではないか、と私は思うのです。
2 編曲の達人としての武満徹
武満は、数多くの編曲を手がけています。
その代表的なものを一瞥するだけで、彼が極めて多様な音楽の影響を受けていることが見て取れます。
武満はピアノにあこがれつつもピアノを持っておらず、ギターに親しんだと考えられます。
ギターで、好きなメロディーを編曲しつつ弾いた、というのが武満の作曲活動の原点だったのではないでしょうか。
武満が、一番最初に惹き込まれたのはシャンソンでした。(上記両ウィキ)
シャンソンAmours Perdues のギター編曲
(グレコ(Juliette Greco)(コラム#3472)が歌う原曲)
もちろん、武満には日本のメロディーも染みこんでいました。
中田章 作曲「早春賦」のギター編曲 村治佳織(コラム#3448)演奏
(その原曲)
武満は、戦後、米軍基地で働いていた時期があります。
その時に、米軍のラジオ放送で、米国の音楽漬けになります。(日本語ウィキ)
1939年に公開された下掲の米国の映画の音楽にも聴き入ったと想像されます。
映画「The Wizard of Oz(オズの魔法使い)」からOver the Rainbowのギター編曲 村治佳織(同上)演奏
(その原曲に近いもの)
ビートルズの「Yesterday」のギター編曲
(その原曲)
ギター曲ばかりになったので、最後に一つ、合唱曲を。
日本古謡「さくら」の編曲 混声合唱
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51400625.htmlより)
2 武満徹によるサウンドトラックと伝統的クラシック曲
編曲というのは、メロディーというテーマを引き立てる音楽的営みですが、メロディーを、映画のテーマに置き換えれば、そこに映画のサウンドトラック(サウンドエフェクト)の世界が広がります。
武満は、食うために、無数の映画のサウンドトラックづくりに携わります。
例えば、小林正樹が監督した映画「怪談」の歴史を画するようなサウンドトラックを覚えておられる方は少なくないでしょう。
(「怪談」だけが収録されているわけではありませんが、下掲↓をご視聴ください。)
お時間があれば、このあたりで、目の保養に、篠田正浩が監督した映画「心中天網島(Double suicide a Amijima)」に武満がつけたサウンドトラック付で、岩下志麻の妖艶なからみをご堪能下さい。↓
このサウンドトラック作品の、論理的延長線上・・必ずしも時系列的延長線上ではない・・に、いわばサウンドトラックを作品として独立させた、私の言うところの、素材としての音楽、すなわち、武満による現代音楽の作品群があります。
それについては、次回の「その3」で扱うとして、編曲の、論理的延長線上に位置するところの、メロディーも武満自身がつくってしまった(?)伝統的クラシック曲の作品群を、今回はご紹介することにしましょう。
谷川俊太郎作詞 歌曲「死んだ男の残したものは」 森山良子による歌唱。(2番目の曲(3:12〜)なのでお間違えなきよう)
武満自身により、これを合唱曲に編曲したもの
林美智子作詞 合唱曲「翼(wings)」 ↓
歌曲に編曲されたもの 石川セリによる歌唱。
武満が作詞もしている 合唱曲「小さな空」↓
勅使河原宏が監督した映画「他人の顔(The Face of Another)」(安部公房原作)のテーマ曲、ワルツ」↓
言葉を失うほど美しい曲↑だと思いませんか?
武満よりももっと、深刻な曲ばかりを作曲したショスタコーヴィッチによる、これまた美しいワルツ(第二ワルツ)↓(コラム#2686、3083)のことを思い出しちゃいますね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51400875.htmlより)
編曲というのは、メロディーというテーマを引き立てる音楽的営みですが、メロディーを、映画のテーマに置き換えれば、そこに映画のサウンドトラック(サウンドエフェクト)の世界が広がります。
武満は、食うために、無数の映画のサウンドトラックづくりに携わります。
例えば、小林正樹が監督した映画「怪談」の歴史を画するようなサウンドトラックを覚えておられる方は少なくないでしょう。
(「怪談」だけが収録されているわけではありませんが、下掲↓をご視聴ください。)
お時間があれば、このあたりで、目の保養に、篠田正浩が監督した映画「心中天網島(Double suicide a Amijima)」に武満がつけたサウンドトラック付で、岩下志麻の妖艶なからみをご堪能下さい。↓
このサウンドトラック作品の、論理的延長線上・・必ずしも時系列的延長線上ではない・・に、いわばサウンドトラックを作品として独立させた、私の言うところの、素材としての音楽、すなわち、武満による現代音楽の作品群があります。
それについては、次回の「その3」で扱うとして、編曲の、論理的延長線上に位置するところの、メロディーも武満自身がつくってしまった(?)伝統的クラシック曲の作品群を、今回はご紹介することにしましょう。
谷川俊太郎作詞 歌曲「死んだ男の残したものは」 森山良子による歌唱。(2番目の曲(3:12〜)なのでお間違えなきよう)
武満自身により、これを合唱曲に編曲したもの
林美智子作詞 合唱曲「翼(wings)」 ↓
歌曲に編曲されたもの 石川セリによる歌唱。
武満が作詞もしている 合唱曲「小さな空」↓
勅使河原宏が監督した映画「他人の顔(The Face of Another)」(安部公房原作)のテーマ曲、ワルツ」↓
言葉を失うほど美しい曲↑だと思いませんか?
武満よりももっと、深刻な曲ばかりを作曲したショスタコーヴィッチによる、これまた美しいワルツ(第二ワルツ)↓(コラム#2686、3083)のことを思い出しちゃいますね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51400875.htmlより)
「サウンドトラック作品の、論理的延長線上」に位置づけられるところの、武満の「現代音楽」です。
武満による現代音楽の多くは、別段、それを聴く者に、それがどんな光景のサウンドトラック(エフェクト)にふさわしいか、考えることを強いるようなものではありません。
一種自己完結した現代音楽を紡ぎ出すことができた、という意味で、やはり武満は天才なのだと思います。
このあたりで、英BBCが武満を回顧した番組↓をどうぞ。
では、雅楽曲から。「秋庭歌(In an autumn garden)」(一部)です。↓
フルート独奏曲 「エアー(Air)」 John McMurtery 演奏
ピアノ曲の代表的作品 「Rain Tree Sketch 2」 Vestard Shimkus演奏
バイオリン協奏曲「妖精の距離(Distance de Fee)」瀧口修造の詩を音楽化したもの
最後は、代表的交響曲を三つです。
「レクイエム(Requiem)」 (Recapitulation)(抜粋)
邦楽器も使った「ノベンバー・ステップス(November Steps)」(抜粋) 小澤征爾指揮 サイトウキネン・オーケストラ
「テクスチャーズ(Textures)」(抜粋)岩城宏之指揮 N響
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51401204.htmlより)
武満による現代音楽の多くは、別段、それを聴く者に、それがどんな光景のサウンドトラック(エフェクト)にふさわしいか、考えることを強いるようなものではありません。
一種自己完結した現代音楽を紡ぎ出すことができた、という意味で、やはり武満は天才なのだと思います。
このあたりで、英BBCが武満を回顧した番組↓をどうぞ。
では、雅楽曲から。「秋庭歌(In an autumn garden)」(一部)です。↓
フルート独奏曲 「エアー(Air)」 John McMurtery 演奏
ピアノ曲の代表的作品 「Rain Tree Sketch 2」 Vestard Shimkus演奏
バイオリン協奏曲「妖精の距離(Distance de Fee)」瀧口修造の詩を音楽化したもの
最後は、代表的交響曲を三つです。
「レクイエム(Requiem)」 (Recapitulation)(抜粋)
邦楽器も使った「ノベンバー・ステップス(November Steps)」(抜粋) 小澤征爾指揮 サイトウキネン・オーケストラ
「テクスチャーズ(Textures)」(抜粋)岩城宏之指揮 N響
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51401204.htmlより)
武満徹のような世界の一流作曲家(天才)と対比する意味で、今回は、日本の一流作曲家(秀才)の芥川也寸志(Yasushi Akutagawa。1925〜89年)の特集を組んでみました。
独断と偏見で申し上げれば、彼の最高傑作は、これです。↓
TV「赤穂浪士(47 Ronin)」のテーマ(1964年)
不遜なようですが、私は、芥川は、クラシック音楽の作曲家としてよりは、大衆音楽(歌謡曲等)の作曲家として活躍すべきだったと思います。
芥川龍之介の息子であったがゆえに、芥川は、大衆文学的音楽ではなく、純文学的音楽にこだわらざるをえなかったといったところでしょうか。
彼による映画音楽と彼の本格的作品(の一部)をそれぞれ鑑賞されれば、私の言わんとするところがお分かりいただけることと思います。↓
"映画音楽"
菅野光亮ピアノ演奏+伴奏←映画「砂の器」から 「ピアノ協奏曲 宿命(Destiny)第一楽章」。
同じ曲のクロマチックハーモニカ+シンセサイザー・アマチュア演奏
映画「砂の器」から、テーマ(?)
同じ曲の菅野光亮ピアノ独奏
映画「八つ墓村」から「道化のテーマ 」
同じく「八つ墓村」から「竜のアギト」
同じく「八つ墓村」から「檻の中の鶴子」
同じく「八つ墓村」から「絶体絶命」
映画「八甲田山」(1977)のオープニング(動画の最初の部分だけに注目)
"本格的作品"
彼の本格的な作品からは、以下の4曲を聴き比べてみましたが、いずれも駄作の印象がぬぐえません。
その中から、しいて一曲選べと言われたら、2だと思いました。
1 「交響三章(Trinita Sinfonica)」(1948) 、
2 「交響管弦楽のための音楽(Musica per Orchestra Sinfonica)(1950) 芥川指揮
http://www.youtube.com/watch?v=_GendPjjuwU
●http://www.youtube.com/watch?v=LiTO9NdMWF4
3 「弦楽のための三楽章 トリプティーク(TRIPTYQUE for String Orchestra)」(1953) 本名徹次指揮 日本フィルハーモニー
4 交響曲第1番(Prima sinfonia)(1955) 芥川指揮 新交響楽団
後でウィキ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%A5%E5%B7%9D%E4...
を見たら、彼が賞(1950年、NHK放送25周年記念懸賞募集管弦楽曲に特賞入賞)をもらったのは、この曲だけなんですね。
私の耳は確かだなと頷いた次第(?!)です。
聴かれるのなら、●のついている、この曲の後半部だけをどうぞ。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51405023.htmlより)
独断と偏見で申し上げれば、彼の最高傑作は、これです。↓
TV「赤穂浪士(47 Ronin)」のテーマ(1964年)
不遜なようですが、私は、芥川は、クラシック音楽の作曲家としてよりは、大衆音楽(歌謡曲等)の作曲家として活躍すべきだったと思います。
芥川龍之介の息子であったがゆえに、芥川は、大衆文学的音楽ではなく、純文学的音楽にこだわらざるをえなかったといったところでしょうか。
彼による映画音楽と彼の本格的作品(の一部)をそれぞれ鑑賞されれば、私の言わんとするところがお分かりいただけることと思います。↓
"映画音楽"
菅野光亮ピアノ演奏+伴奏←映画「砂の器」から 「ピアノ協奏曲 宿命(Destiny)第一楽章」。
同じ曲のクロマチックハーモニカ+シンセサイザー・アマチュア演奏
映画「砂の器」から、テーマ(?)
同じ曲の菅野光亮ピアノ独奏
映画「八つ墓村」から「道化のテーマ 」
同じく「八つ墓村」から「竜のアギト」
同じく「八つ墓村」から「檻の中の鶴子」
同じく「八つ墓村」から「絶体絶命」
映画「八甲田山」(1977)のオープニング(動画の最初の部分だけに注目)
"本格的作品"
彼の本格的な作品からは、以下の4曲を聴き比べてみましたが、いずれも駄作の印象がぬぐえません。
その中から、しいて一曲選べと言われたら、2だと思いました。
1 「交響三章(Trinita Sinfonica)」(1948) 、
2 「交響管弦楽のための音楽(Musica per Orchestra Sinfonica)(1950) 芥川指揮
http://www.youtube.com/watch?v=_GendPjjuwU
●http://www.youtube.com/watch?v=LiTO9NdMWF4
3 「弦楽のための三楽章 トリプティーク(TRIPTYQUE for String Orchestra)」(1953) 本名徹次指揮 日本フィルハーモニー
4 交響曲第1番(Prima sinfonia)(1955) 芥川指揮 新交響楽団
後でウィキ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%A5%E5%B7%9D%E4...
を見たら、彼が賞(1950年、NHK放送25周年記念懸賞募集管弦楽曲に特賞入賞)をもらったのは、この曲だけなんですね。
私の耳は確かだなと頷いた次第(?!)です。
聴かれるのなら、●のついている、この曲の後半部だけをどうぞ。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51405023.htmlより)
"第一部"
坂本龍一(Ryuichi Sakamoto。1952年〜)は、クラシックを根幹に、あらゆる音楽ジャンルにわたって世界で大活躍をしている、日本が誇る音楽家であることは、ご存じのとおりです。
映画「戦場のメリークリスマス」からMerry Christmas Mr. Lawrence
上記の本人自身によるピアノ演奏
宇多田 ヒカル(Utada Hikaru)による上記の歌唱
映画 「リトル・ブッダ(Little Buddha)」のテーマ
映画 「嵐が丘(The Wuthering Heights)」1992年版のテーマ
ついでに、同じタイトルの映画の1939年版のキャシーのテーマ(cathy's theme) ↓もどうぞ。ジョン・ウィリアムズの指揮、パールマンのバイオリンです。
このテーマ曲、1970年版でも使われたのですね。ミシェル・ルグランの指揮です。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51406988.htmlより)
"第二部"
映画「ラストエンペラー」のための音楽は、アカデミー賞オリジナル作曲賞受賞曲であり、坂本の最高傑作と言って良いでしょう。
1 テーマ
上記の本人によるピアノ演奏
2 Rain (I Want a Divorce)
3 Open the Door
上記3曲のアナスタシア・チェボタレヴァ(Anastasia Chebotareva)・・美女です!・・によるバイオリン演奏です。↓
ユーチューブに掲げられている彼の曲で映画曲以外では、下掲くらいしか、私の琴線に触れるものはありませんでした。
ピアノ曲 Energy Flow の坂本による演奏
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51407283.htmlより)
坂本龍一(Ryuichi Sakamoto。1952年〜)は、クラシックを根幹に、あらゆる音楽ジャンルにわたって世界で大活躍をしている、日本が誇る音楽家であることは、ご存じのとおりです。
映画「戦場のメリークリスマス」からMerry Christmas Mr. Lawrence
上記の本人自身によるピアノ演奏
宇多田 ヒカル(Utada Hikaru)による上記の歌唱
映画 「リトル・ブッダ(Little Buddha)」のテーマ
映画 「嵐が丘(The Wuthering Heights)」1992年版のテーマ
ついでに、同じタイトルの映画の1939年版のキャシーのテーマ(cathy's theme) ↓もどうぞ。ジョン・ウィリアムズの指揮、パールマンのバイオリンです。
このテーマ曲、1970年版でも使われたのですね。ミシェル・ルグランの指揮です。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51406988.htmlより)
"第二部"
映画「ラストエンペラー」のための音楽は、アカデミー賞オリジナル作曲賞受賞曲であり、坂本の最高傑作と言って良いでしょう。
1 テーマ
上記の本人によるピアノ演奏
2 Rain (I Want a Divorce)
3 Open the Door
上記3曲のアナスタシア・チェボタレヴァ(Anastasia Chebotareva)・・美女です!・・によるバイオリン演奏です。↓
ユーチューブに掲げられている彼の曲で映画曲以外では、下掲くらいしか、私の琴線に触れるものはありませんでした。
ピアノ曲 Energy Flow の坂本による演奏
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51407283.htmlより)
改めて、辻井伸行さん、中共のチャン・ハオチェンの演奏と、2位(3位と言うべきか)になった韓国人の女性ディー・ウ(Di Wu)の演奏
C. Schumann Mazurka from Soirees musicales, Op. 6
Gounod-Liszt's "Faust Waltz
とを聞き比べでみました。
しかし、このコンテスト、各自がそれぞれ異なった曲を弾いていることもあり、ユーチューブにアップされた各自2曲の演奏だけでこの3人の技量と音楽性を総合評価した上で相互比較するのはホネですねえ。
(なお、どうでもいいことですが、チャン・ハオチェン(Haochen Zhang)が弾いている曲は、あなたが引用した上の曲(ラベルの「夜のガスパール」の第三楽章)も、リストの「スペイン狂詩曲」(Liszt's Spanish Rhapsody)
も、どちらも私があんまし好きな曲じゃありません。
チャンの評価は、現時点では控えたいと思います。)
ただ、強いて言えば、辻井の演奏は、盲目であるがゆえのミスタッチ恐怖感のためか、歯切れがやや悪くて軽やかさにやや欠ける・・ややもっちゃり感がある・・ように私には思われます。
例えば、彼のカンパネラの演奏を、フジコ・ヘミング、キーシン、ユンディ・リーの同じ曲の演奏と比べると、ヘミング>キーシン>リー>辻井の順番になると思うのですが、いかがでしょうか。
ですから、今回も、恐らく演奏(だけ)に関する限り、審査員達や観客達のチャン(やウ?)への客観的評価は辻井のそれを上回っていた、と考えるのが順当でしょう。
しかしながら、コンクールの観客達の演奏終了後のオベーションに関する限り、毎回辻井がチャンらを圧倒しており、コンクールでの演奏に係るユーチューブのアクセス数も、辻井がチャンらを桁違いに圧倒しています。
プロ演奏家(志望者)を評価するにあたっては、その演奏が興行として成り立つかどうかも重要な要素であり、盲目なるがゆえに辻井の演奏が一層大きな感動を呼ぶこと、他方、チャンの(演奏の際の)顔の表情に難がある、ということを考えると、審査員達が下した、優勝者2名という決定は絶妙だったのではないでしょうか。
いずれにせよ、東アジア出身者が上位3位までを占めたことは、経済力を含めた、現在の世界の現況と趨勢を示していることは確かでしょう。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51376324.htmlより)
C. Schumann Mazurka from Soirees musicales, Op. 6
Gounod-Liszt's "Faust Waltz
とを聞き比べでみました。
しかし、このコンテスト、各自がそれぞれ異なった曲を弾いていることもあり、ユーチューブにアップされた各自2曲の演奏だけでこの3人の技量と音楽性を総合評価した上で相互比較するのはホネですねえ。
(なお、どうでもいいことですが、チャン・ハオチェン(Haochen Zhang)が弾いている曲は、あなたが引用した上の曲(ラベルの「夜のガスパール」の第三楽章)も、リストの「スペイン狂詩曲」(Liszt's Spanish Rhapsody)
も、どちらも私があんまし好きな曲じゃありません。
チャンの評価は、現時点では控えたいと思います。)
ただ、強いて言えば、辻井の演奏は、盲目であるがゆえのミスタッチ恐怖感のためか、歯切れがやや悪くて軽やかさにやや欠ける・・ややもっちゃり感がある・・ように私には思われます。
例えば、彼のカンパネラの演奏を、フジコ・ヘミング、キーシン、ユンディ・リーの同じ曲の演奏と比べると、ヘミング>キーシン>リー>辻井の順番になると思うのですが、いかがでしょうか。
ですから、今回も、恐らく演奏(だけ)に関する限り、審査員達や観客達のチャン(やウ?)への客観的評価は辻井のそれを上回っていた、と考えるのが順当でしょう。
しかしながら、コンクールの観客達の演奏終了後のオベーションに関する限り、毎回辻井がチャンらを圧倒しており、コンクールでの演奏に係るユーチューブのアクセス数も、辻井がチャンらを桁違いに圧倒しています。
プロ演奏家(志望者)を評価するにあたっては、その演奏が興行として成り立つかどうかも重要な要素であり、盲目なるがゆえに辻井の演奏が一層大きな感動を呼ぶこと、他方、チャンの(演奏の際の)顔の表情に難がある、ということを考えると、審査員達が下した、優勝者2名という決定は絶妙だったのではないでしょうか。
いずれにせよ、東アジア出身者が上位3位までを占めたことは、経済力を含めた、現在の世界の現況と趨勢を示していることは確かでしょう。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51376324.htmlより)
日本にもすばらしい青年ピアニストがいます。
尾崎有飛(1989年〜)です。 (ホンモノの「題名のない音楽会」に出演したことがあるようです。)
彼による、ラフマニノフ(Rachmaninoff)作曲「パガニーニの主題による狂詩曲(Rhapsody on a theme by Paganini」の演奏をお聴き下さい。
この曲は第18変奏(Variation 18)が飛び抜けて有名なのですが、彼の演奏にかかると、すべての変奏が名曲に聞こえます。
(第18変奏は、後者の前半3分の1くらいのところからです。)
稀代の大ピアニストのルービンシュタインによる、この曲の演奏と聴き比べてごらんなさい。
尾崎の方がむしろ勝っていると言えるかもしれませんよ。
なお、この第18変奏のバイオリン演奏でユーチューブにアップされているもののうち、私が一番いいと思ったのが、マイケル・ラビン(Michael Rabin)による演奏です。
さて、尾崎の演奏をもっと聴いてみたいという方のために、私が比較的好きな曲を以下に掲げておきました。
スクリャービン Scriabin :練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
ベートーヴェン=リスト:「アテネの廃墟」の主題によるカプリッチョ
リスト:オペラ「ファウスト」のワルツ
シューベルト=リスト:菩提樹
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51388242.htmlより)
尾崎有飛(1989年〜)です。 (ホンモノの「題名のない音楽会」に出演したことがあるようです。)
彼による、ラフマニノフ(Rachmaninoff)作曲「パガニーニの主題による狂詩曲(Rhapsody on a theme by Paganini」の演奏をお聴き下さい。
この曲は第18変奏(Variation 18)が飛び抜けて有名なのですが、彼の演奏にかかると、すべての変奏が名曲に聞こえます。
(第18変奏は、後者の前半3分の1くらいのところからです。)
稀代の大ピアニストのルービンシュタインによる、この曲の演奏と聴き比べてごらんなさい。
尾崎の方がむしろ勝っていると言えるかもしれませんよ。
なお、この第18変奏のバイオリン演奏でユーチューブにアップされているもののうち、私が一番いいと思ったのが、マイケル・ラビン(Michael Rabin)による演奏です。
さて、尾崎の演奏をもっと聴いてみたいという方のために、私が比較的好きな曲を以下に掲げておきました。
スクリャービン Scriabin :練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
ベートーヴェン=リスト:「アテネの廃墟」の主題によるカプリッチョ
リスト:オペラ「ファウスト」のワルツ
シューベルト=リスト:菩提樹
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51388242.htmlより)
3年に一度開催される、ドイツのハノーバー国際バイオリン・コンクールで、日本の三浦文彰(ふみあき)君(16)が優勝しました。↓16歳での優勝はこれまでで最年少です。
バイオリンでは、このところ日本の女子の前に霞みがちであった日本男児の久しぶりの大健闘を称えたいと思います。
http://mainichi.jp/enta/music/news/20091010k0000e0...(魚拓)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51413835.htmlより)
バイオリンでは、このところ日本の女子の前に霞みがちであった日本男児の久しぶりの大健闘を称えたいと思います。
http://mainichi.jp/enta/music/news/20091010k0000e0...(魚拓)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51413835.htmlより)
ホロヴィッツ考
また同じく昨日、1986年にNHK・TVで鑑賞し、ビデオにとったことがある、ホロヴィッツの、モーツアルトのピアノ協奏曲第23番の第二楽章の神が舞い降りたような、すばらしい演奏にユーチューブ上で再会し、感激ひとしおです。
当時、楽譜を買って、オケのパート込みでピアノで何度も弾いたものです。
この曲は、テンポも遅く、強い力で弾く必要もありません。
だから誰でもうまく弾けそうなものですが、ところがどっこい、逆立ちしてもホロヴィッツのこの演奏にはかないません。
ちょっぴりあるミスタッチなんて全く気になりません。
では、聴いてみてください。
これをアップした日本人は、第一楽章と第三楽章はアップしていません。
その気持ちは分かります。
第二楽章の演奏がとりわけ傑出しているからです。
おもしろいことに、全く同じ番組の原盤を、日本人ではない別の人がアップしていました。
いかにこの演奏が多くの人々の心を打ったか、分かろうというものです。
この人は、第一楽章と第三楽章もアップしているので、よろしければどうぞ。
いずれも名演奏です。
ホロヴィッツのこの時の演奏がいかにすごいか、同じ第二楽章の彼による別の時の演奏・・解釈もイマイチだし、第一テンポが速すぎる・・と聞き比べてみてください。
また、ほかの人の演奏とも比べてみてください。
この演奏は大変よいのだけれど、テンポがちょっと遅すぎるのが惜しい。
この演奏はテンポが遅すぎて全然だめ。
次の2人は、テンポはよいのだけれど、解釈がイマイチ。
後のはアシュケナージの演奏ですがね・・。
ホロヴィッツが、件の第二楽章を弾き終えた後のインタビュー(確かこの部分も「1986」年のNHKの番組で放送されたと思う)で、この演奏はパーフェクトだったと自画自賛していますよ。
これは、老いた巨匠ホロヴィッツが消え行く前に放った最後の光芒であったのではないでしょうか。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51365159.htmlより)
当時、楽譜を買って、オケのパート込みでピアノで何度も弾いたものです。
この曲は、テンポも遅く、強い力で弾く必要もありません。
だから誰でもうまく弾けそうなものですが、ところがどっこい、逆立ちしてもホロヴィッツのこの演奏にはかないません。
ちょっぴりあるミスタッチなんて全く気になりません。
では、聴いてみてください。
これをアップした日本人は、第一楽章と第三楽章はアップしていません。
その気持ちは分かります。
第二楽章の演奏がとりわけ傑出しているからです。
おもしろいことに、全く同じ番組の原盤を、日本人ではない別の人がアップしていました。
いかにこの演奏が多くの人々の心を打ったか、分かろうというものです。
この人は、第一楽章と第三楽章もアップしているので、よろしければどうぞ。
いずれも名演奏です。
ホロヴィッツのこの時の演奏がいかにすごいか、同じ第二楽章の彼による別の時の演奏・・解釈もイマイチだし、第一テンポが速すぎる・・と聞き比べてみてください。
また、ほかの人の演奏とも比べてみてください。
この演奏は大変よいのだけれど、テンポがちょっと遅すぎるのが惜しい。
この演奏はテンポが遅すぎて全然だめ。
次の2人は、テンポはよいのだけれど、解釈がイマイチ。
後のはアシュケナージの演奏ですがね・・。
ホロヴィッツが、件の第二楽章を弾き終えた後のインタビュー(確かこの部分も「1986」年のNHKの番組で放送されたと思う)で、この演奏はパーフェクトだったと自画自賛していますよ。
これは、老いた巨匠ホロヴィッツが消え行く前に放った最後の光芒であったのではないでしょうか。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51365159.htmlより)
支那人ピアニスト考
昨日読んだ、アジアタイムス掲載の匿名(Spengler)論考
http://www.atimes.com/atimes/China/JL02Ad01.html
は久しぶりのヒットです。
彼によれば、「・・・3,600万人の支那人の子供達がピアノを習っているが、米国では600万人にとどまる。・・・科学的研究によれば、<クラシック>音楽を習うと6歳の子供達のIQが高くなる。・・・米国の医学大学院は、医学準備コース専攻者の次に<クラシック>音楽専攻者をたくさん入学させている・・・」というのです。
Spenglerはこれに続いて、クラシック音楽を習うことは、忍耐力、勤勉性、更には(スポーツの練習よりもはるかに)集中力を高めるだけでなく、数学や物理学の勉強とは違って、クラシック音楽演奏の妙は、楽譜に書いてある音符の長さを微妙に変えるところにあることから、創造力をも培う、と指摘しています。
ここまでは、音の強弱の妙に触れていない点はさておき、私としてもおおむね同感ですが、その先がいけません。
Spenglerは、支那人ピアニストとして活躍しているランラン(Lang Lang)のモーツアルト・ピアノ協奏曲24番の演奏
を聴くと、音符の長さを微妙に変えるランランの遊び心が伝わってくるが、これはモーツアルトの曲が持つ諧謔性を見事にとらえたものである、という趣旨のことを記しています。
しかしランランは、演奏の際に曲に感情移入をし過ぎているように見えることともあいまって、私には、あたかも気まぐれにピアノを弾き流しているように聞こえました。
そこで、彼が演奏する他の曲も聴いてみることにしました。
こうしてランランによるショパンのノクターン8番の演奏
を聴いてみたところ、今指摘したランランの特徴というか欠点が、より鮮明に出ているではありませんか。
(ランランのこの2つの演奏には、五つ星がつけられていません。一般聴衆の耳は確かです!)
(ユーチューブ上で、同じ曲を弾く他のピアニストの演奏をすぐには発見できなかったところ、)更に、ショパンのノクターン2番を弾く3人のピアニストによる4つの演奏とノクターン8番を弾くランランの上記演奏とを聞き比べてみました。ちなみに、この4つの演奏には、すべて五つ星がつけられています。
それは、ショパンコンクールで史上最も若い18歳で優勝した、支那人のユンディー・リー(Yundi Li)による演奏
同じくリーによる、別の時の演奏
そして、
ユダヤ系ポーランド人のルービンシュタイン(Arthur Rubinstein)による演奏
ロシア人作曲家のラフマニノフ(Sergei Rachmaninoff)による演奏
の4つです。
この4つの演奏のいずれもが、ランランの演奏よりレベルが高い、と感じました。
ところで、この4つの順番は、たまたまピアニストの年の順になっていますが、私による評価の逆順です。
もっとはっきり申し上げると、リーの演奏は、ランランの演奏とは違って感情移入過多にこそ見えないものの、テンポが速過ぎる点が気になるほか、やはり、弾き流しているという印象を免れず、ラフマニノフやルービンシュタインと比べると、はっきり見劣りがします。まあ、リーはまだ若いので、これからもっとうまくなるかもしれませんがね。
というわけで、ピアニストを見る限り、支那人の「独創性」はまだまだ恐れるに足らず、といったところでしょうか。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51301602.htmlより)
http://www.atimes.com/atimes/China/JL02Ad01.html
は久しぶりのヒットです。
彼によれば、「・・・3,600万人の支那人の子供達がピアノを習っているが、米国では600万人にとどまる。・・・科学的研究によれば、<クラシック>音楽を習うと6歳の子供達のIQが高くなる。・・・米国の医学大学院は、医学準備コース専攻者の次に<クラシック>音楽専攻者をたくさん入学させている・・・」というのです。
Spenglerはこれに続いて、クラシック音楽を習うことは、忍耐力、勤勉性、更には(スポーツの練習よりもはるかに)集中力を高めるだけでなく、数学や物理学の勉強とは違って、クラシック音楽演奏の妙は、楽譜に書いてある音符の長さを微妙に変えるところにあることから、創造力をも培う、と指摘しています。
ここまでは、音の強弱の妙に触れていない点はさておき、私としてもおおむね同感ですが、その先がいけません。
Spenglerは、支那人ピアニストとして活躍しているランラン(Lang Lang)のモーツアルト・ピアノ協奏曲24番の演奏
を聴くと、音符の長さを微妙に変えるランランの遊び心が伝わってくるが、これはモーツアルトの曲が持つ諧謔性を見事にとらえたものである、という趣旨のことを記しています。
しかしランランは、演奏の際に曲に感情移入をし過ぎているように見えることともあいまって、私には、あたかも気まぐれにピアノを弾き流しているように聞こえました。
そこで、彼が演奏する他の曲も聴いてみることにしました。
こうしてランランによるショパンのノクターン8番の演奏
を聴いてみたところ、今指摘したランランの特徴というか欠点が、より鮮明に出ているではありませんか。
(ランランのこの2つの演奏には、五つ星がつけられていません。一般聴衆の耳は確かです!)
(ユーチューブ上で、同じ曲を弾く他のピアニストの演奏をすぐには発見できなかったところ、)更に、ショパンのノクターン2番を弾く3人のピアニストによる4つの演奏とノクターン8番を弾くランランの上記演奏とを聞き比べてみました。ちなみに、この4つの演奏には、すべて五つ星がつけられています。
それは、ショパンコンクールで史上最も若い18歳で優勝した、支那人のユンディー・リー(Yundi Li)による演奏
同じくリーによる、別の時の演奏
そして、
ユダヤ系ポーランド人のルービンシュタイン(Arthur Rubinstein)による演奏
ロシア人作曲家のラフマニノフ(Sergei Rachmaninoff)による演奏
の4つです。
この4つの演奏のいずれもが、ランランの演奏よりレベルが高い、と感じました。
ところで、この4つの順番は、たまたまピアニストの年の順になっていますが、私による評価の逆順です。
もっとはっきり申し上げると、リーの演奏は、ランランの演奏とは違って感情移入過多にこそ見えないものの、テンポが速過ぎる点が気になるほか、やはり、弾き流しているという印象を免れず、ラフマニノフやルービンシュタインと比べると、はっきり見劣りがします。まあ、リーはまだ若いので、これからもっとうまくなるかもしれませんがね。
というわけで、ピアニストを見る限り、支那人の「独創性」はまだまだ恐れるに足らず、といったところでしょうか。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51301602.htmlより)
この際、前回出たユンディー・リーの話の補足をしておきましょう。
ショパンのスケルツォ2番(作品31)は、後半、スピードと力が要求される難曲です。 この曲のユーチューブ上での最高の演奏は、ジメルマン(Zimerman。ポーランド人(後出)によるものです。入神の域に達していると言ってもよい。
次いでは、ミケランジェリ(Michelangeli。イタリア人)の演奏じゃないかな。彼の手にかかると、この難曲が易しい曲のように聞こえちゃうから恐れ入ります。
ユンディー・リーの演奏
は、テンポを抑制気味にしているのは結構なのだけれど、全般的に音が大きすぎるため、陰影にやや乏しい演奏になっています。
最後に、稀代の名手ルービンシュタイン(Rubinstein。1887〜1982年。ポーランド生まれのユダヤ人)の脂ののりきった45歳くらいの時の演奏(1932年)なのですが、一体どうしたのでしょうか、(全般的にテンポが速すぎることもあり、)後半よたっちゃってます。この4人の演奏の中では一番できが悪い。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51361892.htmlより)
ショパンのスケルツォ2番(作品31)は、後半、スピードと力が要求される難曲です。 この曲のユーチューブ上での最高の演奏は、ジメルマン(Zimerman。ポーランド人(後出)によるものです。入神の域に達していると言ってもよい。
次いでは、ミケランジェリ(Michelangeli。イタリア人)の演奏じゃないかな。彼の手にかかると、この難曲が易しい曲のように聞こえちゃうから恐れ入ります。
ユンディー・リーの演奏
は、テンポを抑制気味にしているのは結構なのだけれど、全般的に音が大きすぎるため、陰影にやや乏しい演奏になっています。
最後に、稀代の名手ルービンシュタイン(Rubinstein。1887〜1982年。ポーランド生まれのユダヤ人)の脂ののりきった45歳くらいの時の演奏(1932年)なのですが、一体どうしたのでしょうか、(全般的にテンポが速すぎることもあり、)後半よたっちゃってます。この4人の演奏の中では一番できが悪い。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51361892.htmlより)
ベートーベンのバイオリン・ソナタ「クロイツェル」と黒人差別
ベートーベンの傑作バイオリン・ソナタ「クロイツェル」は、もともとは、バイオリニストのクロイツェルにではなく、黒人との混血児の(同じくバイオリニストの)ブリッジタワー(Bridgetower)に捧げられてたのだそうです。
http://www.nytimes.com/2009/04/03/books/03dove.htm...
にわかにクラシックづいた方は、この曲をオイストラッフの(ちょっと堅苦しい)演奏でお楽しみ下さい。
(これが1以下5まで)
1930年代に欧米で大人気を博した黒人女性のコントラルト(contralto=メゾソプラノとアルトの間)のクラシック歌手マリアン・アンダーソン(Marian Anderson)の記事も同じニューヨークタイムスに出ていました。
http://www.nytimes.com/2009/04/03/books/03book.htm...
黒人差別がひどく、かつ黒人はクラシック音楽とは無縁だと思われていた時代に、ローズベルト夫人が彼女の庇護者になって米国の公的な場所での彼女の初公演が実現したのだそうです。ローズベルト嫌いの私も夫人は褒めざるをえませんね。
この1939年の彼女の歴史的なリンカーン記念館での公演(米国国家)等、彼女の歌をどうぞ。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51353268.htmlより)
http://www.nytimes.com/2009/04/03/books/03dove.htm...
にわかにクラシックづいた方は、この曲をオイストラッフの(ちょっと堅苦しい)演奏でお楽しみ下さい。
(これが1以下5まで)
1930年代に欧米で大人気を博した黒人女性のコントラルト(contralto=メゾソプラノとアルトの間)のクラシック歌手マリアン・アンダーソン(Marian Anderson)の記事も同じニューヨークタイムスに出ていました。
http://www.nytimes.com/2009/04/03/books/03book.htm...
黒人差別がひどく、かつ黒人はクラシック音楽とは無縁だと思われていた時代に、ローズベルト夫人が彼女の庇護者になって米国の公的な場所での彼女の初公演が実現したのだそうです。ローズベルト嫌いの私も夫人は褒めざるをえませんね。
この1939年の彼女の歴史的なリンカーン記念館での公演(米国国家)等、彼女の歌をどうぞ。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51353268.htmlより)
ブラームスのハンガリア舞曲の1〜5番
このところ、何だか連日、一人で題名のない音楽会をやっているような感じになってきましたが、まだ連休気分の、これまであまりクラシック音楽には縁のなかった人々に分かり易ーい名曲をお送りします。
ブラームスのハンガリア舞曲の1〜5番です。6番以降もあるのですが、必ずしも名曲とは言えないのでとりあげません。
1〜5番の、私があれこれ聴き比べて、ユーチューブで最良の演奏だけを選びました。
お時間のある時に、どうかお聴きください。
1番:ヨシュア・ベルの鬼気迫るバイオリンです。ビデオも凝ってます。
2番:アレキサンダー・スコルツォウのバイオリンです。名演奏です。
3番:エフゲニー・キーシンのピアノです。アンコールで弾いたもの。肩の力が抜けていてとてもいい演奏です。
4番:稀代の名手の一人、イェフーディ・メニューヒンのバイオリンです。
5番:オーケストラです。どこのオケかも指揮者が誰かも分からないのですが、すばらしい演奏です。この曲を知らない人はいないでしょう。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51365500.htmlより)
ブラームスのハンガリア舞曲の1〜5番です。6番以降もあるのですが、必ずしも名曲とは言えないのでとりあげません。
1〜5番の、私があれこれ聴き比べて、ユーチューブで最良の演奏だけを選びました。
お時間のある時に、どうかお聴きください。
1番:ヨシュア・ベルの鬼気迫るバイオリンです。ビデオも凝ってます。
2番:アレキサンダー・スコルツォウのバイオリンです。名演奏です。
3番:エフゲニー・キーシンのピアノです。アンコールで弾いたもの。肩の力が抜けていてとてもいい演奏です。
4番:稀代の名手の一人、イェフーディ・メニューヒンのバイオリンです。
5番:オーケストラです。どこのオケかも指揮者が誰かも分からないのですが、すばらしい演奏です。この曲を知らない人はいないでしょう。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51365500.htmlより)
ショスタコービッチ考
私はショスタコービッチ(Dmitri Dmitriyevich Shostakovich。1906〜75)の、彼としては珍しく軽い曲である「ジャズ組曲第2番 ワルツ2」
が大好きで、ピアノでこの曲をアレンジして弾いたりするのですが、このユーチューブをご覧になると分かるように、この曲は、映画「アイズ・ワイド・シャット」(キューブリック監督遺作。主演トム・クルーズ・ニコール・キッドマン夫妻(当時))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3...
で使われていることでも有名です。
この映画を昨夜遅く、初めてTVで見たのですが、相当エロティックな映画であろうという「期待」が裏切られる、一種の高級心理サスペンス映画でした。
これに刺激されて、朝方から、ショスタコービッチの曲をユーチューブで何曲か聴いています。
ちょっと解説しましょう。
ショスタコービッチの最も有名な曲は、「第5交響曲」
ですが、ナチスドイツによるレニングラード(現在のサンクトペテルブルグ)包囲戦中に、作曲されて初演され、同じ頃に英国や米国でも初演されたところの「第7交響曲」は、対ナチスドイツ抵抗曲として有名です。
襲来する「ファシズム」のメロディーが執拗に繰り返される、この曲のさわりの部分
をどうぞ。
しかし、これは実は、暴虐なる「スターリニズム」のメロディーであって、この曲はスターリニズムも合わせ批判している、という説
http://simple.wikipedia.org/wiki/Dmitri_Shostakovi...
が後に唱えられることになります。
私は、この後の方の説に説得力を覚えています。
この関連で、ショスタコービッチの唯一の歌劇、「マクベス夫人(Lady McBeth of Mtsensk District)」を1936年に鑑賞したスターリンが途中で席を立ち、その直後からショスタコービッチ批判が始まったという事件も、私は、この歌劇の音楽そのものよりも筋が、スターリニズム批判を含意したものであることを(若き頃詩人であったところの)スターリンが鋭く見抜いたからだ、とする説に説得力を覚えます。
(上記二つの典拠及び、下掲
http://www99.epinions.com/review/mvie_mu-1087809/c...
参照。)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51330723.htmlより)
が大好きで、ピアノでこの曲をアレンジして弾いたりするのですが、このユーチューブをご覧になると分かるように、この曲は、映画「アイズ・ワイド・シャット」(キューブリック監督遺作。主演トム・クルーズ・ニコール・キッドマン夫妻(当時))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3...
で使われていることでも有名です。
この映画を昨夜遅く、初めてTVで見たのですが、相当エロティックな映画であろうという「期待」が裏切られる、一種の高級心理サスペンス映画でした。
これに刺激されて、朝方から、ショスタコービッチの曲をユーチューブで何曲か聴いています。
ちょっと解説しましょう。
ショスタコービッチの最も有名な曲は、「第5交響曲」
ですが、ナチスドイツによるレニングラード(現在のサンクトペテルブルグ)包囲戦中に、作曲されて初演され、同じ頃に英国や米国でも初演されたところの「第7交響曲」は、対ナチスドイツ抵抗曲として有名です。
襲来する「ファシズム」のメロディーが執拗に繰り返される、この曲のさわりの部分
をどうぞ。
しかし、これは実は、暴虐なる「スターリニズム」のメロディーであって、この曲はスターリニズムも合わせ批判している、という説
http://simple.wikipedia.org/wiki/Dmitri_Shostakovi...
が後に唱えられることになります。
私は、この後の方の説に説得力を覚えています。
この関連で、ショスタコービッチの唯一の歌劇、「マクベス夫人(Lady McBeth of Mtsensk District)」を1936年に鑑賞したスターリンが途中で席を立ち、その直後からショスタコービッチ批判が始まったという事件も、私は、この歌劇の音楽そのものよりも筋が、スターリニズム批判を含意したものであることを(若き頃詩人であったところの)スターリンが鋭く見抜いたからだ、とする説に説得力を覚えます。
(上記二つの典拠及び、下掲
http://www99.epinions.com/review/mvie_mu-1087809/c...
参照。)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51330723.htmlより)
ラフマニノフ作品34 14番
ラフマニノフ(Sergey Vasilievich Rachmaninov。1873〜1943年)が1912年に作曲したヴォカリーズ(Vocalise=歌詞がなく母音のみで歌われる歌曲)作品34 14番をお楽しみ下さい。
1 原型:ピアノ伴奏付き歌曲
歌:キャスリーン・バトル(Kathleen Battle)
歌:アンナ・モッフォ(Anna Moffo)(ピアノがオケに置き換えられている)
歌:キリ・テ・カナワ(Kiri Te Kanawa)(同上)
2 ラフマニノフによる交響曲バージョン
指揮者もラフマニノフであるのがこれ↓
そうじゃないもの↓
3 Richardsonによってピアノに編曲されたバージョン
ギレルス(Emil Grigoryevich Gilels)↓
フィオレンティーノ(Sergio Fiorentino)↓
4 バイオリン協奏曲バージョン
パールマン(Itzhak Perlman)
5 ピアノ伴奏付きチェロ・バージョン
ペレニュイ(Miklos Perenyi)
6 ピアノ伴奏付きフルート・バージョン
カッシニョール(Jean Cassignol)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51337142.htmlより)
1 原型:ピアノ伴奏付き歌曲
歌:キャスリーン・バトル(Kathleen Battle)
歌:アンナ・モッフォ(Anna Moffo)(ピアノがオケに置き換えられている)
歌:キリ・テ・カナワ(Kiri Te Kanawa)(同上)
2 ラフマニノフによる交響曲バージョン
指揮者もラフマニノフであるのがこれ↓
そうじゃないもの↓
3 Richardsonによってピアノに編曲されたバージョン
ギレルス(Emil Grigoryevich Gilels)↓
フィオレンティーノ(Sergio Fiorentino)↓
4 バイオリン協奏曲バージョン
パールマン(Itzhak Perlman)
5 ピアノ伴奏付きチェロ・バージョン
ペレニュイ(Miklos Perenyi)
6 ピアノ伴奏付きフルート・バージョン
カッシニョール(Jean Cassignol)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51337142.htmlより)
ドボルザークのスラブ舞曲第2番
ドボルザークのスラブ舞曲第2番です。
まずはオケの演奏で。
次にバイオリンとチェロの演奏で。(パールマンとヨーヨーマです。素晴らしい!)
次にオイストラッフのバイオリンの演奏で。これも素晴らしい。
最後に日本の若手のホープ庄司紗矢香のバイオリンの演奏で。恐るべき才能です。
庄司さん、もうちょっと背があれば、視覚的にも申し分ないんですがね・・。
残念ながら、ピアノの演奏では、ご紹介する域に達しているものはありませんでした。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51346827.htmlより)
まずはオケの演奏で。
次にバイオリンとチェロの演奏で。(パールマンとヨーヨーマです。素晴らしい!)
次にオイストラッフのバイオリンの演奏で。これも素晴らしい。
最後に日本の若手のホープ庄司紗矢香のバイオリンの演奏で。恐るべき才能です。
庄司さん、もうちょっと背があれば、視覚的にも申し分ないんですがね・・。
残念ながら、ピアノの演奏では、ご紹介する域に達しているものはありませんでした。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51346827.htmlより)
ラベルのワルツ
ラベル作曲の「ワルツ」
http://www.youtube.com/watch?v=MmboDwY7Sas
が秘めているある女性への思いが、この曲を解析することで解明されたって記事
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/7968024.s...
読んで、ユーチューブで聴いてみたけれど、曲がどんどん転調しているので、ワケが分かりませんでした。
それに、ラベルの「ボレロ」はいい曲ですが、この曲は嫌いだな。
でも、クラシックのオタク的通の方は、ぜひ挑戦してみて下さい。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51351078.htmlより)
http://www.youtube.com/watch?v=MmboDwY7Sas
が秘めているある女性への思いが、この曲を解析することで解明されたって記事
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/7968024.s...
読んで、ユーチューブで聴いてみたけれど、曲がどんどん転調しているので、ワケが分かりませんでした。
それに、ラベルの「ボレロ」はいい曲ですが、この曲は嫌いだな。
でも、クラシックのオタク的通の方は、ぜひ挑戦してみて下さい。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51351078.htmlより)
ショパン特集
私の大好きな曲に限定しました。
今回は、甲乙をつけるのではなく、いずれ劣らぬ名演である、ということにしておきましょう。
心豊かなひとときをお過ごし下さい。
1 作品67 4番
ヴラディミール・パックマン(Vladimir de Pachmann)
キーシンは、ショパンのマズルカを演奏する時は別人のように繊細です。
ジョゼフ・ギンゴールド(Josef Gingold) バイオリンによる演奏です。
2 作品63 3番
ラフマニノフ
私と同じようなことを考える人がいるんですね。パックマン、ホロヴィッツ、ルービンシュタインの聴き比べができます。
ジメルマン
3 作品63 2番
ここでも、ホロヴィッツ、ルービンシュタイン、アルゲリッチを続けてどうぞ。
4 作品50 3番
キーシンのショパンのマズルカ弾きとしての才能が若くして現れています。
スティーブン・ハム(Stephen Ham)
5 作品33 4番
ホロヴィッツ
ルービンシュタイン
ミケランジェリ
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51390354.htmlより)
今回は、甲乙をつけるのではなく、いずれ劣らぬ名演である、ということにしておきましょう。
心豊かなひとときをお過ごし下さい。
1 作品67 4番
ヴラディミール・パックマン(Vladimir de Pachmann)
キーシンは、ショパンのマズルカを演奏する時は別人のように繊細です。
ジョゼフ・ギンゴールド(Josef Gingold) バイオリンによる演奏です。
2 作品63 3番
ラフマニノフ
私と同じようなことを考える人がいるんですね。パックマン、ホロヴィッツ、ルービンシュタインの聴き比べができます。
ジメルマン
3 作品63 2番
ここでも、ホロヴィッツ、ルービンシュタイン、アルゲリッチを続けてどうぞ。
4 作品50 3番
キーシンのショパンのマズルカ弾きとしての才能が若くして現れています。
スティーブン・ハム(Stephen Ham)
5 作品33 4番
ホロヴィッツ
ルービンシュタイン
ミケランジェリ
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51390354.htmlより)
ポーランド人のジメルマン(KRYSTIAN ZIMERMAN。1956年〜)と Polish Festival Orchestra によって1999年に収録された、ポーランド生まれのフランスの作曲家ショパン(Frederic Chopin。1810?〜49年)のピアノ協奏曲第1番(1830年)です。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51411151.htmlより)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51411151.htmlより)
ショパン(1810〜49年)の「華麗なるポロネーズ(Great Polonaise Brillante)作品22」(1830〜31年〜〜38年)の特集です。
まずは、話題のロマン・ポランスキー(Roman Polanski)監督(コラム#3558)の映画「ピアニスト」(2002年)より、(超一流とは言い難い)ポーランド人ピアニストのヤーヌシュ・オレイニチャク(Janusz Olejniczak。1952年〜)の演奏です。
オケとの共演であること、そして何よりも歓喜のエンディングであることを意識してか、音を大きく響かせています。
監督の期待に応えているという意味では名演奏であると言えそうです。
脱線ですが、この映画の原作たる自伝の著者で主役の実在のモデルである、ユダヤ系のワーディク・スピルマン(Wladyslaw “Wladek” Szpilman。1911〜2000年)によるショパンのマズルカ(作品17第4番)の、味わい深い演奏を、戦時中の荒涼たるポーランドの光景とともにご視聴ください。
次に、同じくユダヤ系のルービンシュタイン(コラム#2950、3243、3307、3402、3416、3560)による演奏です。音は強すぎず弱すぎず、しかもメリハリがよく効いています。
この曲のオケ付きバージョンでは、ユーチューブ上の最高の演奏ではないでしょうか。
今度は、ドイツ系ウクライナ人のリヒテルによる演奏です。
全くオケとの共演であることを意識していないように見えます。
音を響かせなさすぎの軽快すぎる演奏ですが、これが独奏(後出)だったとすれば、最高の演奏の一つかもしれません。
最後に、ポーランド人のジメルマン(コラム#3243、3416、3560)による演奏です。
音を比較的大きく響かせているがオレイニチャクに比べると抑制的です。
私には、やや平板な感が否めません。
以上は、オーケストラ付きですが、以下は、同じ曲の、オケ抜きのピアノ独奏・・編曲はショパン自身によって1838年になされた(前掲のショパンのウィキ)・・です。
ルービンシュタインによる演奏です。
オケが抜けても同じような調子で弾いているためか、どこかもの足らない感じがします。
これもユダヤ系のホロヴィッツによる演奏です。ちょっと自己流に過ぎますが極めて魅力的です。
イタリア人のミケランジェリによる演奏です。
上出のオケ付きのリヒテルの軽快すぎる演奏を彷彿とさせる、独奏としては素晴らしい演奏です。
ここでトリビアを一つ。
上部雑音<とは、>指が鍵盤と接触する際に発生する指と鍵盤との衝突音で<あり、>・・・時間的にピアノの弦から出る楽音よりも先に耳に届くために聴覚的に目立ちやすい・・・」
http://kantakupiano.at.webry.info/200603/article_1...
ところ、「ミケランジェリ<は、上出の>リヒテルと違い、鍵盤の上部雑音を出来る限りゼロにする異端のピアニズムで知られている。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3...
もっとも、この曲じゃ、余りこの二人の演奏法の違いは分かりませんがね・・。
アルゼンチン女性のアルゲリッチ(コラム#3067、3416)による折り目正しい演奏です。
これは、ユーチューブにアップされたオケなし演奏中の白眉かもしれません。
その緩急の妙には脱帽するのみです。
ミケランジェリによる、この曲の解釈との違いを味わって下さい。
ダメな例も一つくらい紹介しておきましょう。
支那人のユンディ・リー(コラム#3328)による演奏です。
もたれる感じで音の歯切れもよくありません。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51416127.htmlより)
まずは、話題のロマン・ポランスキー(Roman Polanski)監督(コラム#3558)の映画「ピアニスト」(2002年)より、(超一流とは言い難い)ポーランド人ピアニストのヤーヌシュ・オレイニチャク(Janusz Olejniczak。1952年〜)の演奏です。
オケとの共演であること、そして何よりも歓喜のエンディングであることを意識してか、音を大きく響かせています。
監督の期待に応えているという意味では名演奏であると言えそうです。
脱線ですが、この映画の原作たる自伝の著者で主役の実在のモデルである、ユダヤ系のワーディク・スピルマン(Wladyslaw “Wladek” Szpilman。1911〜2000年)によるショパンのマズルカ(作品17第4番)の、味わい深い演奏を、戦時中の荒涼たるポーランドの光景とともにご視聴ください。
次に、同じくユダヤ系のルービンシュタイン(コラム#2950、3243、3307、3402、3416、3560)による演奏です。音は強すぎず弱すぎず、しかもメリハリがよく効いています。
この曲のオケ付きバージョンでは、ユーチューブ上の最高の演奏ではないでしょうか。
今度は、ドイツ系ウクライナ人のリヒテルによる演奏です。
全くオケとの共演であることを意識していないように見えます。
音を響かせなさすぎの軽快すぎる演奏ですが、これが独奏(後出)だったとすれば、最高の演奏の一つかもしれません。
最後に、ポーランド人のジメルマン(コラム#3243、3416、3560)による演奏です。
音を比較的大きく響かせているがオレイニチャクに比べると抑制的です。
私には、やや平板な感が否めません。
以上は、オーケストラ付きですが、以下は、同じ曲の、オケ抜きのピアノ独奏・・編曲はショパン自身によって1838年になされた(前掲のショパンのウィキ)・・です。
ルービンシュタインによる演奏です。
オケが抜けても同じような調子で弾いているためか、どこかもの足らない感じがします。
これもユダヤ系のホロヴィッツによる演奏です。ちょっと自己流に過ぎますが極めて魅力的です。
イタリア人のミケランジェリによる演奏です。
上出のオケ付きのリヒテルの軽快すぎる演奏を彷彿とさせる、独奏としては素晴らしい演奏です。
ここでトリビアを一つ。
上部雑音<とは、>指が鍵盤と接触する際に発生する指と鍵盤との衝突音で<あり、>・・・時間的にピアノの弦から出る楽音よりも先に耳に届くために聴覚的に目立ちやすい・・・」
http://kantakupiano.at.webry.info/200603/article_1...
ところ、「ミケランジェリ<は、上出の>リヒテルと違い、鍵盤の上部雑音を出来る限りゼロにする異端のピアニズムで知られている。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3...
もっとも、この曲じゃ、余りこの二人の演奏法の違いは分かりませんがね・・。
アルゼンチン女性のアルゲリッチ(コラム#3067、3416)による折り目正しい演奏です。
これは、ユーチューブにアップされたオケなし演奏中の白眉かもしれません。
その緩急の妙には脱帽するのみです。
ミケランジェリによる、この曲の解釈との違いを味わって下さい。
ダメな例も一つくらい紹介しておきましょう。
支那人のユンディ・リー(コラム#3328)による演奏です。
もたれる感じで音の歯切れもよくありません。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51416127.htmlより)
ダニエル・ポラック
ソ連時代もロシア時代になっても、ロシア人は米国のピアニストのダニエル・ポラックが大好きなようです↓。
http://www.nytimes.com/2009/05/30/world/europe/30p...
あまり録音状況が良くありませんが、彼の演奏をどうぞ。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番です。
ロシア人以上にロシア人的な演奏・・「歌う」演奏・・というものがどういうものか、これだけではよく分かりませんがね・・。
私自身は、間違いなく、ロシア人が好むクラシックを好む人間・・歌謡曲的クラシック愛好家・・ですねえ。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51372486.htmlより)
http://www.nytimes.com/2009/05/30/world/europe/30p...
あまり録音状況が良くありませんが、彼の演奏をどうぞ。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番です。
ロシア人以上にロシア人的な演奏・・「歌う」演奏・・というものがどういうものか、これだけではよく分かりませんがね・・。
私自身は、間違いなく、ロシア人が好むクラシックを好む人間・・歌謡曲的クラシック愛好家・・ですねえ。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51372486.htmlより)
シューベルトのセレナーデ
皆さん誰でもご存じのシューベルトのセレナーデです。
ちょっと古い音源だけど、バイオリン奏者(Mischa Elman)の技とセンスが余りにも素晴らしく、言葉を失うほどです。
バイオリンでは、トップクラスのプロとセミプロの差は絶望的だなって痛感しています。
なお、この曲のトランペット版(ニニ・ロッソ)が、これまた恐ろしくいいんだな。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51360883.htmlより)
ちょっと古い音源だけど、バイオリン奏者(Mischa Elman)の技とセンスが余りにも素晴らしく、言葉を失うほどです。
バイオリンでは、トップクラスのプロとセミプロの差は絶望的だなって痛感しています。
なお、この曲のトランペット版(ニニ・ロッソ)が、これまた恐ろしくいいんだな。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51360883.htmlより)
ヤナーチェクとグリンカ考
村上春樹の『1Q84』の中で、ヤナーチェク(Janacek)という皆さんが多分名前を聞いたか聞かないかくらいのチェコの作曲家の「シンフォニエッタ(Sinfonietta)」という曲
が紹介されているようですが、あんましビビっと来ない曲です。
彼の曲なら、まだ「In the Mist Im Nebel」ってピアノ曲
の方がいいですね。
ヤナーチェクなんかより、クラシック/歌謡曲ファンにお勧めなのが、グリンカ(Glinka)という、やはり皆さんが多分名前を聞いたか聞かないかくらいのロシアの作曲家の曲です。
彼の曲で私が好きなのが以下の5曲です。(4番目を除いてすべてピアノ独奏。)
ぜひ聴いてみてください。
(3番目の曲は、プロのピアニストによる演奏がユーチューブにアップされていないのが残念です。)
Valse-fantasie
Nocturne in F minor "La Separation"
Mazurka
Sonate for viola &piano
The Lark
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51377293.htmlより)
が紹介されているようですが、あんましビビっと来ない曲です。
彼の曲なら、まだ「In the Mist Im Nebel」ってピアノ曲
の方がいいですね。
ヤナーチェクなんかより、クラシック/歌謡曲ファンにお勧めなのが、グリンカ(Glinka)という、やはり皆さんが多分名前を聞いたか聞かないかくらいのロシアの作曲家の曲です。
彼の曲で私が好きなのが以下の5曲です。(4番目を除いてすべてピアノ独奏。)
ぜひ聴いてみてください。
(3番目の曲は、プロのピアニストによる演奏がユーチューブにアップされていないのが残念です。)
Valse-fantasie
Nocturne in F minor "La Separation"
Mazurka
Sonate for viola &piano
The Lark
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51377293.htmlより)
クライスラーの「愛の悲しみ(Liebesleid)」
クライスラー(Fritz Kreisler)自身による原作のバイオリン演奏です。
Katica Illenyi・・どう読むんだ!・・による上のバイオリン演奏です。
ラフマニノフ(Sergei Vasil'evich Rachmaninov)編曲による本人のピアノ演奏です。
ボリス・ギルトブルグ(BORIS GILTBURG)による上のピアノ演奏です。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51381016.htmlより)
Katica Illenyi・・どう読むんだ!・・による上のバイオリン演奏です。
ラフマニノフ(Sergei Vasil'evich Rachmaninov)編曲による本人のピアノ演奏です。
ボリス・ギルトブルグ(BORIS GILTBURG)による上のピアノ演奏です。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51381016.htmlより)
アルハンブラの思い出
世界最高峰のナリシソ・イエペス(Narciso Yepes)によるギター演奏で「アルハンブラの思い出」をお聴きください。↓
この曲の妙味は、同じ音をすばやく繰り返す(トレモロ)ところにあります。
それを止めちゃうと、あのポールモーリア楽団が演奏しても、こんなに間延びした曲想になってしまいます。↓
次に、Leonidas Kavakos によるバイオリン演奏です。↓(編曲はRuggiero Ricci。)
よくやるよ、と脱帽しつつも、この曲は、音を長く伸ばすのが身上のバイオリンにはあってない、とつくづく思われたことでしょう。
器械が弦をひっかいて音を出す、ピアノの原型のクラヴィコードでは、音の強弱が出せない、換言すれば、強く鍵盤を叩く必要がないだけに、一応サマになります。
アマチュアによる演奏です。↓
これが本格的なピアノとなるとどんなに大変か。
プロがこんな無謀なことを試みるワケがなく、当然アマチュアによる演奏ですが、お確かめ下さい。↓
しかし、1オクターブ下の音を同じ手で、あるいは他の手で弾くようにすれば、この曲だってラクに弾けますし、サマになります。演奏者本人による編曲の妙です。↓
(なお、プロだったら、もっと速く弾けます。)
このように、ピアノでも、実質的にギターとほぼ同じことができるのです。
やっぱ、ピアノは楽器の王様ですね。
しかし、デスクトップミュージックでなら、ピアノの音でも何の楽器の音でも、同じ音のトレモロをどんなに速くだって、しかもどれだけ続けるのだって自由に「演奏」することができます。
よって、肉体的限界に制約される生身のプロの器楽演奏家は、そう遠くない将来に消滅するであろうことが、ここからも予感できます。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51394928.htmlより)
この曲の妙味は、同じ音をすばやく繰り返す(トレモロ)ところにあります。
それを止めちゃうと、あのポールモーリア楽団が演奏しても、こんなに間延びした曲想になってしまいます。↓
次に、Leonidas Kavakos によるバイオリン演奏です。↓(編曲はRuggiero Ricci。)
よくやるよ、と脱帽しつつも、この曲は、音を長く伸ばすのが身上のバイオリンにはあってない、とつくづく思われたことでしょう。
器械が弦をひっかいて音を出す、ピアノの原型のクラヴィコードでは、音の強弱が出せない、換言すれば、強く鍵盤を叩く必要がないだけに、一応サマになります。
アマチュアによる演奏です。↓
これが本格的なピアノとなるとどんなに大変か。
プロがこんな無謀なことを試みるワケがなく、当然アマチュアによる演奏ですが、お確かめ下さい。↓
しかし、1オクターブ下の音を同じ手で、あるいは他の手で弾くようにすれば、この曲だってラクに弾けますし、サマになります。演奏者本人による編曲の妙です。↓
(なお、プロだったら、もっと速く弾けます。)
このように、ピアノでも、実質的にギターとほぼ同じことができるのです。
やっぱ、ピアノは楽器の王様ですね。
しかし、デスクトップミュージックでなら、ピアノの音でも何の楽器の音でも、同じ音のトレモロをどんなに速くだって、しかもどれだけ続けるのだって自由に「演奏」することができます。
よって、肉体的限界に制約される生身のプロの器楽演奏家は、そう遠くない将来に消滅するであろうことが、ここからも予感できます。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51394928.htmlより)
ピアノ芸
まず、ピアノでのお笑い芸をどうぞ。
次に、アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla。1921〜92年)作曲のLibertangoの曲芸的ピアノ連弾です。
これは、タンゴ曲の演奏ですから、決して曲芸ではなく、(アルゼンチン/ウルグアイの)タンゴの精神と雰囲気をピアノ演奏に忠実に移植したものと言うべきでしょう。
同じ曲の踊りを↓で楽しめます。
その上で、お時間があれば、同じ曲の、ヨーヨーマによる名演奏↓をお聴き下さい。
以上、週末の音楽版(?)でした。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51360531.htmlより)
次に、アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla。1921〜92年)作曲のLibertangoの曲芸的ピアノ連弾です。
これは、タンゴ曲の演奏ですから、決して曲芸ではなく、(アルゼンチン/ウルグアイの)タンゴの精神と雰囲気をピアノ演奏に忠実に移植したものと言うべきでしょう。
同じ曲の踊りを↓で楽しめます。
その上で、お時間があれば、同じ曲の、ヨーヨーマによる名演奏↓をお聴き下さい。
以上、週末の音楽版(?)でした。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51360531.htmlより)
リベルタンゴ特集
リベルタンゴは、これまで何度もとりあげてきています(コラム#3235、3428、3504)が、改めて、えり抜き特集と行きましょう。
1 踊り等
Elisa(日系人)とSteve。青春よ永遠なれ。
GrishukとPlatovの世界一ペアによるアイスダンス。形容できないほど美しい。
2 歌
Josefina Scaglioneによるソプラノ歌唱。心が洗われる。
3 器楽
Viktor Romankoによるアコーディオン。名人芸。
トランペット、等。編曲の妙。
赤木りえによるフルート、等。日本の女性達の音楽面での活躍に乾杯。
ケーナ+ピアノ+パーカッション。日本人トリオの挑戦。
ハープ+バイオリン+チェロ。支那人トリオも頑張ってるよ。
ジャズ。こいつは凄い!の一言。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51418189.htmlより)
1 踊り等
Elisa(日系人)とSteve。青春よ永遠なれ。
GrishukとPlatovの世界一ペアによるアイスダンス。形容できないほど美しい。
2 歌
Josefina Scaglioneによるソプラノ歌唱。心が洗われる。
3 器楽
Viktor Romankoによるアコーディオン。名人芸。
トランペット、等。編曲の妙。
赤木りえによるフルート、等。日本の女性達の音楽面での活躍に乾杯。
ケーナ+ピアノ+パーカッション。日本人トリオの挑戦。
ハープ+バイオリン+チェロ。支那人トリオも頑張ってるよ。
ジャズ。こいつは凄い!の一言。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51418189.htmlより)
今回は、これまで何度もリベルタンゴ(Libertango)で登場した、ピアソラ(Piazzolla)の特集を組んでみました。
私が好きな曲だけです。(順不同)
Histoire du tango Night club: フルート、ギター
Balada para un loco: Dulce Pontesによる歌唱
Adios Nonino
バンドネオン、バイオリン、ピアノ、ギターによるもの
同じ曲。ピアノとバンドネオンにオケ、合唱を加えたもの
同じ曲をジャズにアレンジしたもの
Soledad(孤独): ヨーヨーマのチェロ等によるもの
Fugata
ヨーヨーマのチェロ等によるもの
同じ曲。ヴァネッサ・マエ(Vanessa-Mae)のバイオリン等によるもの
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51422174.htmlより)
私が好きな曲だけです。(順不同)
Histoire du tango Night club: フルート、ギター
Balada para un loco: Dulce Pontesによる歌唱
Adios Nonino
バンドネオン、バイオリン、ピアノ、ギターによるもの
同じ曲。ピアノとバンドネオンにオケ、合唱を加えたもの
同じ曲をジャズにアレンジしたもの
Soledad(孤独): ヨーヨーマのチェロ等によるもの
Fugata
ヨーヨーマのチェロ等によるもの
同じ曲。ヴァネッサ・マエ(Vanessa-Mae)のバイオリン等によるもの
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51422174.htmlより)
セザール・フランクのバイオリンとピアノのためのソナタ
たまには「ど」クラシックの名曲のとびきりの名演奏をどうぞ。
リトワニア生まれのハイフェッツ(Jascha Heifetz。1901〜87年)のバイオリンとポーランド生まれのルービンシュタイン(Arthur Rubinstein。1887〜82年)のピアノという、ユダヤ系の二人による、ベルギー生まれのドイツ系のフランスの作曲家・オルガニスト、セザール・フランク(Cesar Franck。1822〜90年)のバイオリンとピアノのためのソナタ(1886年)の演奏です。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51411151.htmlより)
リトワニア生まれのハイフェッツ(Jascha Heifetz。1901〜87年)のバイオリンとポーランド生まれのルービンシュタイン(Arthur Rubinstein。1887〜82年)のピアノという、ユダヤ系の二人による、ベルギー生まれのドイツ系のフランスの作曲家・オルガニスト、セザール・フランク(Cesar Franck。1822〜90年)のバイオリンとピアノのためのソナタ(1886年)の演奏です。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51411151.htmlより)
ミキス・テオドラキス考
世界に天才集団が3つあり、ギリシャ、ユダヤ、イギリスがそうだという趣旨のことを申し上げたことがあったように思います。
では、それぞれ、音楽の面ではどうなのでしょうか。
イギリスについては、音楽は不毛であると以前に書いているので、ギリシャとユダヤを取り上げましょう。それが、今回の一人題名のない音楽会のテーマです。
とここまではよかったのだけど、ユダヤでまず躓いてしまいました。
イスラエルの音楽は、イギリスどころではない、不毛さなのです。
これでは、ユダヤの音楽ということではなく、ユダヤ人の音楽・・共通のユダヤ性を見出すことは困難・・を対象にせざるをえない、という結論になりました。
こういうわけで、今週はギリシャをとりあげたいと思います。
ギリシャは、昔は天才集団だったかもしれないけれど、その後時代を経るに従って冴えなくなってしまいました。
しかも、イギリスの例があるので、古典時代を含め、ギリシャの音楽がそもそも不毛であっても不思議はないのですが、一人屹立しているのが、まだ存命のミキス・テオドラキス(Mikis Theodorakis。1925年〜)です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Mikis_Theodorakis
さっそく、彼の音楽を聴いてみましょう。
この曲↓を聴いたことのない人はまずいないのでは?
ゾルバ(Zorba)です。これは、1968年初演の、戦前のギリシャを題材にとったブロードウェー・ミュージカルのテーマ曲です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Zorba_(musical)
http://en.wikipedia.org/wiki/Zorba_the_Greek
ギリシャ風景を楽しみながらどうぞ。↓
高音質で聴きたい方はこちらもどうぞ。↓
1997年にノーベル文学賞を受賞した詩人オデュッセアス・エリティス(Odysseas Elytis。1911〜96年)愛の詩に曲をつけた歌曲MARINAです。(ギリシャからは、もう一人、1963年にG. セフェリスがノーベル文学賞を受賞しています。)
英語の訳詞がテロップで示されます。↓
我が子の死を悼む詩に曲をつけた歌曲A day in Mayです。
解説の中で英語の訳詞が示されます。
テオドラキスは、積極的な政治的活動、とりわけ、軍政(1967〜74年)への反対で知られています。
彼の軍政糾弾歌の最高傑作をどうぞ。
テオドラキスが自分で歌ってますよ。
7:06からの最後の歌Imaste dyoだけでいいでしょう。↓
彼の軍政終了奉祝歌To gelasto pediもすばらしい。
ドイツ語の訳詞がテロップで示されます。
テオドラキスが指揮をしています。↓
随分、ギリシャの音楽を聴いてみましたが、テオドラキスの域に達しているものには全く出会いませんでした。
誤解を恐れずに申し上げれば、アラブ(イスラム)の音楽によって「汚染」されているものが多いのです。
唯一、印象に残っているのが下掲の歌turkey taverna tavernです。
ほんのちょっとだけど、アラブ・チックでしょ。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51424169.htmlより)
では、それぞれ、音楽の面ではどうなのでしょうか。
イギリスについては、音楽は不毛であると以前に書いているので、ギリシャとユダヤを取り上げましょう。それが、今回の一人題名のない音楽会のテーマです。
とここまではよかったのだけど、ユダヤでまず躓いてしまいました。
イスラエルの音楽は、イギリスどころではない、不毛さなのです。
これでは、ユダヤの音楽ということではなく、ユダヤ人の音楽・・共通のユダヤ性を見出すことは困難・・を対象にせざるをえない、という結論になりました。
こういうわけで、今週はギリシャをとりあげたいと思います。
ギリシャは、昔は天才集団だったかもしれないけれど、その後時代を経るに従って冴えなくなってしまいました。
しかも、イギリスの例があるので、古典時代を含め、ギリシャの音楽がそもそも不毛であっても不思議はないのですが、一人屹立しているのが、まだ存命のミキス・テオドラキス(Mikis Theodorakis。1925年〜)です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Mikis_Theodorakis
さっそく、彼の音楽を聴いてみましょう。
この曲↓を聴いたことのない人はまずいないのでは?
ゾルバ(Zorba)です。これは、1968年初演の、戦前のギリシャを題材にとったブロードウェー・ミュージカルのテーマ曲です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Zorba_(musical)
http://en.wikipedia.org/wiki/Zorba_the_Greek
ギリシャ風景を楽しみながらどうぞ。↓
高音質で聴きたい方はこちらもどうぞ。↓
1997年にノーベル文学賞を受賞した詩人オデュッセアス・エリティス(Odysseas Elytis。1911〜96年)愛の詩に曲をつけた歌曲MARINAです。(ギリシャからは、もう一人、1963年にG. セフェリスがノーベル文学賞を受賞しています。)
英語の訳詞がテロップで示されます。↓
我が子の死を悼む詩に曲をつけた歌曲A day in Mayです。
解説の中で英語の訳詞が示されます。
テオドラキスは、積極的な政治的活動、とりわけ、軍政(1967〜74年)への反対で知られています。
彼の軍政糾弾歌の最高傑作をどうぞ。
テオドラキスが自分で歌ってますよ。
7:06からの最後の歌Imaste dyoだけでいいでしょう。↓
彼の軍政終了奉祝歌To gelasto pediもすばらしい。
ドイツ語の訳詞がテロップで示されます。
テオドラキスが指揮をしています。↓
随分、ギリシャの音楽を聴いてみましたが、テオドラキスの域に達しているものには全く出会いませんでした。
誤解を恐れずに申し上げれば、アラブ(イスラム)の音楽によって「汚染」されているものが多いのです。
唯一、印象に残っているのが下掲の歌turkey taverna tavernです。
ほんのちょっとだけど、アラブ・チックでしょ。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51424169.htmlより)
北欧音楽特集
今週末は、北欧音楽特集と銘打って3日連続でお送りします。
先回りして申し上げておきますが、アイスランドとデンマークは登場しません。
アイスランドは人口が少ないのだから致し方ないとして、デンマークは、遺憾ながら、音楽不毛地であることを発見しました。
初日の今日はスウェーデンです。
スウェーデンの音楽で聴くに値するものは、比較的最近のポップスのアバ等を除けば、ただ一曲しかありません。でもこの一曲だけで十分かもしれません。
民謡、「麗しのヴェルムランド」です。
「・・・ヴェルムランドはスウェーデンの南西部に位置する地方。・・・スウェーデン民謡「麗しのヴェルムランド(Ack Varmeland Du Skona)」・・・は19世紀の歴史家アンデルス・フリクセルが採譜したと言われ、1846年F.A.ダールグレンの劇『ヴェルムランドの人たち』に用いられている。・・・」
http://d.hatena.ne.jp/wineroses/20090816
それではまず、オリジナル曲を聴いて下さい。
男女が歌います↓。ヴェルムランドの美しい風景もご堪能下さい。
次いで、女性による歌・・歌唱としてはこれがユーチューブ中では一番・・です。↓
この曲が世界に広まった事情は、以下↓のとおり。
「・・・1951年スウェーデンに演奏旅行に行った<Stan Getz(>スタン・ゲッツ<)>。現地の曲を<「懐かしのストックホルム(Dear Old Stockholm)と名付け、>ジャズ風にアレンジして演奏。これが好評を博した。」(ハテナ上掲)
(ストックホルムはヴェルムランドとは無関係なのでご注意。)
まるで曲想が変わっちゃってますが、上出のスタン・ゲッツらによる、すんばらしい演奏をどうぞ↓。古のストックホルムをご覧になれます。
わが大井貴司(Takashi Ohi)によるマリンバも素敵ですよ↓。ストックホルムの夜景が流れます。
米国留学の帰途の1976年、立ち寄ったストックホルムの小劇場 Chat Noir でのシロクロ・ショー・・オイオイ・・を思い出すなあ。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51419844.htmlより)
先回りして申し上げておきますが、アイスランドとデンマークは登場しません。
アイスランドは人口が少ないのだから致し方ないとして、デンマークは、遺憾ながら、音楽不毛地であることを発見しました。
初日の今日はスウェーデンです。
スウェーデンの音楽で聴くに値するものは、比較的最近のポップスのアバ等を除けば、ただ一曲しかありません。でもこの一曲だけで十分かもしれません。
民謡、「麗しのヴェルムランド」です。
「・・・ヴェルムランドはスウェーデンの南西部に位置する地方。・・・スウェーデン民謡「麗しのヴェルムランド(Ack Varmeland Du Skona)」・・・は19世紀の歴史家アンデルス・フリクセルが採譜したと言われ、1846年F.A.ダールグレンの劇『ヴェルムランドの人たち』に用いられている。・・・」
http://d.hatena.ne.jp/wineroses/20090816
それではまず、オリジナル曲を聴いて下さい。
男女が歌います↓。ヴェルムランドの美しい風景もご堪能下さい。
次いで、女性による歌・・歌唱としてはこれがユーチューブ中では一番・・です。↓
この曲が世界に広まった事情は、以下↓のとおり。
「・・・1951年スウェーデンに演奏旅行に行った<Stan Getz(>スタン・ゲッツ<)>。現地の曲を<「懐かしのストックホルム(Dear Old Stockholm)と名付け、>ジャズ風にアレンジして演奏。これが好評を博した。」(ハテナ上掲)
(ストックホルムはヴェルムランドとは無関係なのでご注意。)
まるで曲想が変わっちゃってますが、上出のスタン・ゲッツらによる、すんばらしい演奏をどうぞ↓。古のストックホルムをご覧になれます。
わが大井貴司(Takashi Ohi)によるマリンバも素敵ですよ↓。ストックホルムの夜景が流れます。
米国留学の帰途の1976年、立ち寄ったストックホルムの小劇場 Chat Noir でのシロクロ・ショー・・オイオイ・・を思い出すなあ。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51419844.htmlより)
フィンランドの音楽は、スウェーデン系フィンランド人の作曲家、シベリウス(Jean Sibelius)の手になるものだけだ、と言っても過言ではありません。
しかも、そのシベリウスの作品で聴くべきものはわずかに2曲のみです。
最初の1曲は「フィランディア(FINLANDIA)」(原題:「フィンランドは目覚める」)です。
この曲は、1899年当時、ロシア皇帝がフィンランド大公でもあって、フィンランドがロシアの支配下にあったところ、ロシアによるフィンランド支配に抗議する・・具体的にはロシアによるフィンランドの新聞検閲に抗議する・・目的で作曲されました。
好評を博したこの曲は、その後、タイトルを偽ってフィンランドで演奏され続けました。
そのフィンランドは、第一次世界大戦後、宿願の独立を果たします。
1941年に至って、この曲の一部に対し、フィンランドのある詩人によって歌詞がつけられ、シベリウス本人が合唱用に編曲したものが「フィランディア讃歌(Finlandia-hymni)と名付けられ、以後、この部分だけ独立して演奏されることになります。
フィンランドは、1941年当時、ソ連の侵略(冬戦争)により、再び国家存続の危機を迎えており、フィンランド国民は、この歌によって大いに勇気づけられるのです。
この歌は、同国では、現在でも国歌に次ぐ第二の愛国歌として愛唱されています。
その歌詞の邦訳は、次のとおりです。
おおフィンランドよ、見よ、おまえの朝が明ける
夜の脅威は消え去った
ヒバリは輝く朝を歌う
あたかも空が歌うかのように
夜の力は朝の光によって打ち負かされた
おまえの朝が明ける、祖国よ
おお立ち上がれ、フィンランドよ、高く掲げよ
偉大な記憶の冠が飾るおまえの頭を
おお立ち上がれ、フィンランドよ、おまえは世界に示した
(他国への)隷属を追いやったことを
そしておまえが抑圧に屈しなかったことを
http://en.wikipedia.org/wiki/Finlandia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3...
それでは、もともとのフィランディアを、ただしフィランディア讃歌を組み込んだ形のものを、お聴きください。巨大な人数の合唱にはびっくりです。 0:56〜
シベリウスの、聴くべきもう一つの曲とは、バイオリン協奏曲(Violinkonzert d-moll op.47)です。
この曲のユーチューブにアップされている数の何と多いことか。
オイストラフ、ハイフェッツ、スツェアリング(Henryk Szeryng)、ヴェンゲネフ(Maxim Vengerov)、ヒラリー・ハーン(Hilary Hahn)、サラ・チャン、五嶋みどり、神尾真由子らの演奏を聴いた上での結論は、クリスチャン・フェラス(Christian Ferras。1933〜82年(自殺)。フランスのバイオリニスト)の演奏が抜きんでている、ということです。
では、彼の演奏を聴いてみてください。
第一楽章
第二楽章
私は、感動のあまり、第二楽章の途中から涙がでてきて止まらなくなりました。
こんな経験はあまりありません。
何と、第二楽章の終わり頃に、演奏者自身が泣いてしまっているではありませんか。
惜しいことを。
聴衆はともかく、演奏者は、ギリギリのところで、感情をコントロールしなければなりません。
そのため、泣いた後で彼が行った第三楽章の演奏は、緊張の糸が切れたのか、ちょっとだけですが、ゆるんでしまっています。
そういうわけで、実はこの曲、第三楽章だけアップされている例も少なくないのですが、その中から、私が傑出していると思ったパールマンの力強い演奏を、フェラスの演奏の代わりにお聴きください。
シベリウスのこの曲は、えもいわれぬ魔力があるからこそ、かくも多くの演奏者を惹き付けるのでしょうが、感動的に弾きこなすには、特異な才能とTPOが求められるようです。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51420098.htmlより)
しかも、そのシベリウスの作品で聴くべきものはわずかに2曲のみです。
最初の1曲は「フィランディア(FINLANDIA)」(原題:「フィンランドは目覚める」)です。
この曲は、1899年当時、ロシア皇帝がフィンランド大公でもあって、フィンランドがロシアの支配下にあったところ、ロシアによるフィンランド支配に抗議する・・具体的にはロシアによるフィンランドの新聞検閲に抗議する・・目的で作曲されました。
好評を博したこの曲は、その後、タイトルを偽ってフィンランドで演奏され続けました。
そのフィンランドは、第一次世界大戦後、宿願の独立を果たします。
1941年に至って、この曲の一部に対し、フィンランドのある詩人によって歌詞がつけられ、シベリウス本人が合唱用に編曲したものが「フィランディア讃歌(Finlandia-hymni)と名付けられ、以後、この部分だけ独立して演奏されることになります。
フィンランドは、1941年当時、ソ連の侵略(冬戦争)により、再び国家存続の危機を迎えており、フィンランド国民は、この歌によって大いに勇気づけられるのです。
この歌は、同国では、現在でも国歌に次ぐ第二の愛国歌として愛唱されています。
その歌詞の邦訳は、次のとおりです。
おおフィンランドよ、見よ、おまえの朝が明ける
夜の脅威は消え去った
ヒバリは輝く朝を歌う
あたかも空が歌うかのように
夜の力は朝の光によって打ち負かされた
おまえの朝が明ける、祖国よ
おお立ち上がれ、フィンランドよ、高く掲げよ
偉大な記憶の冠が飾るおまえの頭を
おお立ち上がれ、フィンランドよ、おまえは世界に示した
(他国への)隷属を追いやったことを
そしておまえが抑圧に屈しなかったことを
http://en.wikipedia.org/wiki/Finlandia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3...
それでは、もともとのフィランディアを、ただしフィランディア讃歌を組み込んだ形のものを、お聴きください。巨大な人数の合唱にはびっくりです。 0:56〜
シベリウスの、聴くべきもう一つの曲とは、バイオリン協奏曲(Violinkonzert d-moll op.47)です。
この曲のユーチューブにアップされている数の何と多いことか。
オイストラフ、ハイフェッツ、スツェアリング(Henryk Szeryng)、ヴェンゲネフ(Maxim Vengerov)、ヒラリー・ハーン(Hilary Hahn)、サラ・チャン、五嶋みどり、神尾真由子らの演奏を聴いた上での結論は、クリスチャン・フェラス(Christian Ferras。1933〜82年(自殺)。フランスのバイオリニスト)の演奏が抜きんでている、ということです。
では、彼の演奏を聴いてみてください。
第一楽章
第二楽章
私は、感動のあまり、第二楽章の途中から涙がでてきて止まらなくなりました。
こんな経験はあまりありません。
何と、第二楽章の終わり頃に、演奏者自身が泣いてしまっているではありませんか。
惜しいことを。
聴衆はともかく、演奏者は、ギリギリのところで、感情をコントロールしなければなりません。
そのため、泣いた後で彼が行った第三楽章の演奏は、緊張の糸が切れたのか、ちょっとだけですが、ゆるんでしまっています。
そういうわけで、実はこの曲、第三楽章だけアップされている例も少なくないのですが、その中から、私が傑出していると思ったパールマンの力強い演奏を、フェラスの演奏の代わりにお聴きください。
シベリウスのこの曲は、えもいわれぬ魔力があるからこそ、かくも多くの演奏者を惹き付けるのでしょうが、感動的に弾きこなすには、特異な才能とTPOが求められるようです。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51420098.htmlより)
ノルウェーの音楽も、実に簡単に要約できます。
グリーク(Edvard Grieg。1843〜1907年)ただ一人が屹立していると言ってよいでしょう。
更に申し上げれば、グリークの場合も、聴くに値する名曲は、恐らく誰も知らない人がいないであろう、2曲だけです。
第一の曲は、ピアノ協奏曲です。
グリークの生誕地のノルウェーのベルゲンのグリーク音楽院を卒業した、グリーク弾きのノルウェー人ピアニスト、Leif Ove Andsnes(1970年〜)
http://en.wikipedia.org/wiki/Leif_Ove_Andsnes
http://en.wikipedia.org/wiki/Edvard_Grieg
のグリークが乗り移ったような名演奏をお聴き下さい。
もう一つの曲は、ペールギュント(Peer Gynt)組曲です。
その中から、私の好きな部分だけをピックアップしました。
第一組曲(Suite No.1)から
Death of Aase。オスロ・カメラータによる演奏です。
第二組曲(Suite No.2)から
The Abduction of the Bride(Ingrid's Lament)とArabian Dance。N響による演奏です。
Peer Gynt's Homecoming (Stormy Evening on the Sea)。同じくN響による演奏です。(〜2:46)
Solveig's Song。Andre Rieuの楽団と歌姫Mirusia Louwerseの組み合わせです。(1:47〜)。山のようにこの曲のソプラノ歌唱がユーチューブにアップされているが、その中でダントツでしょう。
上記の気の利いた編曲もどうぞ。すばらしいノルウェーの光景がご覧になれます。
付け足しですが、上記の歌唱部分をバイオリンで置き換えたものもどうぞ。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51420416.htmlより)
グリーク(Edvard Grieg。1843〜1907年)ただ一人が屹立していると言ってよいでしょう。
更に申し上げれば、グリークの場合も、聴くに値する名曲は、恐らく誰も知らない人がいないであろう、2曲だけです。
第一の曲は、ピアノ協奏曲です。
グリークの生誕地のノルウェーのベルゲンのグリーク音楽院を卒業した、グリーク弾きのノルウェー人ピアニスト、Leif Ove Andsnes(1970年〜)
http://en.wikipedia.org/wiki/Leif_Ove_Andsnes
http://en.wikipedia.org/wiki/Edvard_Grieg
のグリークが乗り移ったような名演奏をお聴き下さい。
もう一つの曲は、ペールギュント(Peer Gynt)組曲です。
その中から、私の好きな部分だけをピックアップしました。
第一組曲(Suite No.1)から
Death of Aase。オスロ・カメラータによる演奏です。
第二組曲(Suite No.2)から
The Abduction of the Bride(Ingrid's Lament)とArabian Dance。N響による演奏です。
Peer Gynt's Homecoming (Stormy Evening on the Sea)。同じくN響による演奏です。(〜2:46)
Solveig's Song。Andre Rieuの楽団と歌姫Mirusia Louwerseの組み合わせです。(1:47〜)。山のようにこの曲のソプラノ歌唱がユーチューブにアップされているが、その中でダントツでしょう。
上記の気の利いた編曲もどうぞ。すばらしいノルウェーの光景がご覧になれます。
付け足しですが、上記の歌唱部分をバイオリンで置き換えたものもどうぞ。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51420416.htmlより)
ユダヤ人の音楽特集
米国の音楽は、ユダヤ人抜きでは語れないと言っても過言ではありません。
クラシック系だけで言うと、その活躍ぶりの特徴は、大きく二つに分けられるように思います。
「被抑圧少数民族へのシンパシー」と「抑制的愛国主義」です。
1 被抑圧少数民族へのシンパシー
(1)ガーシュイン(George Gershwin。1898〜1937年)は米国を代表する作曲家と言っていいでしょう。
http://en.wikipedia.org/wiki/George_Gershwin
本人による、彼の最高傑作・・黒人音楽とクラシック音楽との融合・・Rhapsody in Blue(1924年)のピアノ演奏(オケとの共演)をお聴き下さい。
ついでに、この曲を、グレン・ミラー(Glen Miller。1904〜44年行方不明)がジャズ風に編曲(?!)したものを、ミラー率いる楽団を彼自身が指揮したものでどうぞ。
(脱線するが、ミラーの生涯、とりわけ彼の「最期」は滅法面白い。)
http://en.wikipedia.org/wiki/Glenn_Miller
次に、黒人達が主人公のオペラPorgy and Bess(1935年)中のSummertimeをどうぞ。
歌うのはFantasia Barrinoです。
以下は、「被抑圧少数民族へのシンパシー」とは直接関係ないおまけです。
昨年、北朝鮮で行われた、ニューヨークフィルのAn American in Paris (1928年)の演奏です。
また、彼の唯一のポップスであり、彼にとって一番カネを稼いだ曲であるSwanee(1919年)もどうぞ。
歌うのはJudy Garlandです。
(2)バーンスタイン(Leonard Bernstein。1918〜1990年)も、在米プエルトリコ人に焦点をあてたミュージカル、West Side Story(1957年)の作曲家として後世に語り継がれていくことでしょう。
ユーチューブに、このミュージカルを映画化したものからの、主要なナンバーがすべてアップされていますので、お時間があれば、全部聴かれるのもよろしいかと思います。
Prologueだけあげておきます。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51426034.htmlより)
2 抑制的愛国主義
(1)バーリン(Irving Berlin。1888〜1989年)はクラシック系と言うよりは、ポップス系の作曲家(兼作詞家)ですが、バーリンこそ、ガーシュインが「最初の真の米国の音楽曲」と評した
Alexander's Ragtime Band(1911年)
を作曲した人物ですが、彼は、何と言っても、米国の第二の国歌とも言われるところの、
God Bless America(1918、38年)
を作曲した人物として記憶されるべきでしょう。
Celine Dionの歌唱でお聴き下さい。↑
特筆すべきことは、彼が、1918年に米陸軍在籍中に戦意を鼓舞する目的でつくったこの曲を、1938年には平和を祈念する曲へと歌詞を変更したことです。
http://en.wikipedia.org/wiki/God_Bless_America
ま、それでも、神に何度も言及がなされ、選民思想が見え隠れしているところには違和感がありますがね。
(以上、全般的に、http://jbuff.com/c080703.htm 、http://en.wikipedia.org/wiki/Irving_Berlin も参照した。)
(2)コープランド(Aaron Copland。1900〜90年) を、
Fanfare For the Common Man(1942年)
の作曲家としてだけ紹介するのは、大変失礼なことなのかもしれませんが、あえてそうさせていただきます。
ここでも、この戦意高揚のためにオケの演奏会の最初に奏でられるべく発注された曲の
Fanfare for Soldiers, or sailors or airmen
という題名を、コープランド自身が、Fanfare for the Common Manに変更した
http://en.wikipedia.org/wiki/Fanfare_for_the_Commo...
ところに、在米ユダヤの「抑制的」愛国主義ぶりがうかがえるのではないでしょうか。
3 補足
米国のポップス系のアーチストには、ユダヤ人がきら星の如く並んでいます。
日本人なら誰でも知っている人だけでも、バカラック(Burt Bacharach。1928年〜)、ディラン(Bob Dylan。1941年〜)(コラム#3631)、セダカ(Neil Sedaka。1939年〜)、サイモン&ガーファンクル((Paul)Simon and (Art)Garfunkel。1941年〜、1941年〜)らがいますが、この4人(グループ)それぞれの、懐かしい代表曲を1曲ずつ紹介しておきましょう。
Raindrops Keep Falling On My Head
Blowing in the wind
OH! CAROL
Sound Of Silence
4 終わりに
在米ユダヤ人中のクラシック系の最良の作曲家達は、米国においてユダヤ人が長く差別の対象となったこともあり、恵まれない層に共感を寄せるとともに、保険をかける意味で愛国主義にコミットはするけれど、あくまで抑制的に愛国主義に関わろうとしてきたことがうかがえます。
こうして、彼等は、文字通り、米国の音楽をつくりあげたのです。
(ユダヤ系米国人である、ハンナ・アーレント(コラム#3617)やアイン・ランド(コラム#3632、3634、3636。いずれも未公開)のような、ユダヤ人中の「最良」の思想家、哲学者が米国に過剰適応したのと比較して、色々考えさせられるものがあります。)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51426293.htmlより)
クラシック系だけで言うと、その活躍ぶりの特徴は、大きく二つに分けられるように思います。
「被抑圧少数民族へのシンパシー」と「抑制的愛国主義」です。
1 被抑圧少数民族へのシンパシー
(1)ガーシュイン(George Gershwin。1898〜1937年)は米国を代表する作曲家と言っていいでしょう。
http://en.wikipedia.org/wiki/George_Gershwin
本人による、彼の最高傑作・・黒人音楽とクラシック音楽との融合・・Rhapsody in Blue(1924年)のピアノ演奏(オケとの共演)をお聴き下さい。
ついでに、この曲を、グレン・ミラー(Glen Miller。1904〜44年行方不明)がジャズ風に編曲(?!)したものを、ミラー率いる楽団を彼自身が指揮したものでどうぞ。
(脱線するが、ミラーの生涯、とりわけ彼の「最期」は滅法面白い。)
http://en.wikipedia.org/wiki/Glenn_Miller
次に、黒人達が主人公のオペラPorgy and Bess(1935年)中のSummertimeをどうぞ。
歌うのはFantasia Barrinoです。
以下は、「被抑圧少数民族へのシンパシー」とは直接関係ないおまけです。
昨年、北朝鮮で行われた、ニューヨークフィルのAn American in Paris (1928年)の演奏です。
また、彼の唯一のポップスであり、彼にとって一番カネを稼いだ曲であるSwanee(1919年)もどうぞ。
歌うのはJudy Garlandです。
(2)バーンスタイン(Leonard Bernstein。1918〜1990年)も、在米プエルトリコ人に焦点をあてたミュージカル、West Side Story(1957年)の作曲家として後世に語り継がれていくことでしょう。
ユーチューブに、このミュージカルを映画化したものからの、主要なナンバーがすべてアップされていますので、お時間があれば、全部聴かれるのもよろしいかと思います。
Prologueだけあげておきます。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51426034.htmlより)
2 抑制的愛国主義
(1)バーリン(Irving Berlin。1888〜1989年)はクラシック系と言うよりは、ポップス系の作曲家(兼作詞家)ですが、バーリンこそ、ガーシュインが「最初の真の米国の音楽曲」と評した
Alexander's Ragtime Band(1911年)
を作曲した人物ですが、彼は、何と言っても、米国の第二の国歌とも言われるところの、
God Bless America(1918、38年)
を作曲した人物として記憶されるべきでしょう。
Celine Dionの歌唱でお聴き下さい。↑
特筆すべきことは、彼が、1918年に米陸軍在籍中に戦意を鼓舞する目的でつくったこの曲を、1938年には平和を祈念する曲へと歌詞を変更したことです。
http://en.wikipedia.org/wiki/God_Bless_America
ま、それでも、神に何度も言及がなされ、選民思想が見え隠れしているところには違和感がありますがね。
(以上、全般的に、http://jbuff.com/c080703.htm 、http://en.wikipedia.org/wiki/Irving_Berlin も参照した。)
(2)コープランド(Aaron Copland。1900〜90年) を、
Fanfare For the Common Man(1942年)
の作曲家としてだけ紹介するのは、大変失礼なことなのかもしれませんが、あえてそうさせていただきます。
ここでも、この戦意高揚のためにオケの演奏会の最初に奏でられるべく発注された曲の
Fanfare for Soldiers, or sailors or airmen
という題名を、コープランド自身が、Fanfare for the Common Manに変更した
http://en.wikipedia.org/wiki/Fanfare_for_the_Commo...
ところに、在米ユダヤの「抑制的」愛国主義ぶりがうかがえるのではないでしょうか。
3 補足
米国のポップス系のアーチストには、ユダヤ人がきら星の如く並んでいます。
日本人なら誰でも知っている人だけでも、バカラック(Burt Bacharach。1928年〜)、ディラン(Bob Dylan。1941年〜)(コラム#3631)、セダカ(Neil Sedaka。1939年〜)、サイモン&ガーファンクル((Paul)Simon and (Art)Garfunkel。1941年〜、1941年〜)らがいますが、この4人(グループ)それぞれの、懐かしい代表曲を1曲ずつ紹介しておきましょう。
Raindrops Keep Falling On My Head
Blowing in the wind
OH! CAROL
Sound Of Silence
4 終わりに
在米ユダヤ人中のクラシック系の最良の作曲家達は、米国においてユダヤ人が長く差別の対象となったこともあり、恵まれない層に共感を寄せるとともに、保険をかける意味で愛国主義にコミットはするけれど、あくまで抑制的に愛国主義に関わろうとしてきたことがうかがえます。
こうして、彼等は、文字通り、米国の音楽をつくりあげたのです。
(ユダヤ系米国人である、ハンナ・アーレント(コラム#3617)やアイン・ランド(コラム#3632、3634、3636。いずれも未公開)のような、ユダヤ人中の「最良」の思想家、哲学者が米国に過剰適応したのと比較して、色々考えさせられるものがあります。)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51426293.htmlより)
今週末はドイツのメンデルスゾーン(Felix Mendelssohn。1809〜47年)特集です。
メンデルスゾーンは、保守的な作曲家でした
http://en.wikipedia.org/wiki/Felix_Mendelssohn
が、彼の最高傑作は、バイオリン協奏曲であるところ、既にコラム#3434で紹介しているので、それ以外の曲となると、これが意外にないんですねえ。
本格的な作品としては、交響曲第4番「イタリア」くらいですかね。
バーンスタイン(ユダヤ系)が指揮するニューヨークフィルの演奏です。↓
以下
後は、小品ばかりになりました。
まずは、「真夏の夜の夢」から、お馴染みの「結婚行進曲」。
オケ
パイプオルガン
次に、「無言歌集」から「第30番:春の歌」。
ピアノ
今度は、「歌の翼に(Of Wings of Song)」です。
歌唱・カウンターテノール(米良美一)・作詞ハイネ(Heinrich Heine。1797〜1856年。ドイツ・ロマン派詩人。ユダヤ系)
http://en.wikipedia.org/wiki/Heinrich_Heine
歌唱・女性(Kiri Te Kanawa)
歌唱・男性(Peter Schreier)
ピアノ(八田智大)(リスト編曲)
バイオリン(ハイフェッツ(ユダヤ系)。編曲もハイフェッツ)
(ここで脱線的感想ですが、メロディーやハーモニーの可能性がもはやほぼ尽くされたとすると、これからの非連続音階(discontinuous scale)音楽は、この例のように、過去の曲の編曲の妙を競うだけ、ということになっていくのかもしれませんね。)
気分を新たに、「エチュード(Etude in a minorOp. 104b No.3)」と行きましょう。
ピアノ(ラフマニノフ)
同 (ホロヴィッツ(ユダヤ系))
次は、「真夏の夜の夢」から「スケルツォ(Scherzo)」です。
オケ
ピアノ(ラフマニノフ)
フルート四重奏
今度は、「無言歌集」より「ヴェニスの舟歌」です。
歌唱(アイルランド人詩人作の英語詩のドイツ語訳) Peter Schreier(前出)↓
もう一つの「ヴェニスの舟歌」です。今度のはピアノ独奏。これほどアマチュアピアニストがユーチューブにたくさんアップしている曲を他に知りません。しかも、見事に弾きこなしているケースが多いのが驚きです。↓
そして、「無言歌集」より作品62第1番(OP.62 No. 1 )です。
バイオリン(ギンゴールド(Josef Gingold))(クライスラー編曲)
最期に、ヘブリデス諸島(フィンガルの洞窟)(The Hebrides (Fingal's Cave) )から序曲(Overture)です。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51427907.htmlより)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51428167.htmlより)
メンデルスゾーンは、保守的な作曲家でした
http://en.wikipedia.org/wiki/Felix_Mendelssohn
が、彼の最高傑作は、バイオリン協奏曲であるところ、既にコラム#3434で紹介しているので、それ以外の曲となると、これが意外にないんですねえ。
本格的な作品としては、交響曲第4番「イタリア」くらいですかね。
バーンスタイン(ユダヤ系)が指揮するニューヨークフィルの演奏です。↓
後は、小品ばかりになりました。
まずは、「真夏の夜の夢」から、お馴染みの「結婚行進曲」。
オケ
パイプオルガン
次に、「無言歌集」から「第30番:春の歌」。
ピアノ
今度は、「歌の翼に(Of Wings of Song)」です。
歌唱・カウンターテノール(米良美一)・作詞ハイネ(Heinrich Heine。1797〜1856年。ドイツ・ロマン派詩人。ユダヤ系)
http://en.wikipedia.org/wiki/Heinrich_Heine
歌唱・女性(Kiri Te Kanawa)
歌唱・男性(Peter Schreier)
ピアノ(八田智大)(リスト編曲)
バイオリン(ハイフェッツ(ユダヤ系)。編曲もハイフェッツ)
(ここで脱線的感想ですが、メロディーやハーモニーの可能性がもはやほぼ尽くされたとすると、これからの非連続音階(discontinuous scale)音楽は、この例のように、過去の曲の編曲の妙を競うだけ、ということになっていくのかもしれませんね。)
気分を新たに、「エチュード(Etude in a minorOp. 104b No.3)」と行きましょう。
ピアノ(ラフマニノフ)
同 (ホロヴィッツ(ユダヤ系))
次は、「真夏の夜の夢」から「スケルツォ(Scherzo)」です。
オケ
ピアノ(ラフマニノフ)
フルート四重奏
今度は、「無言歌集」より「ヴェニスの舟歌」です。
歌唱(アイルランド人詩人作の英語詩のドイツ語訳) Peter Schreier(前出)↓
もう一つの「ヴェニスの舟歌」です。今度のはピアノ独奏。これほどアマチュアピアニストがユーチューブにたくさんアップしている曲を他に知りません。しかも、見事に弾きこなしているケースが多いのが驚きです。↓
そして、「無言歌集」より作品62第1番(OP.62 No. 1 )です。
バイオリン(ギンゴールド(Josef Gingold))(クライスラー編曲)
最期に、ヘブリデス諸島(フィンガルの洞窟)(The Hebrides (Fingal's Cave) )から序曲(Overture)です。↓
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51427907.htmlより)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51428167.htmlより)
ユダヤ人特集の欧州版はまだまだ続きます。
今週末は、オッフェンバッハ(=オッフェンバック(フランス語)=Jacques Offenbach。1819〜80年。ドイツ生まれでフランスに帰化)です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Jacques_Offenbach
オペレッタ『地獄のオルフェ(天国と地獄)(Orpheé aux Enfers=Orpheus in the Underworld)』から「序曲(Overture)」 (1858年)
上↑は、同オペレッタの第3部の「ギャロップ(カンカン)(GALOP INFERNAL (Can Can))」↓を後半に含んで演奏されていますが、これは、ウィーン初演 (ドイツ語版)のためにカール・ビンダーが編曲したものです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%8D%84%E3...
では、本来のギャロップ(カンカン)の演奏を各種ご鑑賞下さい。↓
オケによる演奏です。
この曲を踊りの写真付で堪能あれ
めずらしい、マンドリン・オケでどうぞ。
ポップなバイオリン演奏もいかが。Vanessa Maeです。
最後は踊りながらの演奏ですよ! Garden ZHL musicians です。
しめは、遺作のオペラ(未完) 『ホフマン物語(Les contes d'Hoffmann)』 から「舟歌(Barcarolle)」(1880年)です。
歌唱 Anne Sophie von Otter と Stephanie d'Oustrac
音楽って本当に楽しいですね!
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51429816.htmlより)
今週末は、オッフェンバッハ(=オッフェンバック(フランス語)=Jacques Offenbach。1819〜80年。ドイツ生まれでフランスに帰化)です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Jacques_Offenbach
オペレッタ『地獄のオルフェ(天国と地獄)(Orpheé aux Enfers=Orpheus in the Underworld)』から「序曲(Overture)」 (1858年)
上↑は、同オペレッタの第3部の「ギャロップ(カンカン)(GALOP INFERNAL (Can Can))」↓を後半に含んで演奏されていますが、これは、ウィーン初演 (ドイツ語版)のためにカール・ビンダーが編曲したものです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%8D%84%E3...
では、本来のギャロップ(カンカン)の演奏を各種ご鑑賞下さい。↓
オケによる演奏です。
この曲を踊りの写真付で堪能あれ
めずらしい、マンドリン・オケでどうぞ。
ポップなバイオリン演奏もいかが。Vanessa Maeです。
最後は踊りながらの演奏ですよ! Garden ZHL musicians です。
しめは、遺作のオペラ(未完) 『ホフマン物語(Les contes d'Hoffmann)』 から「舟歌(Barcarolle)」(1880年)です。
歌唱 Anne Sophie von Otter と Stephanie d'Oustrac
音楽って本当に楽しいですね!
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51429816.htmlより)
ヨハン・シュトラウス1世(Johann Strauss I。1804〜49年)がユダヤ系と聞いてびっくりした方もおられるでしょうが、祖父がユダヤ人でカトリックに改宗をした
http://en.wikipedia.org/wiki/Johann_Strauss_I
ので、ちょっと苦しいけどユダヤ系作曲家に入れました。
ワルツの父と言われていますが、お聞かせするに値する曲は、肝腎のワルツを含め、ほとんどありません。
彼は、妾を囲いつつ、自分の子供達や弟に音楽の道を選ぶことを禁じ、自分の長男のヨハン・シュトラウス(2世)の音楽的天分が明らかになっても、その発揮を妨害し続けるという暴君的生涯を送りました。
しかし、その彼は、ただ一曲だけ、後世に残る曲を作曲しました。
それが、皆さんお馴染みのラデツキー行進曲(Radetzky March)です。
初演で自然発生的に聴衆が手拍子をして以来、これが習いとなって現在に至っています。
(以上、ウィキ上掲による)
ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II。1825〜99年)をユダヤ系とするのは、一層忸怩たるものがありますが、そこはご容赦を。
では、順不同で彼のワルツを始めとする軽快で美しい世界に耽溺してください。
ほとんどご存じの曲ばかりだと思いますよ。
−ワルツ−
美しき青きドナウ(An der Schonen, Blauen Donau)ワルツ。マラホフ(Vladimir Malakhov)らによる舞踏付き
喜歌劇(operetta)・女王のレースのハンカチーフ(Das Spitzentuch der Konigin)より、南国のバラ(Rosen aus dem Sueden)ワルツ
春の声・ワルツ(Fruelingsstimmen Walzer)。Anna Moffo歌唱
皇帝ワルツ(Kaiser Walzer)。ウィーンのシェーンブルン(Schoenbrunn) 宮殿での舞踏風景付です。
(注)この1889年に作曲されたワルツは、もともとは「手と手をとりあって(Hand in Hand)」という題であり、オーストリアのフランツ・ヨゼフ皇帝がドイツのヴィルヘルム2世を訪問したことを記念するものだった。
http://en.wikipedia.org/wiki/Kaiser-Walzer
−ポルカ−
トリッチ・トラッチ・ポルカ(Tritsch-Tratsch Polka)
雷鳴と電光(Unter Donner und Blitz)ポルカ
−行進曲−
ペルシャ行進曲(Persischer Marsch)
スペイン行進曲(Spanischer Marsch)
喜歌劇・ジプシー男爵(Zigeunerbaron)より、入場行進曲(Einzugsmarsch)
−その他−
喜歌劇・こうもり(Die Fledermaus)より、序曲(Overture)
喜歌劇・ジプシー男爵(Zigeunerbaron)より。Andre Rieu・バイオリン演奏
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51431626.htmlより)
http://en.wikipedia.org/wiki/Johann_Strauss_I
ので、ちょっと苦しいけどユダヤ系作曲家に入れました。
ワルツの父と言われていますが、お聞かせするに値する曲は、肝腎のワルツを含め、ほとんどありません。
彼は、妾を囲いつつ、自分の子供達や弟に音楽の道を選ぶことを禁じ、自分の長男のヨハン・シュトラウス(2世)の音楽的天分が明らかになっても、その発揮を妨害し続けるという暴君的生涯を送りました。
しかし、その彼は、ただ一曲だけ、後世に残る曲を作曲しました。
それが、皆さんお馴染みのラデツキー行進曲(Radetzky March)です。
初演で自然発生的に聴衆が手拍子をして以来、これが習いとなって現在に至っています。
(以上、ウィキ上掲による)
ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II。1825〜99年)をユダヤ系とするのは、一層忸怩たるものがありますが、そこはご容赦を。
では、順不同で彼のワルツを始めとする軽快で美しい世界に耽溺してください。
ほとんどご存じの曲ばかりだと思いますよ。
−ワルツ−
美しき青きドナウ(An der Schonen, Blauen Donau)ワルツ。マラホフ(Vladimir Malakhov)らによる舞踏付き
喜歌劇(operetta)・女王のレースのハンカチーフ(Das Spitzentuch der Konigin)より、南国のバラ(Rosen aus dem Sueden)ワルツ
春の声・ワルツ(Fruelingsstimmen Walzer)。Anna Moffo歌唱
皇帝ワルツ(Kaiser Walzer)。ウィーンのシェーンブルン(Schoenbrunn) 宮殿での舞踏風景付です。
(注)この1889年に作曲されたワルツは、もともとは「手と手をとりあって(Hand in Hand)」という題であり、オーストリアのフランツ・ヨゼフ皇帝がドイツのヴィルヘルム2世を訪問したことを記念するものだった。
http://en.wikipedia.org/wiki/Kaiser-Walzer
−ポルカ−
トリッチ・トラッチ・ポルカ(Tritsch-Tratsch Polka)
雷鳴と電光(Unter Donner und Blitz)ポルカ
−行進曲−
ペルシャ行進曲(Persischer Marsch)
スペイン行進曲(Spanischer Marsch)
喜歌劇・ジプシー男爵(Zigeunerbaron)より、入場行進曲(Einzugsmarsch)
−その他−
喜歌劇・こうもり(Die Fledermaus)より、序曲(Overture)
喜歌劇・ジプシー男爵(Zigeunerbaron)より。Andre Rieu・バイオリン演奏
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51431626.htmlより)
グスタフ・マーラー(Gustav Mahler。1860〜1911年)です。
彼は、1897年に、ウィーン国立歌劇総監督に就任するにあたって、ユダヤ人禁止条項をクリアするためにカトリックに改宗しています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Gustav_Mahler
要するに正真正銘のユダヤ人です。
彼の音楽は、ごった煮ではでばでしい、私に言わせれば、劇画チックな音楽であり、現代音楽直前の、こわれかけている正調クラシック音楽です。
実は私自身はあんまり好きじゃないのですが、現代の日本では大変ウケているようです。
今回は、彼の音楽にできるだけプラスアルファを付けた形でご紹介しようと思います。
交響曲 大地の歌(Das Lied von der Erde=The Song of the Earth) 独唱付
サントリーローヤルCM(80年代) 0:59〜1:58
これだけではあんまりだと言う方のために、Kathleen Ferrier歌唱で最後の部分を。
第2交響曲「復活」合唱付
ユダヤ人のバーンスタイン指揮による演奏です。
第3交響曲 独唱、合唱、少年合唱付
アニメ『銀河英雄伝説-001 「我が征くは星の大海」』のサントラ 0:05〜2:28
同上、5:54〜9:07
Isabelle Ciaravola and Alexandre Riabko による舞踊付きでもどうぞ
第5交響曲
映画『ヴェニスに死す(Morte a Venezia=Death in Venice) 』のサントラ。第4楽章
なお、'・・・In the Japanese TV series Kekkon Dekinai Otoko(TVドラマシリーズ『結婚できない』男) the main character Shinsuke Kuwano, a classical music and opera buff, plays the finale of Symphony No. 5 in his apartment frequently.・・・'(ウィキペディア上掲)
とあったけど、ユーチューブで該当部分を見つけるのを諦めました。
第8交響曲「千人の交響曲」独唱、合唱、少年合唱付
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱 エピソード14 』のサントラ。第1楽章
台詞が邪魔だという方のために
なお、文中に登場した二つのマンガ(アニメ)、いずれも英文ウィキペディアがあるんですね。↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Legend_of_the_Galacti...
http://en.wikipedia.org/wiki/Haruhi_Suzumiya
日本のマンガ(アニメ)の人気、すごいな。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51433387.htmlより)
彼は、1897年に、ウィーン国立歌劇総監督に就任するにあたって、ユダヤ人禁止条項をクリアするためにカトリックに改宗しています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Gustav_Mahler
要するに正真正銘のユダヤ人です。
彼の音楽は、ごった煮ではでばでしい、私に言わせれば、劇画チックな音楽であり、現代音楽直前の、こわれかけている正調クラシック音楽です。
実は私自身はあんまり好きじゃないのですが、現代の日本では大変ウケているようです。
今回は、彼の音楽にできるだけプラスアルファを付けた形でご紹介しようと思います。
交響曲 大地の歌(Das Lied von der Erde=The Song of the Earth) 独唱付
サントリーローヤルCM(80年代) 0:59〜1:58
これだけではあんまりだと言う方のために、Kathleen Ferrier歌唱で最後の部分を。
第2交響曲「復活」合唱付
ユダヤ人のバーンスタイン指揮による演奏です。
第3交響曲 独唱、合唱、少年合唱付
アニメ『銀河英雄伝説-001 「我が征くは星の大海」』のサントラ 0:05〜2:28
同上、5:54〜9:07
Isabelle Ciaravola and Alexandre Riabko による舞踊付きでもどうぞ
第5交響曲
映画『ヴェニスに死す(Morte a Venezia=Death in Venice) 』のサントラ。第4楽章
なお、'・・・In the Japanese TV series Kekkon Dekinai Otoko(TVドラマシリーズ『結婚できない』男) the main character Shinsuke Kuwano, a classical music and opera buff, plays the finale of Symphony No. 5 in his apartment frequently.・・・'(ウィキペディア上掲)
とあったけど、ユーチューブで該当部分を見つけるのを諦めました。
第8交響曲「千人の交響曲」独唱、合唱、少年合唱付
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱 エピソード14 』のサントラ。第1楽章
台詞が邪魔だという方のために
なお、文中に登場した二つのマンガ(アニメ)、いずれも英文ウィキペディアがあるんですね。↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Legend_of_the_Galacti...
http://en.wikipedia.org/wiki/Haruhi_Suzumiya
日本のマンガ(アニメ)の人気、すごいな。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51433387.htmlより)
シェーンベルグ(Arnold Schoenberg)については、コラム#3318で取り上げてしまっているので、残るは、狭義のイスラエルの音楽ということになります。
しかし、(現代音楽はちょっと脇に置いておくとして、)日本で言う、演歌、歌謡曲、和製ポップスに相当するものしか、イスラエルにはまだ存在しません。
音楽単独で聴くに耐えるもの(歌がついても、それを器楽として聴けばよいものを含む)はほとんどない、ということです。
そういうことからすると、イスラエルの音楽事情は、イギリスの音楽事情よりも更にひどい、と言わざるをえません。
(歴史が圧倒的に浅いのだから、仕方ないのかもしれませんが・・。)
以下、一応ジャンル分けしましたが、私が便宜上勝手に分けたものであり、権威は全くないことをお断りしておきます。
1 イスラエルの音楽の外延
(1)中近東のユダヤ人の音楽
(2)中東欧のユダヤ人の音楽
Hava Nagila(但し、メロディーはウクライナ民謡)
The melody was taken from a Ukrainian folk song from Bukovina. The commonly used text was probably composed by Abraham Zevi (Zvi) Idelsohn in 1918 to celebrate the British victory in Palestine during World War I as well as the Balfour Declaration.
http://en.wikipedia.org/wiki/Hava_Nagila
Numa Numa
HAVENU Shalom Alechem(we're bringing peace for everyone)
英語歌詞が混じる。流れる画面は、1973年のヨム・キプル戦争。
(英語歌詞を読みたい人は、
この曲をユダヤ系ロシア人が歌う。舞踊もいいでき。
SHABBAT SHALOM
(3)ユダヤ系コーカサス人のイスラエル音楽
Shalom
(4)ユダヤ系米国人のイスラエル音楽
Tzena,tzena, tzena
英語歌詞が混じる
Shalom Chaverim (Peace my Friend) 0:42〜
2 イスラエルの音楽
アラブ色が濃いもの順に並べてみました。
we shall not ask ーMizrahi music:Israeli immigrant communities from Arab countries ・・・created a blended musical style that combines Turkish, Greek, Arabic, and Israeli elements.
http://en.wikipedia.org/wiki/Music_of_Israel
bosem tsarfati(french perfume)
until the end of the? world (or time)
Shalom Alechem
Chaim
Am Israel(Yisrael) Chay (The people of Israel live)
いかがでした?
日本の演歌、歌謡曲と結構相通ずるものがあるでしょう。
(アラブ風「こぶし」が入るものはユダヤ演歌と見るわけです。)
日本の歌謡曲に比べると、明るい曲調のものが目立つような気がします。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51435206.htmlより)
しかし、(現代音楽はちょっと脇に置いておくとして、)日本で言う、演歌、歌謡曲、和製ポップスに相当するものしか、イスラエルにはまだ存在しません。
音楽単独で聴くに耐えるもの(歌がついても、それを器楽として聴けばよいものを含む)はほとんどない、ということです。
そういうことからすると、イスラエルの音楽事情は、イギリスの音楽事情よりも更にひどい、と言わざるをえません。
(歴史が圧倒的に浅いのだから、仕方ないのかもしれませんが・・。)
以下、一応ジャンル分けしましたが、私が便宜上勝手に分けたものであり、権威は全くないことをお断りしておきます。
1 イスラエルの音楽の外延
(1)中近東のユダヤ人の音楽
(2)中東欧のユダヤ人の音楽
Hava Nagila(但し、メロディーはウクライナ民謡)
The melody was taken from a Ukrainian folk song from Bukovina. The commonly used text was probably composed by Abraham Zevi (Zvi) Idelsohn in 1918 to celebrate the British victory in Palestine during World War I as well as the Balfour Declaration.
http://en.wikipedia.org/wiki/Hava_Nagila
Numa Numa
HAVENU Shalom Alechem(we're bringing peace for everyone)
英語歌詞が混じる。流れる画面は、1973年のヨム・キプル戦争。
(英語歌詞を読みたい人は、
この曲をユダヤ系ロシア人が歌う。舞踊もいいでき。
SHABBAT SHALOM
(3)ユダヤ系コーカサス人のイスラエル音楽
Shalom
(4)ユダヤ系米国人のイスラエル音楽
Tzena,tzena, tzena
英語歌詞が混じる
Shalom Chaverim (Peace my Friend) 0:42〜
2 イスラエルの音楽
アラブ色が濃いもの順に並べてみました。
we shall not ask ーMizrahi music:Israeli immigrant communities from Arab countries ・・・created a blended musical style that combines Turkish, Greek, Arabic, and Israeli elements.
http://en.wikipedia.org/wiki/Music_of_Israel
bosem tsarfati(french perfume)
until the end of the? world (or time)
Shalom Alechem
Chaim
Am Israel(Yisrael) Chay (The people of Israel live)
いかがでした?
日本の演歌、歌謡曲と結構相通ずるものがあるでしょう。
(アラブ風「こぶし」が入るものはユダヤ演歌と見るわけです。)
日本の歌謡曲に比べると、明るい曲調のものが目立つような気がします。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51435206.htmlより)
トルコ音楽特集
当初はトルコそのものの音楽を紹介することを目指したのですが、トルコ、文字通りの音楽暗黒地帯だったので諦めました。
まずは、欧州の音楽に与えたトルコの影響からです。
この場合、トルコと言っても、彼等が中央アジアに住んでいた頃ではなく、セルジューク・トルコでもなく、オスマントルコです。
オスマントルコは、世界最初と言ってもよい、軍楽隊をジャニサリー(Janissary。新しい兵士の意味。サルタンの親衛隊。キリスト教徒の子供であった青年達で編成された
http://en.wikipedia.org/wiki/Janissary
)が持っていました。
この軍楽隊の行進曲の曲想と、軍楽隊が用いた打楽器・・シンバル、バス・ドラム、ベル・・が欧州の音楽に取り入れられたのです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Music_of_Turkey
(以下、この典拠に負うところが大きい。)
では、トルコのオリジナルの、恐らくは皆さんも耳にしたことがあるはずの行進曲をどうぞ。
MEHTER MARSI
次に、欧州の影響を受けていると思われる行進曲をお聴き下さい。
Plevne marsi/Osman Pasa Marsi
さあ、いよいよトルコの影響を受けた欧州側の話です。
ジャン=バティスト・リュリ(Jean-Baptiste [de] Lully。1632〜87年。イタリア生まれでフランスに帰化)は、フランス盛期バロック音楽の作曲家であり、ルイ14世の宮廷楽長および寵臣として、フランス貴族社会で権勢をほしいままにした人物
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3...
ですが、彼が、作曲したトルコ風の行進曲です。
Le Bourgeois Gentilhomme: - Marche pour la ceremonie des Turcs
ハイドン(Haydn)は、父方の祖父母が、1683年のオスマントルコのウィーン包囲戦の時に住んでいた町で九死に一生を得ていますが、トルコ風が出てくる曲を2つつくっています。
L'Incontro improvviso("The Unforeseen Encounter", 1775)-Ouverture
Symphony 100(Military)(1794) 2nd mvt Allegretto
同上のFinale
正月にしても堅苦しすぎるって?
まあ、そうおっしゃらずに、明日の続きを楽しみにしてね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51436918.htmlより)
まずは、欧州の音楽に与えたトルコの影響からです。
この場合、トルコと言っても、彼等が中央アジアに住んでいた頃ではなく、セルジューク・トルコでもなく、オスマントルコです。
オスマントルコは、世界最初と言ってもよい、軍楽隊をジャニサリー(Janissary。新しい兵士の意味。サルタンの親衛隊。キリスト教徒の子供であった青年達で編成された
http://en.wikipedia.org/wiki/Janissary
)が持っていました。
この軍楽隊の行進曲の曲想と、軍楽隊が用いた打楽器・・シンバル、バス・ドラム、ベル・・が欧州の音楽に取り入れられたのです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Music_of_Turkey
(以下、この典拠に負うところが大きい。)
では、トルコのオリジナルの、恐らくは皆さんも耳にしたことがあるはずの行進曲をどうぞ。
MEHTER MARSI
次に、欧州の影響を受けていると思われる行進曲をお聴き下さい。
Plevne marsi/Osman Pasa Marsi
さあ、いよいよトルコの影響を受けた欧州側の話です。
ジャン=バティスト・リュリ(Jean-Baptiste [de] Lully。1632〜87年。イタリア生まれでフランスに帰化)は、フランス盛期バロック音楽の作曲家であり、ルイ14世の宮廷楽長および寵臣として、フランス貴族社会で権勢をほしいままにした人物
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3...
ですが、彼が、作曲したトルコ風の行進曲です。
Le Bourgeois Gentilhomme: - Marche pour la ceremonie des Turcs
ハイドン(Haydn)は、父方の祖父母が、1683年のオスマントルコのウィーン包囲戦の時に住んでいた町で九死に一生を得ていますが、トルコ風が出てくる曲を2つつくっています。
L'Incontro improvviso("The Unforeseen Encounter", 1775)-Ouverture
Symphony 100(Military)(1794) 2nd mvt Allegretto
同上のFinale
正月にしても堅苦しすぎるって?
まあ、そうおっしゃらずに、明日の続きを楽しみにしてね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51436918.htmlより)
モーツアルト(Mozart)は、トルコ風の曲をたくさんつくっています。
「後宮からの逃走(The Abduction from the Seraglio=Die Entfuhrung aus dem Serail)(1782年)は、こわーいトルコ人の太守(Pasha)を滑稽に描いたオペラです・・もっとも、最後には彼が高貴で寛大であることが明らかになる・・が、その中からまさにトルコ風の曲を2つご紹介しましょう。
Overtureの0:30〜2:20 3:58〜(2:20〜3:58はトルコ風ではありませんが、時間が許せば聴かれることをお奨めします。)
Finaleから、Chorus of the Janissaries
The Piano Sonata in A, K. 331 (1783年)の第三楽章の「トルコ行進曲(Turkish March=Alla Turca)」は知らない人がいない名曲です。
ピアノ演奏
ジャズ編曲したもの
Violin Concerto No. 5 in A major K. 219("Turkish" Concerto) (1775年)は、バイオリンを打楽器として用いているトルコ風の箇所のある曲です。3:59〜6:25。時間が許せば全体をお聴きください。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51437204.htmlより)
「後宮からの逃走(The Abduction from the Seraglio=Die Entfuhrung aus dem Serail)(1782年)は、こわーいトルコ人の太守(Pasha)を滑稽に描いたオペラです・・もっとも、最後には彼が高貴で寛大であることが明らかになる・・が、その中からまさにトルコ風の曲を2つご紹介しましょう。
Overtureの0:30〜2:20 3:58〜(2:20〜3:58はトルコ風ではありませんが、時間が許せば聴かれることをお奨めします。)
Finaleから、Chorus of the Janissaries
The Piano Sonata in A, K. 331 (1783年)の第三楽章の「トルコ行進曲(Turkish March=Alla Turca)」は知らない人がいない名曲です。
ピアノ演奏
ジャズ編曲したもの
Violin Concerto No. 5 in A major K. 219("Turkish" Concerto) (1775年)は、バイオリンを打楽器として用いているトルコ風の箇所のある曲です。3:59〜6:25。時間が許せば全体をお聴きください。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51437204.htmlより)
ベートーベン(Beethoven)のトルコ行進曲(Turkish march)(『アテネの廃墟(The Ruins of Athens)』より)(1811年)も有名です。
本来のオケ曲
キーシンによるピアノ演奏(ルービンシュタイン編曲)
Art Rodriguezによるエレキギター演奏
作品91 181番(ウェリントンの勝利(Wellington's Victory)=the Battle Symphony )(1813年)
ヴィトリア(Vitoria。スペインのフランスとの国境近く)での英軍の仏軍に対する勝利(注)を記念して注文を受け作曲されたものです。ただし、ベートーベン自身はこの曲を嫌っていました。
この曲の前半部には、英軍の"Rule Britannia" 、そして仏軍の"Malbrouck s'en va-t-en guerre(=Marlborough Has Left for the War)"という、それぞれの戦闘的愛国歌がトルコ風にアレンジされて織り込まれています。
この曲の後半部には、トルコ風の箇所はありませんが、英国国歌(God Save the King/Queen)が織り込まれています。よろしければお聴き下さい。
(注1)1813年6月21日に、アーサー・ウェレズリー大将(General Arthur Wellesley。後にWellington公爵)率いる英・ポルトガル・スペイン連合軍がジョセフ・ボナパルト(Joseph Bonaparte。1768〜1844年。あのナポレオンの兄で当時スペイン王)とジャン=バプチスト・ジュルダン(Marshal Jean-Baptiste Jourdan)率いる仏軍を打ち破り、<イベリア>半島戦争(Peninsular War)での勝利へと導いた。
http://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Vitoria
参考のため、Rule Britannia(注2)
とMalborough(Malbrouck) s'en va t'en guerre(注3)
の、本来の曲もどうぞ。
ついでのついでに、誰でも知ってる曲だけど、英国国歌・・カナダ、オーストラリア、ジャマイカ等の国歌でもある・・の本来の曲もよろしければどうぞ。
(注2)「この・・・1740年<にできた>・・・歌は、仮装劇「アルフレッド大王」の劇末部分に含まれている。ブリタニアはイギリスを擬人化した女神のことである。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3...
(注3)スペイン継承戦争における最大の激戦を記念した曲。1709年9月11日に、マルプラケット(Malplaquet。現在のフランスとベルギーの国境付近)で、フランスのヴィラール元帥(Marshal Villars)とブフレール元帥(Marshal Boufflers)率いる仏・ババリア連合軍が英国のマールボロー公爵(Duke Marlborough。1650〜1722年。チャーチルの祖先)とサヴォイ公国のオイゲン公(Prince Eugene of Savoy)率いるハプスブルグ・英・蘭・プロイセン連合軍に2倍の損害を与えたが、退却したため、当時の基準では敗戦とみなされた。
http://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Malplaquet
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51449629.htmlより)
本来のオケ曲
キーシンによるピアノ演奏(ルービンシュタイン編曲)
Art Rodriguezによるエレキギター演奏
作品91 181番(ウェリントンの勝利(Wellington's Victory)=the Battle Symphony )(1813年)
ヴィトリア(Vitoria。スペインのフランスとの国境近く)での英軍の仏軍に対する勝利(注)を記念して注文を受け作曲されたものです。ただし、ベートーベン自身はこの曲を嫌っていました。
この曲の前半部には、英軍の"Rule Britannia" 、そして仏軍の"Malbrouck s'en va-t-en guerre(=Marlborough Has Left for the War)"という、それぞれの戦闘的愛国歌がトルコ風にアレンジされて織り込まれています。
この曲の後半部には、トルコ風の箇所はありませんが、英国国歌(God Save the King/Queen)が織り込まれています。よろしければお聴き下さい。
(注1)1813年6月21日に、アーサー・ウェレズリー大将(General Arthur Wellesley。後にWellington公爵)率いる英・ポルトガル・スペイン連合軍がジョセフ・ボナパルト(Joseph Bonaparte。1768〜1844年。あのナポレオンの兄で当時スペイン王)とジャン=バプチスト・ジュルダン(Marshal Jean-Baptiste Jourdan)率いる仏軍を打ち破り、<イベリア>半島戦争(Peninsular War)での勝利へと導いた。
http://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Vitoria
参考のため、Rule Britannia(注2)
とMalborough(Malbrouck) s'en va t'en guerre(注3)
の、本来の曲もどうぞ。
ついでのついでに、誰でも知ってる曲だけど、英国国歌・・カナダ、オーストラリア、ジャマイカ等の国歌でもある・・の本来の曲もよろしければどうぞ。
(注2)「この・・・1740年<にできた>・・・歌は、仮装劇「アルフレッド大王」の劇末部分に含まれている。ブリタニアはイギリスを擬人化した女神のことである。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3...
(注3)スペイン継承戦争における最大の激戦を記念した曲。1709年9月11日に、マルプラケット(Malplaquet。現在のフランスとベルギーの国境付近)で、フランスのヴィラール元帥(Marshal Villars)とブフレール元帥(Marshal Boufflers)率いる仏・ババリア連合軍が英国のマールボロー公爵(Duke Marlborough。1650〜1722年。チャーチルの祖先)とサヴォイ公国のオイゲン公(Prince Eugene of Savoy)率いるハプスブルグ・英・蘭・プロイセン連合軍に2倍の損害を与えたが、退却したため、当時の基準では敗戦とみなされた。
http://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Malplaquet
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51449629.htmlより)
トルコがらみの音楽の続きで、今回は、トルコ発のほぼ唯一(唯二?)の著名な演奏家を取り上げます。
一卵性双生児のペキネル姉妹(Pekinel sisters)です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Pekinel_sisters
バッハ:Concerto in C minor for two keyboards and strings
モーツアルト:Concerto for two pianos and orchestra, K. 365 第1楽章
この曲のUeyamaさんご推奨のキース・ジャレット(Keith Jarrett)(コラム#3735)(とチック・コリア(Chick Corea)。二人ともジャズがメイン)による演奏と聴き比べてください。
ブラームス:Sonata in F minor for two pianos, Op. 34b
ブラームス:ハンガリア舞曲第5番。もともとはオケ曲(コラム#3263)。
ルトスラフスキー(Witold Lutoslawsky):パガニーニの主題による変奏曲(Variation on Paganini Theme)
同じ曲(?)の、皆さんお馴染みのキーシン、アルゲリッチによる演奏もついでにどうぞ。上掲のモーツアルト同様、やはり、演奏が揃っているペキネル姉妹の勝ちか?
プーランク(F. Poulenc):Concerto for Two Pianos in D minor
サンサーンス:動物の謝肉祭(Carneval des Animaux)フィナーレ
同じ曲をフランス人のラベック姉妹(Katia & Marielle Labèque。こちらは単なる姉妹)の演奏でもどうぞ。5:43〜6:01が「フィナーレ」だが、最初の「水族館」は必聴。
バッハ:最初はtriple concerto in D minor、3:40からは Bach's concerto for two keyboards in C minor。Jacques Loussierによるジャズ編曲(前者については、彼が3台目のピアノ演奏。さすがに揃ってません!)。今度はクラシックがメインのこの姉妹がジャズ演奏をしているわけです。
ミロード(Darius Milhaud):Brazileira--Mouvement de Samba サンバの曲
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51455390.htmlより)
一卵性双生児のペキネル姉妹(Pekinel sisters)です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Pekinel_sisters
バッハ:Concerto in C minor for two keyboards and strings
モーツアルト:Concerto for two pianos and orchestra, K. 365 第1楽章
この曲のUeyamaさんご推奨のキース・ジャレット(Keith Jarrett)(コラム#3735)(とチック・コリア(Chick Corea)。二人ともジャズがメイン)による演奏と聴き比べてください。
ブラームス:Sonata in F minor for two pianos, Op. 34b
ブラームス:ハンガリア舞曲第5番。もともとはオケ曲(コラム#3263)。
ルトスラフスキー(Witold Lutoslawsky):パガニーニの主題による変奏曲(Variation on Paganini Theme)
同じ曲(?)の、皆さんお馴染みのキーシン、アルゲリッチによる演奏もついでにどうぞ。上掲のモーツアルト同様、やはり、演奏が揃っているペキネル姉妹の勝ちか?
プーランク(F. Poulenc):Concerto for Two Pianos in D minor
サンサーンス:動物の謝肉祭(Carneval des Animaux)フィナーレ
同じ曲をフランス人のラベック姉妹(Katia & Marielle Labèque。こちらは単なる姉妹)の演奏でもどうぞ。5:43〜6:01が「フィナーレ」だが、最初の「水族館」は必聴。
バッハ:最初はtriple concerto in D minor、3:40からは Bach's concerto for two keyboards in C minor。Jacques Loussierによるジャズ編曲(前者については、彼が3台目のピアノ演奏。さすがに揃ってません!)。今度はクラシックがメインのこの姉妹がジャズ演奏をしているわけです。
ミロード(Darius Milhaud):Brazileira--Mouvement de Samba サンバの曲
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51455390.htmlより)