黒銀1−1話
GM: 歴史にその名を刻む英雄は、実はさほど多くはない
GM: 多くは人に知られる事も無いまま戦い、いずれは朽ち果て消えていくものだからだ
GM: リア・テイルで起きた一連の騒動の中でもまた、知られざる英雄の戦いがあった
GM: 龍の姫君である龍姫との信頼を築いた少年は
GM: いつかかなえると誓った約束を果たす為旅に出た
GM: それをきっかけに世界は変わったといえるだろう
GM: ユーテリアには龍が溢れ
GM: 根源は枯れ、人も龍も住む場所を追われていた
GM: 争いが生まれ、学園がその抑制を出来なくなったとき
GM: ある、一つの噂話が世界に蔓延し始める
GM: それはともかく
GM: 今回は語り継がれることの無かった英雄の一人である少年にスポットを当てることにしよう
GM: 彼はある国を追われ、そしていずれある国へと帰るため旅を続ける
GM: 二人の英雄が後生に名を残すその前に
GM: 彼の事件から一年後・・・・
GM: 根源の消滅はフェンリルという一人の男によるものではなかった
GM: 組織ぐるみとも思えるその行動に対応するため
GM: ユーテリア学園は無数の対根源狩り部隊を展開する
GM: 特に悪化の一途を辿るカトラスでの根源消滅事件
GM: そしてその消滅した根源を復活させる計画が海を渡った大陸で進められていた
GM: リヴァイヴ・コア・プロジェクト
GM: 世界の命運を握るそれは聖樹の研究を進めると共に
GM: 新たなる楽園を探す、人類の希望を乗せた船だった
GM: そして英雄の少年が旅の途中に出会う一人の夢を追う少年は
GM: この歴史の上でやはり大きな意味を持つだろう
GM: しかしそれはまたやはり遠き未来の話であり
GM: 今はその行く末を知るものは居ない
GM: そして物語の始まりは、十年前
GM: 今はその始まりを語るとしよう
GM: 旋律のイザラキ、という大陸があった
GM: 大陸と言うよりは島国であるそこは龍と人の調和を目指す一族が暮らす聖地である
GM: その帝都にある宮殿の美しい庭園の前、縁側に美しい女性が座っていた
GM: 左右には小さな少年と少女が一人ずつ。母親は絵本を捲り、物語を読み聞かせる
GM: 少女「お母様、今日も天空城のお話?」
GM: 母親「そうね。ロギアはもう、この話は飽きてしまいましたか?」
GM: 少女「ううん、そんなことはないです。でも、いつも悲しい終わりだから私はあまり好きじゃなくて」
GM: 母親「そうですね・・・・ですが、これはストラトスフィアの一族が受け継いでいかねばならない伝承なのです」
GM: 「いつかあなたたちが大人になり、子供を生み、育て、そしてまた語り聞かせて欲しいのよ」
GM: 少女「はい、お母様」
GM: 母親「むかしむかし、アヴァターはお空の上に住んでいました」
GM: 「龍と人とをつなぐアヴァターのお仕事は、龍の言葉を人に伝えることでした」
GM: 「空にはお城があり、それは巨大な聖樹の役割を持ち、人を潤していたのです」
GM: 「大地と人。空と龍。アヴァターはすべてをつなぐ絆だったのです」
GM: 「その一族はストラトスフィアと呼ばれ、『空』という意味を持つ名は今でも語り継がれているのですよ」
GM: ロギア「でも、私達は今地上に居ます」
GM: 「どうしてなのですか?」
GM: 母親「それはあなたも知っていることでしょう?」
GM: ロギア「はい・・・・でも、何故かというとはっきりしないから・・・」
GM: 「人に偏りすぎたアヴァターは、空から落とされたんですよね」
GM: 「でも、何をしたから空を追われたんでしょうか・・・」
GM: 母親「人にも龍にも心はあります」
GM: 「時に人は、とても考えられないような間違いを犯してしまうものなのです」
GM: 「いずれあなたたちも大人になれば分かる時が来るでしょう」
GM: 「しかし人はそれを律する力も持っている」
GM: 「それを伝えるのが旋律の一族」
GM: 「ストラトスフィアなのですよ」
GM: 「ロギア・・・ロウ。二人とも、立派にお役目を果たしてくださいね」
GM: 母親は二人の頭を撫で、微笑んだ
GM: 母親が去ると、二人はしばらく庭を眺めていたが
GM: ロギアは絵本を手に立ち上がり、ロウに言った
GM: 「お兄様!」
GM: 「私、とても言い事を考えたの!聞いてくださる!?」
ロウ: 「どうしたんだ、急に?」
GM: 「物語の結末が気に入らないのであれば、書き換えてしまえばいいのよ!」
GM: 「何でこんな簡単な事に気づかなかったのかしら!」
GM: 「私、早速書いてきますわ!お母様もきっと喜んでくださるはず!」
GM: 大慌てで走り去っていった
ロウ: 「でもいいのかな・・・そんなこと」
GM: 妹はいつもあの調子で、ロウの話はろくに聞かない
GM: 頭はいいのだが、行動力はそれを上回ってしまっているようだった
GM: しばらくすると頭上から声が聴こえ、少年が一人庭に降りてくる
GM: 少年「ロウ様、ロギア様、お勉強のお時間です・・・ってあれ?」
GM: 「ロウ様・・・ロギア様は?」
GM: 使用人の少年、アヤカ
ロウ: 「どっかいっちゃったよ」
GM: アヤカはロギアとロウの幼馴染であると同時に世話役でもあった
GM: アヤカ「そうですか・・・またですか」
GM: 「拙者は探してくるので、ロウ様は先に勉強部屋に行っていてください」
ロウ: 「はーい」
GM: 「姫ーーーー!いずこですかーー!」
GM: 走り去っていく
GM: 旋律の一族であるロウとロギアはいわば王子と姫
GM: 屋敷の中で守られた生活が続き
GM: 少年はいつか外に出たいと夢見るようになった
GM: しかし、それから数週間後・・・
GM: 屋敷を歩いていたロウはアヤカに声をかけられた
GM: アヤカ「ロウ様!大事で御座います!」
ロウ: 「どうしたの?」
GM: 「何卒・・・お気持ちは理解出来ますが、何卒、お気を確かにお聞き下さい・・・」
GM: 「昨晩・・・・屋敷に族が入り込みました・・・」
GM: 「どうやらヒト族の侵入者のようでしたが、昨晩、拙者が発見し、追いかけたところ・・・」
GM: 「相手も手馴れだったのか、屋敷内で戦闘になり・・・・」
GM: 「族が奪おうとしていた財宝は取り返したのですが」
GM: 「族はそのまま、奥様の部屋に・・・・」
ロウ: 「・・・・!?」
GM: 「奥様を人質に取り、港に逃走した後・・・」
GM: 「・・・・・・誠に申し訳なく、この首いかほどでも切り刻んで頂きたいのですが・・・!」
GM: 「奥様を殺め、族は大陸に・・・!」
ロウ: 「そんな・・・」
GM: 「このアヤカ、一生の不覚・・・・・処罰はいかほどにでも」
GM: 「しかし!今すぐ族を追う事をお許しください!首は族の者と並べて処罰くださいますよう、お願い申し立てまつる!!」
GM: アヤカは廊下で土下座した
GM: 騒ぎを聞きつけてきたのか、パジャマ姿のロギアが歩いてくる
GM: ロギア「お兄様・・・アヤカ・・・・?」
GM: 「何事ですか、こんな朝方から・・・・」
ロウ: 「・・・わかった」
GM: アヤカ「・・・・・・失礼致します!」
GM: アヤカは走り去っていった
GM: ロギア「お兄様?アヤカは何かお兄様に失態を・・・?」
ロウ: 「なんでもないよ・・・なんでも」
GM: 「アヤカも朝で寝ぼけていたのでしょう、許してあげてくださいませ?」
GM: 「それより、お母様にうさぎの縫い物を直してもらわないと」
GM: 古ぼけた縫いぐるみを抱きかかえている
ロウ: 「・・・・」
GM: 「抱いて寝ていたら、破れてしまって・・・恥ずかしいのですが、これがないと寝付けないのです」
GM: 「さすがにもう、お兄様と一緒に寝てもらうわけにもいきませんし・・・・お兄様?」
ロウ: 「あ、うん、そうだね」
GM: 「お兄様、お体の具合でも悪いのですか?」
ロウ: 「そんなことないよ」
GM: 「お兄様がいつも修行に全力で挑んでいるのはロギアも知っていますが」
GM: 「あまり根を詰めすぎても、よくありませんよ」
GM: 「むしろ、アヤカも私も心配なのですから」
GM: 「あ、いけない・・・廊下で立ち話してたらまたお母様に叱られちゃう」
GM: 「先に行きますね、お兄様」
GM: とことこ走り去っていった
ロウ: 「今は・・・・あ・・・」
GM: 暖かな日差しが差し込む春の朝
GM: 桜の花びらが舞い散る場所で、ロウは力なくその場に崩れ落ちた
GM: そうして十年の月日が過ぎ・・・・
GM: サフォケイトにも当然いくつモノダンジョンが存在する
GM: そこは龍に占拠された戦場
ロウ: そろそろ風呂行ってくるぞい
GM: 無数の銃声と爆発音、剣戟の音が聞こえてくる
GM: 入り口から同じ姿をしたマキナたちが大量に武器を構えて突入していく
GM: 男「こちらジルベット」
GM: ジルベット「作戦は順調。この聖樹を龍から奪い取るのも時間の問題です」
GM: 声『そっか。ジルベットの行動はいつも早くて助かるよ』
GM: ジルベット「レッドスティールの性能を甘く見ないでくださいよ」
GM: レッドスティールA「マスター。最下層にて騎士龍と遭遇しました」
GM: 「現在部隊の30%が破壊され、戦闘不能です」
GM: ジルベット「わかった。お前も応戦に戻れ。じきにカタがつく」
GM: レッドスティールA「了解しました」
GM: ダンジョン内部・・・・
GM: 小型の龍族に囲まれている少年の姿があった
GM: 少年は機械の鎧を身にまとい、巨大な剣で龍をなぎ倒していく
GM: アミュレット「お兄ちゃん、体力あるね〜・・・」
ブレス: 「今回は数が多いな・・・・・・放熱まで間に合うか!!?」
GM: 「もー!いっつもボクたちばっかりこんな場所だもんね・・・!」
GM: フラクト「ブレス!アミュレット!」
GM: 槍を構えた騎士が突撃してきて龍を蹴散らした
ブレス: 「助かるぜフラクト」
GM: 「ジルベットから、最下層で騎士龍と遭遇したと連絡が入った」
GM: 「ここは俺とレッドスティールに任せて応援に向かってくれ」
ブレス: 「なら急いで向かった方がいいな・・・任せるぞ!!」
GM: アミュ「がんばってね、おじさん!」
ブレス: 「アミュ急ぐぞ!!」
GM: 「うん!」
GM: 最下層には大量のレッドスティールマキナの残骸が転がっている
ブレス: 「コイツはひでぇ・・・・修理に結構かかるぞ・・・」
GM: アミュ「うわあ、結構でっかいね・・・大丈夫かなあ」
ブレス: 「大丈夫だ!!」
ブレス: 「理由は聞くなよ!」
GM: 「どうせそんなことだとおもったもん・・・」
GM: RSマキナ「ブレス様、援護します」
ブレス: 「ああ、任せとけ!!」
GM: じゃ戦闘です
ブレス: 行動は0だ
ブレス: 前衛
GM: BGM:25
GM: サンダーライツ⇒ブレス
GM: アミュ「結構強そうだよ・・・お兄ちゃん大丈夫?」
ブレス: 「しょっぱなからフルスロットルでいかねぇとだな・・・・!!任せろっての!!」
ブレス: 「俺を誰だと思ってんだ?」
GM: ホーンクラッシュ、サンダーブラスト設置
ブレス: 防御
GM: 物理300
GM: 終了
ブレス: 「けっ!!そんなもんか騎士龍さんよ!!!?」
ブレス: アームドパイルブースト5
GM: 防御
ブレス: 820×3
ブレス: 「撃ち貫け!撃ち貫け!!おぉぉお!!・・・貫いて逝けぇぇえええ!!!!」
ブレス: 以上
GM: サンダーブラスト発動
ブレス: 防御
GM: 雷魔100×5
ブレス: バリアシステム、バリアシステムAEF発動
ブレス: 「バリアシステムフル稼働!!」
GM: 終了
ブレス: クラシカデストロイブースト8
GM: 防御
ブレス: 1680×2
GM: 戦闘終了
ブレス: 「うらぁ!!!」
GM: サンダーライツ『・・・・・グルルルル・・・!』
GM: アミュ「よし、捕まえちゃえ!」
ブレス: 「っしゃあ!!!」
GM: RSマキナ隊「捕獲行動に移行します」
GM: 放たれた無数の光のワイヤーがサンダーライツを拘束していく・・・
ブレス: 「シュトラウ・ショット!!」
ブレス: 「大人しくしろっての!!」
GM: 暴れる龍だったが、大量のワイヤーに巻かれついには地面に倒れた
GM: アミュ「ふう・・・・怖かったぁ」
ブレス: 「ふぅ〜・・・・なんとかなったか・・・・」
GM: RSマキナ「お疲れ様ですブレス様。マスターと通信が繋がっています」
ブレス: 「ん?おう、わかった」
GM: ジルベット『ブレス君か?任務終了を確認した。ご苦労だったね』
ブレス: 「どうもっすジルさん、今回もなんとかなりましたよ」
GM: 『いつもながら君の技術力の高さと思い切りの良さには驚かされるよ』
GM: 『勇者でもない君にこんな事を頼んでいつも申し訳ない』
ブレス: 「ありがとうございます!!いえいえそんなこっちもいつも助けてもらってますし!!」
GM: 『マーズセレオンに戻ったら食事にしよう。妹さんもつれてきたまえ」
ブレス: 「わかりました!ゴチになります!!」
GM: RSマキナ「通信終了しました。後は我々が始末しますので、お任せください」
ブレス: 「分かった、頼むよ」
GM: アミュ「よかった〜、おなかぺこぺこだよ」
GM: 「早く戻ろう〜」
ブレス: 「まったくだな・・・・」
GM: マーズセレオン商業連合
GM: サフォケイトに乱立する高層ビル群は大陸からの来客を圧倒する
GM: あらゆる文明が超進化した電脳都市は、ブレスにとって当たり前の景色でもあった
GM: アミュレットと共にマーズセレオン本社に戻ってくると、フロントでジルベットが待っていた
GM: ジルベット「やあ、お疲れ様」
ブレス: 「おつかれっすジルさん」
GM: 「それじゃあ早速行こうか。大陸の料理でいいのがあるんだよ」
ブレス: 「マジですか!?いやぁ、実はもう腹ペコで」
GM: つれてこられたのは本社ビルの中にあるレストランだった
GM: 無論高級な雰囲気が漂っている
GM: 料理を注文すると、ジルベットは上着を脱いで話始めた
GM: 「お陰でまた貴重な聖樹を手に入れる事が出来た。感謝しているよ」
ブレス: 「いえいえ、俺たちだってジルさんがいなきゃまともに生活できてないっすから」
GM: アミュ「もぐもぐもぐもぐもぐ(聞いてない)」
ブレス: 「感謝してますよ、親孝行みたいなもんです」
GM: ジルベット「ははは。そういわれるとこっちも出資のかいがあるというものだよ」
GM: 「それでどうかね?飛行船の完成度は」
ブレス: 「それは・・・まぁ、ぼちぼちというか・・・・」
GM: 「ウチのプロジェクトも努力してはいるんだが、中々ね」
GM:「普通に飛行機を飛ばすだけなら可能だが、それだけではこの世界では使い物にならないからな」
ブレス: 「そうなんです・・・」
GM: 「何とか長距離を安全、正確に飛ばせないものか・・・」
ブレス: 「龍に攻撃されるのが確実・・・・・だから装甲を厚くしたりすると浮かなくなるし・・・・」
GM: 「そうだ、ブレス君」
ブレス: 「なんすか?」
GM: 「社長直々になにやら話があるとか言っていたぞ。食事が済んだら社長室に来るようにとのことだ」
ブレス: 「社長さんからっすか!?」
GM: アミュ「え〜〜〜・・・・お兄ちゃん、ボク先に帰ってていい・・・?」
ブレス: 「そんな・・・俺一人を置いて逃げるなよ・・!!」
GM: 「だって、お兄ちゃんたちの話わけわかんないんだもん・・・・」
GM: 「聞いててもつまんないもん」
ブレス: 「・・・・・なにを!?とても素敵で壮大でファンタスティックで熱々な話だぞ!?」
GM: 「何でこの町のヒトってそんなのばっかりなのかなぁ」
GM: 「とにかくもうおなか一杯だし帰るからね!ごちそーさま、ジルベットさん!」
GM: ジルベット「ああ・・・・気をつけて帰るんだぞ」
ブレス: 「・・・・ん〜・・・・なんでアイツはこの夢の素敵さが分からないんだ・・・」
GM: 「それじゃあブレス、私もそろそろ研究室に戻るとするよ」
GM: 「RS隊の修理もあるしな」
ブレス: 「はい、分かりました!」
GM: ジルベットも帰ってしまったので
GM: ブレスはそのままエレベータで最上階に向かう事にした
GM: 町が一望できるこの世界で一番高いビルの屋上
ブレス: 「社長か・・・・う〜ん」
GM: 半透明のガラスドームに覆われた空に浮いているような場所に社長は座っていた
GM: 若干十三歳の社長、ノルン・セレオン
GM: 事実上この摩天楼を支配する人物だった
ブレス: 「ブレス・ラインハート入りまっす!」
GM: ノルン「やあブレス。話には聞いてるけど、始めまして、かな」
ブレス: 「はじめましてっすね・・・えーっとお父さんは?」
GM: 「アハハハハ!やっぱり噂どおり面白いね!」
GM: 「ボクがノルン・セレオン・・・・この会社の社長だよ」
ブレス: 「マジッすか!?」
GM: 「マジもマジ、大マジさ」
GM: 「まあ座ってよ。立ったまま話すのも無粋だしね」
ブレス: 「いや〜予想より46才くらいお若い」
ブレス: 「っと失礼して座らせていただきます」
GM: 「実際、ボクも父から会社を受け継いだからね。社長になったのは三年前くらいだし」
ブレス: 「なるほど・・・・・」
GM: 「それじゃ早速本題に入ろうか」
ブレス: 「はい」
GM: 「君は天空城の噂は知ってるかな?」
ブレス: 「空にあるって城ですか?」
GM: 「その通り。そのまんまだけどね」
GM: 「伝説上の存在であるその城は龍の故郷とも世界の始まりの場所とも呼ばれている」
GM: 「そしてそこに辿り付いたものには莫大な財宝が待っている、ともね」
ブレス: 「らしいですね」
GM: 「ブレスも知っての通り、うちはいま航空事業に力を入れてる」
GM: 「今まで空に行く事が誰も出来なかったから天空城のことは噂でしかなかった」
GM: 「でもね、発見したんだよこれが」
ブレス: 「え!?先を越されたんすか俺は!?」
GM: 「空路の安全性を確保するため無人の飛行機をそこらじゅうに飛ばしてたんだよ」
GM: 「使い捨ての調査マシンさ」
ブレス: 「まさか俺より先に飛空挺を・・・って調査機っすか」
GM: 「そうしたらそれらしい写真が送られてきた後、マシンは破壊された」
GM: 「それがこの写真」
GM: なんだかよくわからない建物が雲の合間に見えるような気がする
ブレス: 「雲の間に・・・・・」
GM: 「他にこんな場所に浮かんでる建物があるとは考えられないし」
GM: 「そもそもこんな高い場所に建造物があったらあったで歴史的発見だよ」
ブレス: 「山の頂上とかの町を雲が通りかかった瞬間にとった写真とかじゃなさそうっすね」
GM: 「ただ調査しに行こうにも、そこにたどり着ける飛行船がない」
ブレス: 「これのせいで龍は空を守ってる・・・・」
GM: 「龍に空路が奪われている以上、マシンですらたどり着くのは難しいはずだった」
ブレス: 「だから俺の飛空挺はまだ完成しない!!」
ブレス: 「でも、コレは嬉しい発見です」
GM: 「そう?それはよかった」
GM: 「ついでにいいお知らせが二つあるよブレス」
ブレス: 「へ?なんすか?」
GM: 「一つ目は、最近は空に龍が減ったって事」
GM: 「ここ一年くらい、空の龍が地上に降りて人間を攻撃してるみたいだね」
ブレス: 「本当ですか!?」
GM: 「大体一年くらい前に大規模な空中の龍の移動が確認されたんだけど」
GM: 「それっきり戻ってくる様子がないんだよね」
GM: 「でも今だけかもしれない」
ブレス: 「・・・・・なら今のうちに行ってやるまでっす」
GM: 「で、二つ目のお知らせ」
GM: 「君を天空城捜索計画、『ストラトスフィアプロジェクト』に組み込みたいと思うんだけど」
ブレス: 「すとら・・・・?」
GM: 「空とか大気、見たいな意味を持つ龍の言葉だよ」
GM: 「プロジェクトではあの天空城をストラトスフィアと暫定的に命名することになった」
GM: 「資産はこっちで用意するから、今から二週間以内にあそこまで飛べる飛行艇を作って欲しい」
ブレス: 「・・・・・」
ブレス: 「分かりました、やってみせます」
GM: 「うん、そうこなくちゃね」
GM: 「それじゃこれ君の社員証」
ブレス: 「へ?俺ここの社員になるんすか?」
GM: 「ううん。それがないと研究室に出入りできないからね」
GM: 「あとこの部屋にも入れるから、何かあったら訪ねてくれていいよ」
ブレス: 「・・・・そうっすね・・・わかりました」
GM: 「ジルベットと協力して作業に望んでもらうことになるけど」
GM: 「家から通っても研究室に寝泊りしてもいいよ」
ブレス: 「分かりました」
ブレス: 「とりあえずは妹に報告しないと」
GM: 「そうだね。それじゃ、ボクも仕事に戻るよ」
ブレス: 「はい、ありがとうございました!」
GM: そんなわけでブレスは家に帰ることにした
ブレス: 「だっだいま〜♪」
GM: アミュ「あ、お兄ちゃん!!」
ブレス: 「帰ったぞアミュやったぞアミュ俺はやるぞアミュ!!!」
GM: 「それどころじゃないんだってば!!」
ブレス: 「それどころじゃないのは俺のほうだ!!」
GM: 「なんかね・・・帰り道にね、人が落ちてたから拾ってきちゃったんだけど・・・」
ブレス: 「・・・・うぇい?」
GM: 女の子「・・・・・・・・・・・・・・・」
ブレス: 「・・・・・・・・・・」
GM: アミュ「それがさっきから目覚めなくて・・・・」
GM: 「もしかして死んでるのかな・・・」
ブレス: 「行倒れを拾ってきたか・・・・」
ブレス: 「・・・・・脈は・・・・」
GM: 女の子「触るな無礼者っ!!」
GM: 張り倒された
ブレス: 「どわっ!?なんだ!?」
GM: 「はあはあ・・・・ここはどこ・・・・?」
GM: 「・・・・・・・・・随分と貧相で狭苦しい部屋ね」
ブレス: 「ココは俺の家」
ブレス: 「容赦なく失礼だな」
GM: 「汚らわしいヒト族に礼など必要ないわ」
ブレス: 「そーかい、まぁ、それはいいが」
ブレス: 「行倒れなんて普通じゃねぇぞ?なにがあった?」
ブレス: 「ん〜・・・・アレか?迷子か?」
GM: 「フン・・・・あなたに話す事なんて何もないわ」
GM: 「別に港からここまで徒歩で歩いてきたからおなかがすいて倒れたとかじゃないわよ」
ブレス: 「なるほど・・・なら、少し待ってな」
ブレス: 「俺がうまいもの食わせてやっから」
GM: アミュ「電車に乗ればよかったのに〜」
GM: 少女「あんな機械の箱なんて怖くて乗れないわ」
GM: 「おぞましくて・・・・」
GM: アミュ「でもよく徒歩で来られたね〜」
GM: 少女「こう見えても体力には自信があるんです」
GM: 「それにしてもこんなボロ屋で汚らわしいヒト族と暮らしているなんて・・・あなたも精霊として余程苦労していると見えます」
GM: アミュ「それはいえてる」
ブレス: 「・・・・あ、そうだお譲ちゃんアンタ名前は?」
GM: 少女「ヒト族に名乗る名なんて無いわ!!」
ブレス: 「俺はブレスっつーんだ、よろしくな!」
GM: 「ロギア・ストラトスフィアよ。よろしくお願いするわ」
GM: 「はうあ!」
ブレス: 「名乗ってんじゃン!!?」
GM: 少女「(育ちがいいんだなあ・・・)」
GM: ロギア「名乗られたら名乗り返すのは当然の事ですわ」
GM: 「ってなんでヒト族の分際で・・・むきー!」
GM: 蹴られた
ブレス: 「いって!?蹴るなよ!?」
GM: 「うっ」
GM: 「ああ・・・・・アヤカ・・・お父様・・・・わたくしはここまでのようです・・・」
GM: 「がくり・・・」
ブレス: 「はいはい、もうすぐできっから待ってろって」
ブレス: 「死なれちゃ困るから」
GM: そんなわけで料理を作って食べさせると
GM: がっつくかと思いきやものすごく丁寧に食べ始めた
ブレス: 「ほー・・・コレはたまげた・・・・」
GM: ロギア「ヒト族の食事に手をつけるなんて・・・もぐもぐ・・・屈辱ですわ・・・もぐもぐ」
GM: アミュ「ロギアさんってどこのひとなの?」
GM: ロギア「イザラキですわ」
GM: 「まあ教えるわけにはいきませんけどね」
ブレス: 「イザ・・・・!?」
ブレス: 「それはまた随分遠くから来たな」
GM: 「あなた何故それを・・・?」
GM: 「まさかストーカー・・・」
ブレス: 「何か目的があるのか?」
GM: 「あるヒトを探しているのです」
ブレス: 「人探しか・・・・」
GM: 「もう長年探して旅をしていますが、見つかる気配がありません」
GM: 「しかし手がかりを得てこの町に来たのですが」
GM: 「そんなことはあなたには教えません」
ブレス: 「どんな人?恋人?家族?」
GM: 「両方ですが・・・・わたくしの一方的な感情ですわ」
GM: 「事情があり複雑な関係ですが、それもあなたには答えません」
GM: アミュ「・・・・情報ダダもれだね・・・」
ブレス: 「わかった、すまんな」
GM: ロギア「わかればいいのですヒト族」
GM: 「非常に美味でした。ご馳走様、腐れヒト族」
ブレス: 「おう、お粗末さま」
GM: 「もうあなたなんだか目障りだから死になさい・・・ありがとう、助かりましたわ」
ブレス: 「見つかるといいな、探し人」
GM: 「だからなぜそれを知っているのですか・・・」
GM: 「気持ちの悪いヒト族ですね・・・・」
ブレス: 「いや、えーっと・・・・」
GM: 「ではさようなら。もう会う事もないでしょう」
ブレス: 「まぁ、何かあったらまた来いよ」
GM: 出て行った・・・
ブレス: 「飯くらいなら食わしてやっぞーーーー!!」
GM: アミュ「・・・・・なんだろう、すごく変なヒトだったね」
ブレス: 「ああ、結構かわいかったしな」
GM: 「もー・・・・そんなことばっかり言ってるから」
ブレス: 「っとそれよりだ」
GM: 「うん?」
ブレス: 「今日俺が社長に呼ばれたよな?」
GM: 「おやすみー」
ブレス: 「そこでだなっておーーーい!!」
GM: 「だってええええ絶対つまんない話だもん!!!」
ブレス: 「これ重要だって!!」
GM: 「寝る寝る寝る寝る!!!」
GM: 「おやすみおやすみ!」
GM: 走り去っていった
ブレス: 「起きてて聞いてくれって!!!」
ブレス: 「な?ぱっと説明するから」
GM: こうしてブレスの夜は更けていった
2008年02月10日(日) 03:41:36 Modified by uni_trpg