先月末の仕事完遂から、まだイマイチ体力が戻らないので、つれづれに今朝の万葉会の話題にちなんで、こぼれ話をお一つ。
お題は「息子と娘」
(以下、昨年の今頃、仕事で書かせて頂いたレポートから抜粋)

* * *
子が男なら「むすこ」、女なら「むすめ」という。
これは「むすびひこ」「むすびひめ」という言葉の略である。
「結び」の語原をたずねると、「むすび」は「産霊(むす・び)」と書く。
その意味とは、陰陽相対的なものが和合すれば必ず一つの新しい活動がおこる。
つまり、男女の和合によって生まれた新しい生命を
「産霊彦(むす・び・ひこ)」「産霊姫(むす・び・ひめ)」と呼んだ。
「産・霊(むす・び)」とは、天地萬物を創る力をもつ御霊(みたま)なのだ。
(抜粋、以上)
* * *

万葉集をはじめ日本の古典文学に頻出する「結び」とは、かような意味がございます。

普段の暮らしの中で、例えば“なぜか反りの合わない人”とか“接しているだけでなんとなく心がザラついてしまう人”とか、あるいは“相容れない意見や考え方”などに出くわした時とか・・・
この「結び」思想の起源を思い起こしてみるんです。
異質・違和感との遭遇には、それなりに意義がある。その出逢いにこそ、今自分が学ぶべき「何か」があると考えております。

ぼちぼち野菜楽・大豆の科学を再開したいんだけどなぁ...
とはいえ、元気がない時もそれなりに視点が変わって、案外いいもんだわ。人生無駄なし。

<2009/6/3記>
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