- 343 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/03/13(火) 23:57
- 小ネタの上にスレ違い気味ですが、動物ネタが続いてるので書かせてください。
我が家もその昔、14年間、雑種犬を飼っていました。とっても頭の良いコでした。
私は大学時代、海外に単身留学していたのですが、卒業式だけは折角の晴れ舞台
だし…ということで、両親がお祝いに駆けつけてくれることになっていました。
ところが、間際になって、犬が臥せって、もう余命いくばもないとの連絡が。
「お母さんは犬が心配なので、日本に残るよ」という父の会社からの電話に
私も、卒業式よりも家族の一員の方が大事だから、と了承したのです。
ところが、その2日後再び父からの電話。
「犬、昨日死んじゃったよ。お母さんもそちらに卒業式を見に行くから」
後から聞いた話では、最後の数日は自力で起き上がることも出来ないほど衰弱して
いたにも関わらず、死期を悟った飼い犬は、夜中に自力で階段を上り、ドアを開け、
寝ていた兄の手に鼻面を押し付けて起こし、そして、家族皆に見守られながら、
息を引き取ったそうです。後で母がぽつりと「頭のいいコだったから、あなたの
卒業式のために気を遣って、急ぎ足で逝ってしまったのかな…」と言っていました。
でも私は結局海外で、死に目にも会えず、卒業後日本に帰って来ても、どうしても
犬の死を実感できなくて「悲しい」という気持ちを持て余していました。
- 344 343続き 2001/03/13(火) 23:59
- そして、帰国後3ヶ月ほど経ったころ、こたつでウトウトとしていた時のことです。
何やら、ふんふんと押し付ける冷たい鼻面と、ぺろぺろ顎を舐める懐かしい感触が。
(あ、●●だ)と思い、嬉しくなって夢うつつのまま、生前は私が嫌がってさせて
やらなかった顔舐めを思う存分させ、布団にもそもそと潜り込んでくるその体を
抱えて、ぬくぬくと、そのまま眠りました。
願望が見せた夢だったのかもしれないけど、起きた後もその時の感覚は鮮明で、
体の匂いや温もりが確かだった分だけ「ああ、もうあのコはいないんだな」という
気持ちが湧いてきて、やっとその時、犬のために泣くことが出来たんです。
死に目にあえなかった私の為にも、ちゃんとお別れを言いに来てくれたのかな、と。
それから6年経って、我が家もそろそろ、また新しい犬を飼おうかと相談しています。
このコの印象がまだ強くて、なかなか次のコを決めかねてるのが現状ですが(笑)。
でもお母さん、寂しいのは分かるけど、もういい加減お骨、埋めてあげようね(苦笑)。