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rglc85tj8h 2009年11月17日(火) 01:32:47



■性能緒元
| 重量 | 6,500kg |
| 全長 | 16.77m |
| 全幅 | 9.70m |
| 全高 | 4.51m |
| エンジン | 渦噴6(WP6/RD-9B改) A/B 3,250kg ×2 |
| 最大速度 | M1.12 |
| 戦闘行動半径 | 600km |
| 上昇限度 | 15,800m |
| 武装 | 23IIK型23mm機関砲×2 |
| PL-7赤外線誘導空対空ミサイル(霹靂7/R550マジック) | |
| PL-5赤外線誘導空対空ミサイル(霹靂5) | |
| Kh-29テレビ誘導短距離空対地ミサイル(AS-14ケッジ) | |
| LT-2レーザー誘導爆弾(雷霆2型) | |
| 爆弾等2トン | |
| 乗員 | 1名 |
中国空軍は創設以降、永らくソ連製戦闘機を使い続けてきたが次第に独自開発の試みも行われる様になり、最初に大量配備が実現した機体が本稿で扱うQ-5攻撃機(中国語では強撃機)である。ただし、全く一からの開発ではなく、ライセンス生産を行っていたJ-6戦闘機(MiG-19)をベースにして航続距離と搭載量を増やした発展型として開発が行われた。開発を担当したのは江西省にある南昌飛機製造公司(後の洪都航空工業集団)で、1958年から研究が開始され、1965年に初飛行に漕ぎ着けた。その後さらに実用化の為の改修が延々と続き、最初の量産機の配備が実際に始まったのは1970年に入ってからになった。
基本的には主翼・尾翼はMiG-19のものをそのまま使い、胴体を4mほど延長しサイドインテイク化するとともに胴体中央に爆弾倉を設け、250ないし500kg爆弾を搭載した。つづいて改良型のQ-5Iが登場となるが、この開発にも10年かかり初飛行は1980年になった。主翼のハードポイントを増やす代わりに爆弾倉を閉鎖し、燃料タンクとして航続力を増した他、ドップラーレーダーを装備してシースキミング・ミサイルの運用を可能にし、チャフ・ディスペンサーなどの防御装備も追加された。
各サブタイプを合わせると、1000機ほどが中国空軍・海軍で使用されたほか、北朝鮮やバングラデシュ、ミャンマー、スーダンなどへも輸出されている。Q-5IIIはマーチンベーカーMk10射出座席を装備し、AIM-9空対空ミサイル運用能力も付与され、パキスタン向けに50機以上が製造された。フランスやイタリアとの共同アップグレード計画もあったが、さすがに原設計の古さは隠せず計画は消滅した。
Q-5は現在でも中国空軍と海軍航空隊での運用が行われているが旧式化は否めない。最近では、精密誘導爆弾の運用能力を付与したQ-5E/Fや、複座型Q-5Jといった派生型が登場している。
| Q-5 | 1965年6月初飛行 | 最初の量産型。爆弾倉に250/500kg爆弾を2発搭載 | 退役済 |
| Q-5防空試験機 | 1970年代末期に試作された全天候戦闘機型。機首に火器管制用レーダーを搭載。レーダー開発の失敗により試作に留まる | 試作のみ | |
| Q-5A | 1970年8月初飛行 | 核搭載型 | 退役済 |
| Q-5I(A-5A) | 正式量産型。爆弾倉を閉鎖し主翼下に2箇所ハードポイント増設 | 退役済 | |
| Q-5IA | Q-5Iの改修型。主翼下のハードポイントが4箇所になった | 運用中 | |
| Q-5II(A-5B) | Q-5IAにレーダー警戒装置を追加した型 | 運用中 | |
| Q-5B | 1970年9月初飛行 | 海軍型。ドップラーレーダーを装備し魚雷2発を搭載できる。対艦ミサイルの実用化もあって配備には至らず。 | 試作のみ |
| Q-5III(A-5C) | 1982年9月初飛行 | 輸出型。Q-5Iをベースに西側アビオニクスを搭載 | 輸出のみ |
| Q-5M | 1988年8月初飛行 | イタリアのアビオニクスを装備したQ-5II改修型 | 試作のみ |
| Q-5K | 1991年9月初飛行 | フランスのアビオニクスを装備したQ-5II改修型 | 試作のみ |
| Q-5D | 全天候攻撃型。新型ドップラーレーダーを搭載し、機体は緑色迷彩 | 現役 | |
| Q-5E/F | LT-2レーザー誘導爆弾(雷霆2型)開発のために製造。E型はLT-2レーザー誘導弾2発を搭載、F型は目標照射用のレーザー捜索/照準ポッドを搭載し、E型が投下した爆弾に対して目標指示を行う | 運用中 | |
| Q-5G | 胴体下部に固定式の増加燃料タンクを搭載。 | ||
| Q-5J | 2005年2月初飛行 | 複座の練習型。JJ-6を代替する予定 | 現役 |
| KLJ-7PDパルスドップラーレーダー搭載型 | 2008年4月に南京電子技術研究所が模型を公開したQ-5の改良型。KLJ-7PDパルスドップラーレーダーを搭載しているほか、翼端にAAM用パイロンが新たに設置されている。PL-12 BVR-AAMの運用が可能。開発経過については不明 | 計画中 |
【参考資料】
Jウイング特別編集 戦闘機年鑑2005-2006(青木謙知/イカロス出版)
別冊航空情報 世界航空機年鑑2005(酣燈社)
Chinese Defence Today
空軍世界「強5超音速攻撃機」
中国空軍
中国海軍