小林雄一郎 (Yuichiro Kobayashi) によるテキストマイニング関連の研究メモ


  • 結論
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  • このような学習者コーパスの分析は,SLA研究に有益な量的・質的データを提供し,Gass & Selinker (2001) が提起する,学習者言語におけるルールは「母語話者言語のルールのようなものなのか」,「学んでいる言語のルールのようなものなのか」,そして,「母語や学んでいる言語にかかわらず,全ての学習者に共通するパターンはあるのか」,「第2言語学習者によって生み出されたルールは,状況によって変化するものなのか」といった問いに答えようとするものである。
  • それと同時に,言語教育という視点では,コーパス研究は,単に言語使用を記述するだけでなく,新たな言語教材,シラバス・デザイン,教授法を生み出し,ときにはコーパスそのものが教材となる (e.g. Granger 2004; Hunston 2002)。
  • その限りで,学習者コーパス研究は,単なる統計結果などの数値データを見るだけでは不充分であり,常に言語学的考察をともない,教育的効果を想定してなされなければならない。

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