北海道帯広市の北海道帯広農業高校に1996年度に入学した男子生徒は、在学中に6人の教員から計13回にわたり、太ももを蹴られるなどの「体罰」を繰り返し受けた。

男子生徒は1999年3月に卒業したが、卒業直後に「暴行で精神的苦痛を受けた。足に後遺症を負った」として札幌地裁に提訴した。北海道は暴行の事実を一部認めたものの、生徒指導でありまた後遺症の残るような行為はしていないとして争った。

札幌地裁は2001年8月22日、原告側の主張を一部認め、北海道に100万円の支払いを命じる判決を出した。判決では教諭らの暴行を認定し、「複数の教諭が安易に体罰におよんでいたのは危険」と指摘した。その一方で後遺症との因果関係は認められなかった。

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