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岡本眸氏
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aruq
2009年11月23日(月) 16:12:59
鍵しまふ抽斗すこし開けて秋
寒玉子狂ひもせずに朝が来て
きのふより今日枯深し飯白し
急に顔おほひて泣けり落葉焚
師に近き思ひの句座や夜学めく
疲れては睡り覚めては秋深し
温めるも冷ますも息や日々の冬
残りしか残されゐしか春の鴨
日向ぼこあの世さみしきかも知れぬ
日向ぼこ不意に悲しくなりて起つ
まぼろしと居て泣き笑ひ盆三日
喪主といふ妻の終の座秋袷
柚子湯出て夫の遺影の前通る
夕凍や誰がため白き割烹着
夜々芽吹く誰の日記も明日は白
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