Jリーグ○○目前のMonte。そして、湧き上がるエナジー。これって何。そんな躍動をここに残して。


松本清張原作は、中編短編ものが面白い


2009年11月8日。



共犯者(1958)
製作国    日本
製作年月日  1958年
公開年月日  1958/10/22

解説

完全犯罪を計画して押し入った銀行ギャングが、
自らの犯罪に怯えていく心理を描いたサスペンス・ドラマで、
原作は松本清張。「赤い陣羽織」の高岩肇が脚色、
「赤線の灯は消えず」の田中重雄が監督、
「素っ裸の青春」の渡辺公夫が撮影した。
「赤線の灯は消えず」の根上淳、
「不敵な男」の船越英二、
「素っ裸の青春」の叶順子に、
高松英郎・宮口精二・倉田マユミ・八潮悠子・多々良純などが出演している。

スタッフ

監督
田中重雄

企画
塚口一雄

製作
永田秀雅

脚本
高岩肇

原作
松本清張

キャスト出演
根上淳
内堀彦介

船越英二
竹岡良一

高松英郎
町田武治

叶順子
吉沢雅恵

宮口精二
雅恵の父勇吉



ストーリー−−九州・福岡市。
内堀彦介は目抜き通りの家具デパート・丸堀屋の社長である。
彼はわずか四、五年の間に数千万円に近い資産と信用と地位を得たのだ。
彼と吉沢雅恵との婚約披露パーティの席上、
市長は彼を“立志伝中の人物”とたたえる祝辞を述べたくらいである。
−−五年前、彼は食器具のしがないセールスマンだった。
彼は漆器の外交員の町田武治と知り合った。
二人は銀行強盗の計画をたて、
内部の事情を知る山陰地方の銀行に押し入った。
金を分けあい、
「これ以後は見ず知らずの他人になろう」と約束して別れた。
彦介は外交員の足を洗って、
郷里の福岡に帰り、
地道に商売を始めた。
三年たち、
誰にも疑われぬ時になって、
今の場所で大大的に商売を始めたのだ。
−−彦介はどんな時でも新聞に注意を集めていた。
町田は消息が知れなかった。
財産・地位の出来た今は、
共犯者・町田が一番恐しい。
彼の成功を知ったら、昔の事で脅迫してくるだろう。
それは総てを失うことだ。
彼は不安に苦しめられた。
町田の郷里が宇都宮だったことを思い出した。
電話帳を調べると、
町田は高崎で漆器商を営んでいた。
彦介は高崎の新聞に三行広告を出し、
私設調査員を募集した。
竹岡良一という男が誠実らしかった。
新規取引のためという名目で、
町田を含む高崎の実業家三、四人の調査を彼に指示した。
竹岡からの第一信。
手広く順調に営業している。
月二回の通信は平穏のうちに半年続いた。
竹岡が福岡まで挨拶に来たいと申し出たとき、
彦介は会う必要はないと返事した。
竹岡通信は続いた。
「町田氏は美人秘書と邪恋に落ちた。競輪に熱中。」
「最近は営業不振。高利の金で手形を落した。」
「ほとんど破産状態。近日中に店を閉じる噂あり。」
「店を整理し、女秘書と千葉方面へ向った。」
彦介は竹岡に町田を追わせた。
千葉からの通信、−−
「町田氏はここでも失敗し、懐中無一文で西へ向った。」
更に追わせた。
「大阪でニコヨンをしている。西へ向う模様。」
「神戸から岡山へ移り、人足をしている。」
「今は尾道。」
「コジキ同様になって山口へ向った」
これらの報告で、
彦介は町田の意図をはっきり知った。
町田はかつての共犯者・彦介を探しているのだ!
「下関に着いた。ニコヨンである。彼は目下病気中で公園に寝ている。」
ついに、
彦介の最後が来たらしかった。
彦介は、町田の出現を確かめに出かけた。
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